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韓国の反日デモは愛情表現?

最近、「日・中・韓 新三国志―困った隣人との付き合い方」という本を読んでいます。そんなに分厚い本でもないのですが、斜め読みの効かない本でして、なかなか先に進みません。

まだ読了していないので本の内容についての感想や解説は控えますが、これを読みながら思い出したのが、中国の反日デモと、それに対する韓国人の反応です。

中国の激しい反日デモが連日報道されていた頃、日韓チャットに来る韓国人はそろって「中国の反日デモで大変ですね」とお見舞いの言葉を述べていました。それを見て、最初はずいぶん面食らいました。だって、韓国じゃあんな反日デモは珍しくありません。

韓国じゃ毎年どころか、下手すれば毎月のように反日デモをやらかしてやがるくせに、何が「大変ですね」だこいつら、と呆気に取られました。だから、最初は「もしかしたらこいつら、冷やかしてんのか?」と思ったくらいでした。

しかし、これは実は冷やかしでもオトボケでもなく、彼ら韓国人は純粋に日本人が気の毒だと思ってお見舞いの言葉を言いに来てるらしい、ということが徐々にわかってきました。

つまり彼ら的な感覚では、「韓国の反日デモは正当な理由があってやってることで、日本との善隣外交を願っての行動である。よって我々の反日デモは日本人にとっては、言わば教育的指導みたいなもので気の毒なことではないが、中国の反日デモはどうやらそうじゃない。純粋に日本を敵視してやっているようなので、日本人は可哀想だ」ということだったようです。

日本人からしてみれば、韓国人がどう思って反日デモをしようと、それは中国の反日デモとなんら変わるところはないのですが、韓国人たちにはそんなことにまったく気づいていませんでした。

なんと言うか、韓国の日本に対する歪んだ愛情を垣間見てしまったような気がして、複雑な気持ちになったものでした。






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