南北統一展望
普通、分裂国家が統一するとなれば、どういう段階を踏んで統一を達成するのかということをまず考えると思うのですが、彼らにはそういう発想が絶無です。統一のお膳立ては、いつか誰かが上げ膳据え膳でしてくれ、ある朝起きたら統一が完了されているに違いないと国民全員が思っているようです。
そして統一した後についての展望も、彼らは妄想全開です。
統一後の朝鮮半島では、韓国の現在の経済規模を維持したまま、北朝鮮の核と地下資源と、そして現在の韓国人と比べれば低廉な労働力が手に入ると、韓国人は考えています。
統一朝鮮は現在の韓国の経済規模を維持したまま、韓国人は指一本動かさず北朝鮮人民をアゴでこき使い、豊富な地下資源によって更に経済発展し、日本をたちまち追い越します。また核保有を背景に国際的にも強い発言力を持つようになり、世界中からこいねがわれて国連の常任理事国になり、そして世界はウリにひれ伏すニダウェーハッハッハッハッハというのが、標準的な韓国人の統一朝鮮の展望です。
この発想は、非常に朝鮮人的な発想です。まず間違いなく、北朝鮮人も北朝鮮人の立場で同じようなことを考えているでしょう。つまりこうです。
統一朝鮮は現在の韓国の経済規模を維持したまま、韓国人が必死に北朝鮮領内のインフラを整備し、北朝鮮の地下資源で得られた富は当然北朝鮮人民に還元され、北朝鮮人民は指一本動かさなくても韓国の経済力と北朝鮮の地下資源によって悠々自適で暮らせます。また北朝鮮の核を背景に統一朝鮮の中枢は当然北朝鮮人が掌握します。もちろん国際的にも経済力と核保有を背景にした発言力を持つようになり、世界中がウリを畏れ敬いひれ伏すニダウェー(以下略)と考えていることは間違い有りません。
こんな連中が何かの間違いで統一したりすれば何が起こるかなどということは、世界経済や国際情勢、地政学などの専門知識が皆無でも、たいてい想像がつくと思います。
現在の韓国の経済力では、現在の北朝鮮人民の生活を現在の韓国人のレベルまで引き上げるのは不可能ですし、差別意識の強い朝鮮人同士ですから、必ず韓国人と北朝鮮人の諍いが発生します。
韓国人は経済力をかさにきて北朝鮮人民をこき使おうとします。北朝鮮人も北朝鮮人で、現在韓国に居る脱北者のインタビューを読んだことがありますが、働かないと食えない資本主義経済に馴染めないようです。
国民総公務員である社会主義国家では、一所懸命働こうと手を抜こうと、同じ職で同じ地位なら同じ給料です。だったら手を抜いた方が得という発想は、何も中共や社会主義国家の専売特許じゃありません。日本でも最近はかなりマシですが、昔はそんな発想の公務員がたくさんいましたから。
そして現在の韓国にそんな発想の北朝鮮人民が2000万人もその余も流れ込んできた日には、どんなことが起こるか想像するだに楽しみゲフンゲフン、恐ろしいことです。
他人の努力だけを期待して自分は何ひとつ動こうとしない朝鮮人に、南北統一なんて大仕事が自力で出来るとは全く思えませんし、更にその後の統一国家運営ということになれば、これはもう夢のまた夢の話と言って間違いないと私は確信しています。
って言うか、有史以来朝鮮人が朝鮮人単独自力で朝鮮半島を統一したことなんてありましたっけ?
【参考】
韓国人の自己分析力がよくわかる脳内妄想全開漫画
多分1995年頃の作品。
タイトルのハングルは
「韓国はどのような国なのか?--韓国人の時代が来ている!」
という意味です。
「パクリ大国 南朝鮮」より引用