【竹島問題 検討の検討】シリーズを終えて
日本では竹島問題は韓国と比較すると関心が低いので、知らない人が多いのも無理はないと思うのですが、あれほど国を挙げて竹島の領有を主張する韓国人が、実は竹島のことをほとんど知りません。
彼らはただひたすら「ドクトヌンウリタン」を叫ぶだけです。何故竹島が韓国領土なのだと突っ込んでも、ほとんどの場合「そうに決まってるからそうなのだ」という答えしか返ってきません。お前はバカボンのパパか。
以前、日韓チャットなどでは韓国人の「お前はドクトの緯度経度がわかっていて?」という寝言がしばしば聞かれました。
日本人が竹島の緯度経度を答えられずにいると、韓国人は勝ち誇って「自分の領土でないからわからないのだ。韓国ではドクトの緯度経度は、幼稚園児でも答えられる。だからドクトは韓国領~」と悦に入ります。
しかし彼らが竹島の緯度経度を知っているのは、単にそういう歌があって、それで覚えているからです。実際に調べて知っているわけではありません。またその緯度経度で、竹島が地図上のどの位置にあるかを正確に指せるわけでもありません。
反面、日本人で竹島問題に詳しい人は本当に詳しく、実に微に入り細を穿ち、徹底的に調べておられます。韓国に詳しい人であれば、同時に竹島問題に詳しい人である確率はかなり高いかと思います。
私が竹島問題には非常に疎いというのは、昨日までの一連の連載でご理解いただけたと思いますが、その私よりも、一般的な韓国人は竹島問題について何も知りません。ただ一方的に日本が悪い、日本の妄言、日本の挑発と喚くばかりです。
偉そうにもっともらしいことを主張する韓国人も皆無ではありませんが、そんな韓国人でも「だったら国際司法裁判所へ出て来いよ。お前が陳述しても良いんだぞ」と言うと、100%尻込みします。
以前、朝鮮日報日本語版で【大学の正規課目になった「独島論」】という記事を見たことがあります。この中に【クァク・ドンミョンさん(19)は、「小さな島をめぐってなぜ争っているのか、独島がわれわれにどういう意味を持つのかがわかった」と述べた 】という一文があります。私はこれを非常に興味深く感じました。これはとりもなおさず、「竹島領有を何故日本と争っているのか、竹島が韓国にとってどういう意味を持つのか、講義を受けるまでわかっていなかった」と言ってるのです。
韓国人の大部分は竹島問題について、本当に何も知りません。知らずにドクトヌンウリタンと喚き散らしているだけです。それをマトモに受け止めればどうなるかは、この9日間の連載で私が実証して見せましたw
竹島論議について、日本人側は彼らの論調に巻き込まれるのではなく、淡々と