兄弟で仲良く孤立
7月8日22時38分付け朝日新聞のインターネット版によりますと、国連では「普段のバランス感覚と気配りにあふれた日本の代表団とは、とても思えない行動だ」との声があがるほど断固とした行動を取っているようです。
銃を突き付けられるだけでなく実際にぶっ放されたわけですから、普通の国なら当然の反応です。日本もようやく普通の国になりつつあるというところでしょうか。良い傾向です。
ところで今回の件では韓国は国際社会から完全にハミられています。また韓国政府側も沈黙を守っております。もしかしたら盧武鉉が何を口走るかわからないので、周囲が盧武鉉の発言を握り潰して黙っているように見せかけているだけなのかもしれませんがw
北朝鮮がミサイルを発射する数日前のことですが、日韓チャットでは「北朝鮮がミサイルを発射したら、韓国が北朝鮮を非難するか擁護するか賭けよう」という話が出ました。「韓国が北朝鮮を非難する」という方に賭ける者が誰一人なかったので賭けは成立しませんでしたが、ミサイル発射後の韓国政府の対応や韓国人の反応を見る限り、日韓チャットの日本人たちの予想は間違っていなかったようです。
この時、同じ部屋に韓国人もいたのですが、日本人たちがこの話で盛り上がっているとこの韓国人は突然「北朝鮮がミサイルを発射するかどうかを賭けにするなんて、チョッパリは不謹慎ニダ!!」と火病発作を起こしました。
私たちが賭けの対象にしていたのは「北朝鮮がミサイルを発射したら韓国がそれを擁護するか否か」であって、「北朝鮮がミサイルを発射するか否か」なんてことは誰も話題にもしていなかったんですが(って言うか北朝鮮はミサイルを発射するに決まってるとその場の日本人全員が確信していたと思います)、韓国人は相変らず順調に機能性文盲です。
韓国政府は現在のところ北朝鮮のミサイル発射に関しては「遺憾の意」を表明するにとどまっています。そして弊ブログのコメント欄でお知らせいただきましたとおり、韓国は北朝鮮のミサイル発射直後、北朝鮮への肥料支援を予定通り実施しております。文意と空気の読めなさっぷりは韓国政府も日韓チャットの韓国人もまったく同じです。
かつて自ら極東アジアのバランサーを名乗った盧武鉉ですが、今回のような本当の有事に何ひとつしない、できない、そして誰にも相手にされないという三無状態。盧武鉉という人物と韓国という国が国際社会でどのような立場にあるのか、今回の件では見事に浮き彫りにされました。
今回の件では中露も北朝鮮を庇い切れそうにもありませんし、韓国は韓国で西側社会からハミられております。さすが兄弟と言うか結合双生児、国際社会からの孤立まで一緒とは気が合うことです。