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身近な危険には不感症

昨日、イギリス発アメリカ行き航空機テロを未然に防いだというニュースが世界を駆け巡りました。

平和依存産業に従事する人間として、テロという行為は、直接我が身に被害が及ぶ及ばないにかかわらず、大変迷惑な問題です。なぜなら日本人はこういう話に非常に過敏でして、すぐ「海外旅行に行く予定だが、テロは大丈夫か」などと問い合わせてきます。こういう問い合わせを受けるたびに、「私はテロリストじゃないのでわかりません」と答えたい衝動をぐっとこらえています。

「大丈夫か」と聞かれるだけならまだマシで、「テロが危ないから旅行を取り止めたい。でも取消料は払いたくない」などという輩が少なくなくて、毎々対応に苦慮します。

「旅行を取り止められるなら、取消料が必要です」と言うと、「じゃあもし旅行先でテロに遭ったら、お前責任取れるのか!」と逆切れされることもしばしばだからです。取消料払うくらいならテロに遭うリスクを選ぶが、そのリスクの責任は旅行業者が取れという理屈です。筋も理屈も通りませんが、本当にこんなことを言う人は珍しくないのです。

テロを未然に防ぎ、さらにその対策に速やかに全力を注ぐ国や方面に行くのが危ないのであれば、テロを未然に防ぐことも出来ず、その対策も遅々として進まない日本に住んでいることを、その人は日本人としてどう考えているのだろうと暗鬱な気分になります。って言うか、多分そんなこと全然考えてないんだろうとしか思えません。

つい先日の北朝鮮ミサイル発射も明確な日本に対するテロ行為ですし、北朝鮮による拉致問題も実際に起こり被害者も出、そして未だ解決していないテロです。韓国も日本に武装強盗団を送り込んできています。って言うか、韓国はテロリスト国家北朝鮮を陰に日向に支援するテロリスト支援国家です。

現在日本はVisit Japan Campaignを国策として展開しておりますが、そのキャンペーンに乗ってやってくる連中の大半が、このテロリスト支援国家からやってきています。

もし欧米人がテロに関する日本の実態を知ったら、日本を訪れたいと考える欧米方面からの外国人の数は、きっと激減するでしょう。何をするかわからないテロリスト国家と一衣帯水に位置し、彼らから見れば、外見では日本人と見分けのつかないテロリスト支援国家の連中が大挙して訪れているのが、Visit Japan Campaignを行っている国なのです。

もっと身近でもっとリアルな危険に気を使ってから、そういう遠いおぼろな危険にも気を配るというのであればわかるのですが、日本人は「危険」という現象に対しては、きわめて遠視的なようです。 



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