特亞崩壊レースガイド
絵柄は嫌韓流作者より上手いんじゃないでしょうか。きっと「日本人の描写が良過ぎる」とか言う奴出てくるんだろうなあと思いました。作品の中心的な主張を意図的に無視して、枝葉の部分で無理やり揚げ足を取っては「この作品には事実と異なる部分がある」と騒ぎたて、作品全体が欺瞞に満ちたものであるかのごとく印象操作するというパターンの攻撃はめずらしくありません。
そう言えば最近このブログ月見櫓でもありましたね。「嘘をつくな」という台詞を殊更に強調して、まるでこのブログ全体が嘘であるかのごとく印象操作しようとした方、いらっしゃいましたw
その御仁、こちらへの投稿は串を通してなさっていらっしゃいますが、その発言パターンには少々心当たりがあります。誰とは指摘いたしませんが、他人のブログに茶々入れる暇があるなら、ご自身のなさるべきことをなさってからにされた方がよろしいのではないかなと老婆心ながら進言いたします。
閑話休題。
マンガ「そして中国の崩壊が始まる」ですが、内容的には案外あっさりしたものでした。初心者向けなのでしょう。
私は特亞関連で、中国については原則として意図的に言及を避けております。以前も記事に書いたことがありますが、あの国はでかすぎて捕らえどころがないからです。たとえば、日本で言えば東京と大阪は違いますが、それでも中国の北京と上海ほどは違いません。韓国で言えばソウルと釜山の違いが、中国の西安と雲南ほど違うとも思えません。もっと言えば、韓国と北朝鮮でさえも、大連と新疆ほどには違いますまい。
こういう巨大な国について私が語れば、盲人が象を評するよりももっととりとめのないものになりかねないと思い、言及を控えております。
しかし今回読んだ「そして中国の崩壊が始まる」は、中国を支配する中国共産党に焦点を合わせて描かれており、この点は中国初学者にとって非常にわかりやすかったと思います。もっとも私が一番興味を引かれた点は、中国でも中国共産党でもなく、作中にある中国の歴史や思想、そして現状とこれからの問題点でした。
何故興味を引かれたかと言うと、これらが実に見事に韓国や北朝鮮のものと相似していたからです。正しくは韓国や北朝鮮が中国に相似していると言うべきでしょうか。もちろんそれらの規模は、言うまでもなく韓国や北朝鮮の方がはるかに小さいのですが、そのため専門知識や情報をそれほど多く持たない私のような一般人には、取り扱いが手頃で咀嚼しやすいものだと思います。
しかし、いつも縮小サイズのモデルを注視してばかりいては問題の全体像を見失いかねません。そういう意味で、マンガ「そして中国の崩壊が始まる」は、朝鮮に関する問題の全体像を改めて俯瞰するには実に良い本だったと思います。そして何よりも、特亞三国崩壊レースのガイドブックとして、嫌韓流よりもわかりやすい本ではないかと思います。
![]() | そして中国の崩壊が始まる 波多野 秀行、井沢 元彦 他 2006年08月 飛鳥新社刊 この商品の詳細を見る |