韓国人の反日と嫌中
「韓国の人々は(日本人だけでなく)中国人も嫌がります」
韓国人は日本も中国も嫌いなのだそうですが、その嫌い方はそれぞれ違うようです。
まず韓国人が日本を嫌う理由は、豊臣秀吉の朝鮮出兵や日帝統治などの、過去に日本が韓国に対して行なった残虐行為や侮辱的行為からだと言います。
ところが韓国人が中国を嫌うのは、理由などありません。ただ嫌いだから嫌うのだと言います。
しかしこれは変です。ちょっとでも東アジアの歴史を知っている人ならすぐにご理解いただけると思いますが、過去の歴史における中国の朝鮮に対する苛烈さは、数量ともに日本の比ではありません。
こう問い返してみると韓国人は次のように答えました。
「日本が朝鮮に対して行なった残虐行為や侵略行為は学校で習うが、中国と朝鮮の関係は学校で教わらないからだ」
つまりこういうことです。過去の日本の対朝鮮行動については「ウリに文化を教わらなければ未開人のままだったはずの野蛮人の分際で、文化を伝えてもらった恩も忘れて身の程知らずにもウリナラを侵略したケダモノども」という教え方が可能でした。
ところが中国に対してはそういう教え方は出来ません。中国の文化的優位性を教えずして、朝鮮との関係を説くことは不可能です。何しろ中国は、かつて世界でもっとも進んだ国だったのですから。
即ち、中国の残虐行為や侵略行為を教えるためには、中国がその当時如何に優れた国であったかということを教えなければなりません。
そしてそれを教えてしまえば、朝鮮が中国に虐げられようと侵略されようと文句が言えない立場であったということまで教えなければならなくなります。
それを教えないためにはどうすれば良いか。中国のことを出来る限り教えなければ良いわけです。
朝鮮は5000年前から朝鮮民族単独で構成・運営された自主独立の国で、確かに中国の影響は多少はあったけど、そんなの物の数じゃないくらい発達した独自文化があったのだよと教えるためには、中国のことなど絶対に詳しく教えられません。
しかし教わらずとも、種の記憶のようなものは彼ら朝鮮人の遺伝子に刻み込まれているのでしょう。そのためか、韓国人は中国人を見るとなんとなく劣等感を刺激されるような気がするようです。
だから彼らは中国人が嫌いなのではないだろうかと思います。
昨今の中国の発展に引き寄せられて中国で商売をする韓国人は少なくないようですが、彼らは中国人に対して必要以上に尊大に振舞うため、中国でも韓国人は激しく嫌われていると聞きます。
日本人には、よほど無理やりに意識しない限り「俺たちの日本はお前ら韓国のかつての宗主国様だぞ」という意識はありません。中国人の対韓意識にそういう意識があるかないかは、中国人にインタビューしたことが無いからわかりません。
しかし日本人や中国人の対韓意識がどうあれ、問題の根本は韓国人の劣等感です。それが払拭されない限り、韓国人は反日嫌中を続け、墓穴を掘り続けるでしょう。そして彼らが自身の劣等感の存在とその原因を自ら見つめようとしない現状、彼らの劣等感が消え去る望みは、彼らが自身で掘った墓穴に埋まるまで、絶無であると言い切っておきます。