北朝鮮と韓国はメビウスの帯の裏表
某反日系長文親父ギャグ満載人気ブログの執筆者も、「北朝鮮への経済制裁」などと言い訳しながら盛んにパチンコ屋に通っているようで、自家撞着っぷりが実に不細工です。また某巨大掲示板糾弾ブログなんかは、某巨大掲示板を「北朝鮮掲示板」と呼んでイメージダウンを図っており、世間一般の北朝鮮に対するイメージがよく象徴されていて失笑を誘います。
ともあれ現在の日本において、北朝鮮に対する国民的コンセンサスは、概ね統一されつつあると思います。即ち、北朝鮮は日本の敵国であると。
それは良いのですが、問題はそういうコンセンサスが確立されつつある昨今においても、北朝鮮と韓国は違う国であると考えている人々が多いということでしょう。だから北朝鮮対策として、韓国に仲介者や仲裁者のような働きを期待する空気が、日本の一部に存在します。これが筆者などにはどうにも歯痒くてしかたありません。
しかも政府高官クラスが、そう考えているらしき雰囲気があります。あんたら何考えてんだと新聞の紙面やテレビやネットニュースの画面に向かってつぶやいたことは、一度や二度ではありません。
韓国に北朝鮮制裁の協力を求めるなどは、結合双生児の片割れに、もう片割れの安楽死について相談するようなものです。全部とまでは言いませんが、大半の情報が北朝鮮側にだだ漏れに漏れてると思って間違いないでしょう。
今後我々が改めて確認するべきは、「北朝鮮と韓国は同じ」という認識であると思います。
北朝鮮を敵国と見るのであれば、韓国も当然に敵国として見るべきです。もちろん、表面上は友邦然と接するのも悪くはありません。友邦として接することで、利用することも出来るからです。しかし、韓国の言うことやること全てに北朝鮮が関与していると疑い、韓国に流した情報は全て北朝鮮に漏れてると思って対処しても、やり過ぎだとは全く思いません。
金正日は「対南工作は既に完了せり」と豪語したと言います。昨今の韓国を見るにつけ、それが根も葉も無い大言壮語では無いと思います。
2002年に行われた予言は成就したのです。だから韓国を、日米の友邦と無防備に信じるのは危険です。韓国は北朝鮮であり、北朝鮮は韓国であると見るべきです。
韓国にとって北朝鮮は同族、即ち「ウリ」です。かつて互いに食い合い殺し合った事実は、時の流れとともに過去の記憶の彼方に置き去られつつあります。代わりに韓国で台頭しつつあるのは、彼ら特有の同胞意識に根差す皮膚ごと溶け合い混ざり合うがごとき(彼らの価値観に照らせば)甘く切なく美しい感傷です。彼らが何より愛し、何より欲している「ウリ」的一体感です。
もし肉親が罪を犯せば、彼らは迷う事なくそれを庇います。たとえその肉親が恐るべき凶悪犯罪者で、社会不安を引き起こすような犯罪を繰り返し行なっていたとしても、朝鮮人であれば必ずこれを匿います。
ですから北朝鮮が国際秩序を乱すテロ国家であろうとも、韓国という国家を運営しているのが朝鮮人である限り、韓国は必ず北朝鮮を庇うでしょう。と言うか、現実に北朝鮮は国際秩序を乱すテロ国家であり、韓国が北朝鮮を擁護する言動を実際に繰り返していることは、既に皆様ご承知のことと思います。
北朝鮮と韓国を国号や同盟関係で判断すれば、間違います。着ている服が違っても、彼らの中身は同じ朝鮮人なのです。彼らには確固としたアイデンティティが希薄です。それゆえに彼らの血に対する依存は、それ以外に拠りどころが無いからこそ、何よりも強いのです。
それを忘れて、韓国が我々の友邦だなどという妄想にとらわれ、うっかり彼らに背中でも見せた日には、彼らに背後から刺されることがあっても全く不思議ではありません。
そしてもし我々が彼らに背後から襲われたとしても、襲った朝鮮人よりは、朝鮮人に無防備に背中を見せた我々の方に、より重く大きく非があることを、我々は肝に銘ずるべきでしょう。
「信じられぬと嘆くよりも、人を信じて傷つく方が良い」という麗句は、相手が「人」である場合のみ成立するのです。