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韓国人とイチゴと論文と

先日のログをご覧になった方から「なんで追放フラグが立ったののかわからなかったです。 」というコメントが入りましたので、簡単にお返事申し上げておきます。

たいていの韓国人は、論に詰まると「それは日本(人)も同じですね」と言う癖があります。特に、何か自分たちにとって都合の悪いことや隠しておきたいことなどを指摘されると、ほぼ必ずと言っていいぐらい「それは日本も同じですね」と言います。例えば「韓国は放火が多い」と言えば「それは日本も同じですね」といった具合です。

今までの経験から言って、チャット中に「それは日本も同じですね」という台詞が出た韓国人との会話や討論が真っ当に続いた例は一度もありません。ゆえに「それは日本も同じですね」という台詞が出た時点で、その韓国人とはまもなく話が出来なくなるということは、経験則として確立しております。

これは言わば「お前は悪い」と言われたときに「お前も悪い」と言い返す彼らの習性の一表現だと思います。「お前は悪い」と言われれば「ウリの悪い点を指摘するお前も悪い」と言い返し、「よってより悪いのはお前の方だ」、「ゆえに悪いのはお前だ」と発展させる例のパターンです。

こんなのに付き合うのは色んな意味で無駄な上に、必ず不愉快な思いをさせられることがわかっているので、私はそういう類の発言が韓国人から出たら、その瞬間に見捨てることにしています。

さて、今回の表題の件につきまして。

日本人の好きな果物はと言えば、ご意見は色々あるでしょうが、私見では柑橘類がダントツではないかと思います。盛夏を除くほぼ年中何らかの柑橘類が出回っておりますし、サイズで言えば小はピンポン玉より小さい金柑から、大はバレーボールと良い勝負の晩白柚まで、少し調べてみれば驚くほど多様な品種が流通しております。

日本では、柑橘類である橘の実の古称をトキジクカクノコノミと言い、古くから右近橘として左近桜と並び称される吉祥を象徴する植物であったためでしょう。

さて翻って韓国ですが、朝鮮半島では柑橘類はあまり栽培されていなかったようです。柑橘類は温暖な地を好むので、かろうじて温帯ギリギリの韓国では、栽培そのものが難しかったからかもしれません。また、韓国最大の柑橘類の産地、済州島出身の呉善花氏に曰く、「子供の頃、日本のみかんは甘くておいしいと聞いていた」とのことですから、韓国土着の柑橘類はかなり酸っぱかったのではないかと思います(現在は、日本品種を導入して栽培していると仄聞します)。

では韓国人が好む果物はと言うと、昔はまくわ瓜とかリンゴが人気だったようですが、現在ではイチゴが大人気のようで、なんと日本人の2.5倍は食べていると言いますから、その人気は大変なものです。

このイチゴもやはり、韓国品種ではなく、日本品種の章姫(朝鮮語読みでチャンヒ)、レッドパール(朝鮮語訛りでユッポ)などが大人気なのだそうです。この日本品種イチゴを勝手に栽培して販売する韓国農家に、日本側がロイヤリティを要求し、例によって韓国側がゴネていることは、最近も報道されていましたので、ご存知の方も少なくないと思います。

何しろ、日本品種を無断で栽培して国内消費だけに提供しているならまだしも、更にそれを日本に輸出しようとするのですから、日本側が「盗人猛々しい」と言うのも当然だと思うのですが、韓国側では納得がいかないようです。

昨晩、何気なくこの話題を日韓チャットで振ったところ、韓国人から「韓国でもイチゴのオリジナル品種が開発されています」という話を聞きました。「日本とのロイヤリティ問題に備えて国内品種改良の熱風があったようです」とのことです。

リンク先の記事はハングルなので、ざっと翻訳しておきます(例によって、9割がた機械翻訳ですw)
先んじる農業人を探して:七甲山ヘオルム(筆者註:ヘオルムは地名)イチゴ作木房(筆者註:作木房=5名以上で構成された農家の共同体。日本で言うところの農業法人のようなもの?)
代表キムキョチョル イヨンチュン(飛鳳面(筆者註:面=村) ノクピョン里)

イチゴ施設栽培で富農の夢に近寄る
国産品種 雪香 糖度が高く貯蔵性優れる
私たちの現実の中でも 夢をかなえる人々に会うことになる。 実現不可能な想像だと感じたことらが 現実になるのをたびたび目撃されているためだ。
私たちの農村全体が今のように瀕死状態に陥ったことがないとわめきたてる時期に、半促成イチゴ栽培で高い所得を上げる農家があって、他人の手本になっている。
七甲山ヘオルム イチゴ作木房キムキョチョル(53)イ・ヨンチュン(49)夫婦がまさにその主人公。
ビニールハウスで会ったキムキョチョル氏は“この頃農作業が骨を折るのでないか"という質問に “農村労働力が老齢化・婦女化現象が深刻化されて 農産物値段が安定しなくて本当に難しいが 地域特性に合う作物をよく選択すれば農作業も作るべき程である"で自信ありげに答えた。
イチゴ一つだけは絶対失敗しない自分だけのノウハウが自信を後押しする。

地域のベンチャー農民
【写真】
▲本格的なイチゴ収穫に一日太陽が短いキムキョチョルイ・ヨンチュン夫婦

飛鳳面 ノクピョン里で生まれ育ったキム氏は 故郷を離れて見たことがない土地産農民だ。
そのまま米作では勝負を見られないと判断したキム氏は 従来の農作業方法を果敢に脱ぎ捨てて複合営農を選択した。
金氏が選んだ複合営農はイチゴ施設ハウス、唐胡麻ナムル、米作など3品目。 このうちイチゴ施設園芸が主所得源だ。
キム氏のイチゴ栽培年輪はたった4年に過ぎないが栽培技術だけは一番上だ。このような先進栽培技術が最高の品質を自慢する七甲山ヘオルムイチゴを生産する基礎になっている。
キム氏が栽培するイチゴ品種は雪香(ノンサン3号)だ。
ユッポなど日本品種栽培にともなうロイヤリティー支給問題に対応するためにイチゴ試験場で育種開発した土地産品種で昨年普及した。品質も日本代表品種のユッポに比べて優秀だと確認されて雪香がユッポを押し出して栽培面積が増えると展望される。
農業技術院が実証試験した結果 雪香はユッポに比べて、勢力が非常に強くて糖度もユッポは11.5%である反面 雪香は12.4%で高いと分析された。
また平均果大が14,7gで大果率が高くて、数量も10a当たり雪香は3千918kg、ユッポは2千923kgで雪香の収穫量が1千kg程度多いことが分かった。
1月初めから本格出荷
これと共に雪香は結実率、糖度、貯蔵性など品質が優れて、消費者食欲をひきつけるのに充分だという評価が出てきている。ここにキム氏の科学的であり、親環境的の農法が導入されながら、七甲山ヘオルムイチゴ真価はより一層高まった。
昨年9月10日定植されたイチゴは去る1月初めから本格的に出荷されている。イチゴは初めて花が咲いて実を結ぶ1花房と2花房3花房で結ぶ実の品質が非常に優秀だ。現在は1花房イチゴが出荷されており5月末まで収穫が可能だ。
このように品質良いイチゴを生産するにはキム氏の血の汗流した努力の代価だ。イチゴは特性上休眠期を経てこそ実を結ぶ。休眠をよくさせるかにより成否が左右されるためだ。キム氏は気象観測を分析してハウスに正式と5℃ 以下に落ちる日を合算して、品種に合う休眠期間を厳格に守っている。
またキム氏は土壌検証を通じて、オーダーメード型親環境肥料を散布して、地力を増進させるなど徹底して土壌管理をしている。
厳格な土壌管理高品質生産
特にキム氏は順繰り作型のために特異な農作業法を導入したのが特徴だ。収穫が終わればビニールハウスを取り出して7月から8月まで約2ヶ月の間湛水して成長障害と病害虫発生の原因になる塩土をなくしている。約2ヶ月間地下水を抱いて、水に浸しまくることを通じて、土壌に残留された塩分を中和させる。だけでなくキム氏は3重保温施設をそろえたビニールハウスに地下水を利用した水膜栽培を実施、冬季にも暖房費心配なしで農作業をするなど一石二鳥の成果を上げている。
キム氏はこれから連作被害を最小化するために輪作を実施する予定だ。ハウスを近隣農耕地に移して農作業をするいわゆる移動式ビニールハウス農作業をして栽培規模も増やす計画だとキム氏は明らかにした。これとは別途にキム氏は唐胡麻を栽培、唐胡麻ナムルを作って、市中に販売している。鬼神を追って無病長寿するという俗説によって昔から正月十五日日唐胡麻ナムルを食べる私たち固有の伝統文化の脈を引き継いでいる。
一方七甲山ヘオルム作木房はキムビョンソン作木房長(華城面 チョンジャ里)、イワンソン(華城面 チョンジャ里)、イムチュンファン(華城面 キドク里)、キムキョチョル(飛鳳面 ノクピョン里)、ハンヒョンチョル(飛鳳面 ノクピョン里)、チョワンゴン(飛鳳面 ヤンソ里)氏など6農家が参加しており 栽培面積は2万2千800㎡ (6千900坪)だ。(筆者註:約2.3ヘクタール)
この中 イワンソン氏は昨年11月末、キムキョチョル氏は去る1月初め、残り半員らは2月上旬から刈り取る。キム氏が栽培した七甲山ヘオルムイチゴは一箱に2kg(500g 4個入り)と4kg単位で販売されており宅配も可能だ。 (041-942-5424)

最初、この記事を機械翻訳を通して斜め読みに読んだ時は、翻訳不全の箇所も多かったため、この記事中に出てくる農家がイチゴの新品種を開発したのかと思って大変驚きました。日本でも、通常は10年以上かかると言われているイチゴの品種改良を、イチゴ栽培に進出してわずか4年のイチゴ農家が開発してみせたのですから、驚かない方がどうかしています。

しかし翻訳不全を修正し、記事をよく読んでみると、記事中の農家は、単に「先進的」かつ「親環境的」な栽培方法を取り入れているだけで、新種の開発に携わったのは、この農家とは別のイチゴ試験場のようです(記事中にある栽培方法が、特筆するほど「先進的」で「親環境的」かどうかには、個人的に強い疑問がありますが、それはまた別の話なので措いておきます)。

調べてみると、韓国で生産されているイチゴは、日本品種の章姫やレッドパールが約9割を占めるそうで、残りが韓国品種の「梅香(朝鮮語読みでメヒャン)」だったそうです。ところが、日本にロイヤリティを払わなきゃならなくなったということで、慌てて品種改良して作出したのが「雪香(朝鮮語読みでソルヒャン)」と「錦香(朝鮮語読みでクムヒャン)」の2種のようです。

個人的には、記事に書いてある通り、韓国が独自に良いこと尽くめのイチゴを作出したのであれば、韓国のイチゴ農家の未来は明るいと思います。と言うか、ロイヤリティ払えと言われて慌てて品種改良に取り組んで、たちまち日本品種より優れた品種を短期間で作り上げることが出来るなら、最初からそうしとけよ、と思います。

ただ、ここで頭をよぎるのは韓国人の盗作癖です。

例えば韓国では論文の盗作が非常に盛んなのだそうですが、盗作した本人に言わせると、それは盗作ではないと言うそうです。参考文献を一字一句違えず、丸々コピーして提出すれば盗作と言われてもしかたないが、ウリは自力で探した参考文献から、自力で文章を抜書きし、編集し直しているのだから、それは盗作ではない、オリジナルだと言うのだそうです。

日本のイチゴ農家の皆様のためにも、また韓国のイチゴ農家のためにも、韓国の新品種イチゴが、上記の論文盗作と同じ伝で「オリジナルの品種改良」をしたのでなければ良いなと、心から思います。



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