近時随感
チベット問題ですが、基本的に私も、「知らない国は好きな国」な日本人です。チベットに対しては、少なくとも中国より好意的に見ております。が、私が持つチベットに対するイメージが正しいかどうかは、あまりよくわかっていません。
私が勝手に抱いているチベットやチベット人に対するイメージは、かつて私が勝手に抱いていた韓国や韓国人に対するイメージとそれほど違いません。即ち、「悠久の歴史に培われた伝統的且つ独自の文化を維持し、それほど豊かではないにせよ、平和で穏やかな国に住む善良で純真無垢な人々」というものです。
韓国については、詳しくなればなるほどに、かつて私が抱いていたイメージは、好意的に過ぎると言うよりも、妄想以外の何物でもないということがわかりました。しかし、チベットについては全然詳しくないので、判断のしようがありません。
ただ思うのは、「平和で穏やかなだけの国」とか「善良で純真無垢な人々だけの国」なんて、無いんじゃね?ということです。その上で、中国を絶対悪、チベットを絶対善とする昨今の風潮に対しては、眉に唾を付けたくなってしまう知韓後遺症の私がいます。ま、中国人が酷いのは、チベット人に対してだけじゃないということは、一応理解しておりますが。
もうひとつの関心事、青学准教授のブログ爆発炎上については、そのブログの内容のあまりの酷さに強く憤りつつも、マジで反面教師と言うか他山之石と言うか、ちょっと背筋が凍る思いがしました。
何しろ私も、韓国人に対して、「あいつら人間じゃねえ」とか「人の皮を被ったケダモノどころか、爬虫類」とか「半島全土を火炎滅菌」とか言いたい放題ですからw
まあ、私などは、権威を背景に語っているわけじゃないということと、韓国人に対する言いたい放題を、必ずしも良いと自分自身が思ってないという辺りが、件の青学准教授とは異なるかもしれません。
いや、本当にね。何かにつけ悪く言うってのは自分自身の精神衛生上も大変よろしくないんです、少なくとも私は。
世の中には、件の青学准教授のように、他人を扱き下ろすことで自身の精神衛生を整えることが出来る方がいらっしゃるようですが、私はダメです。古くから【おぼしき事言はぬは腹ふくるるわざ】と言いますので、陰口とか、絶対言わないってことはありません(結構言ってるかもw)。が、たとえ思っていても、嫌なこと、悪いことをあまり言い過ぎると、何か心のどこかに嫌な澱が溜まる気がします。言霊ってのは、本当にあるのだなあと思います。
ただ、弊ブログは、韓国と韓国人を扱き下ろすことが本来の目的ではありません。むしろ日本人に対する注意喚起の方にウェイトがかかっております。
前述したように「知らない国は好きな国」と考えるのは、日本人として普通です。その対象が、チベットとか、タジキスタンとかバングラデシュとか辺りなら、無邪気にそう考えていても、別に目立った害はないでしょう。日本人がそれらの国や人々と直接関わる機会は、それほど多くありませんから。
しかし韓国は、文字通り日本と一衣帯水です。その気になれば、手漕ぎボートで渡ってくることも、不可能ではないでしょう。また、在日という存在もあります。更に、韓国と韓国人を知っての上か知らずにかはわかりませんが、積極的に韓国と交流しようという日本人も、決して少なくはありません。
そういう日本で、韓国と韓国人に対する無知や妄想に基づく無邪気な好意は、害になることはあっても益になることはありません。韓国と韓国人は、良いところだけを見聞きし、良いことだけを言うには、近過ぎ且つ危険過ぎるのです。
と言うか、ちょっとは良いとこや良いもの、見せてみろと。>韓国
と言うわけで、結構暴言も出てくる弊ブログではございますが、それなりの根拠と覚悟は用意した上でのことです。読者の皆様におかれましては、何卒筆者の真意をご理解いただきますよう、改めてお願いいたします<(_"_)>