☆ool Korea
以下は、朝鮮日報より。
記事入力 : 2008/05/30 10:54:22 「米国産牛肉の輸入反対!」 29日夜、米国産牛肉の輸入と政府による「牛肉輸入条件の告示」に反対するキャンドル集会が行われ、集会参加者が光化門郵便局(ソウル鍾路1街)前で警察官と対峙している。この日の集会には1万人以上が参加し、ソウル都心の通りを占拠したまま深夜まで街頭デモを繰り広げた。 チェ・スンホ記者 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 |
さて、この一つ覚えの「蝋燭デモ」は連日連夜行なわれ、日を追って拡大しているようです。日韓チャットで聞いたら、ソウル以外でもやってるみたいですね。
これに対し今回、警察は至近距離からの高圧放水(ウリナラチラシによると「放水砲」と言うらしい)や、無差別の(市民側が言うところの違法の)逮捕や、盾による暴力的な制圧で対抗。結果、デモの参加者には負傷者も出ているとの由。
例によって「善良で無力で真摯で純粋で正しい市民VS残虐非道悪辣無法捏造歪曲傲岸不遜の国家権力」という図式の理解で、韓国市民は大変盛り上がっているようですが、この手のデモは韓国の数少ない伝統民族芸能のようなもの。北のマスゲーム、南のデモ、とでも言いましょうか。ま、精々頑張れ。
個人的に今回の騒動も、例によって単に市民が権力に歯向かうことに快感を覚えているだけにしか見えません。対する国家権力の方は、デモが拡大し、市民が暴徒となるのを普通に恐れているだけでしょう。何しろ連中がやっているのは、蝋燭デモです。下手にエスカレートすれば、彼らが手にした蝋燭を使って、お家芸の放火に発展することを
日韓チャットのみならず、ネットのあちこちで見る韓国市民の生の意見とやらでも、米国産牛肉の輸入再開の是非についてなど、もはやほとんど誰も問うてはいません。
「狂牛病はどうでも良いが、戦闘警察に殴られるデモ隊の代わりに、僕が殴られに行こうと思う。そうすれば殴られる人が一人でも減るから」などという韓国人の意見をネットの巷で見た時は、笑うべきか呆れるべきか、しばし悩みました。
彼ら的には、「権力や武力に対し、無力な市民のウリが非暴力不服従で抵抗するとは、なんて誇らしい」なのでしょう。多分、彼らの脳内では、彼らのお目々に星が描かれてると思います。
つくづく思うのが、彼らにとって「抵抗」というのは、一種の快感なのであろうなということです。
その力や手段がない間は、不満を抱きながらも従いますが、一度抵抗のための力や手段を手にすると、見境なく躊躇なくそれを用います。チャットを荒らす連中と同じです。
政府側が彼らの制圧に容赦がないのも、彼らのそういう性癖を知っているからだと思います。
今回の騒動そのものについては、韓国の純粋な国内問題ですから、好きなだけやりあってりゃ良いと思います。ただ、私たち日本人は、これをよく見ておくべきだと思います。これは色んな意味で、韓国人という生き物を知る良い機会だと思います。特に「チャットごときで韓国人をわかったつもりになってんじゃねえよ」とか言ってる人は、是非これを見ておいてくださいw
たとえば、彼らが「その力や手段を手にすると、見境なく躊躇なくそれを用いる」ということひとつを取っても、何故彼らが執拗に核兵器を持ちたがるかと、何故彼らに決して核兵器を持たせてはいけないかということがわかると思いますし、また「彼らが如何に容易く煽動されるか」「彼らに徒党を組ませるとどうなるか」ということも、実によくわかります。
今回の騒動は、日本人にとっては、彼らの言う「民主的行動」というものがどのようなものか、かつて行なわれた「民主化運動」や「独立運動」がどのようなものであったかを、リアルタイムで見れるという意味で、大変意義のあるものだと思います。
※註:(2008年11月28日追記)2008年11月24日より、朝鮮日報日本語版では、過去記事の閲覧を有料化しておりますので、弊ブログでは、可能な限り魚拓に置き換えております。