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キムチ・コリアが良いと思うけど

ここ2~3日、突然寒くなりました。私の住む辺りでは昨日の朝、今季初の氷点下を記録し、厳寒期並の気温となりました。そろそろ新型インフルエンザが懸念される時期ですので、手洗いとうがいを励行しております。

出来れば予防接種を受けておいた方が良いのはわかっているのですが、私は注射が何より恐ろしく、小中学生時代に行なわれていた毎年恒例の集団予防接種は、仮病を使って2度に1度は逃げていたくらいですから、自ら進んで予防接種を受けに行く勇気はありません。

さて中央日報に「サムライジャパン」に匹敵する名を」と題したコラムが掲載され、あちこちの韓国ウォッチ系ブログで取上げられています。去年も色々物議を醸したワールドベースボールクラシック(WBC)関連の話題で、日本代表チームの愛称が「サムライ・ジャパン」というのを見て、「ウリもウリも」と仰ってるようです。

まず、チームの内容ではなく、愛称にとらわれる辺りが韓国人らしいと思いました。何でも上っ面な彼らの面目躍如と言えるでしょう。

次に思ったのが、韓国のイメージについてです。

ニッポン、と外国人に言えば「サムライ、フジヤマ、ゲイシャ、ニンジャ、スキヤキ…」などと立て板に水を流すが如くまくし立てられることは、あまり珍しくありません。もちろん良いイメージの単語ばかりではなく、「ハラキリ」や「カローシ」、「ダンゴー」「ネマワシ」なども割と知られた日本語のようです(そう言えば「ブッカケ」などというのもあるそうですw)。

いずれにしても「ニッポン」をイメージさせることの出来る単語は豊富にあります。ばかりでなく、国名そのものが英語名の「JAPAN」ではなく日本語で「ニッポン」と言っても十分通じたりします。それだけ「ニッポン」という国のイメージは確立されているということでしょう。

翻って韓国についてはどうでしょうか。国名「Korea」と言えば南北を混同され、朝鮮語音で「Tae Han Min Gook」と言うよりは、むしろ「Gook」だけの方が通じるかもしれない程度の知名度です。

朝鮮日報に「外国人が「韓国」と聞いて連想するもの一位は?」という記事がありますが、これによると真っ先にあげられるのが「分断国家」で、続いて「キムチ」「サムスン」「北朝鮮の核問題」だそうです。

更に【「国家のブランド・イメージを高める上でシナジー効果を与えるために効果的なものは何か」という質問に対しても、「企業のブランド・イメージを活用すべきだ」という回答が53.9%で最も多かった】ということです。

これらに沿って日本の「サムライ・ジャパン」に匹敵するような韓国チームのニックネームやキャッチフレーズを考えるとすれば、順当なところでは「分裂(divisional)・コリア」とか、「キムチ・コリア」でしょうか。

しかし、前者はあまり良いイメージとは言えませんし、南北の混同を尚更に助長しかねません。後者の「キムチ・コリア」は、外国人が聞けば一発でばっちり韓国をイメージ出来る非常に良いネーミングだと思うのですが、韓国人自身はキムチを誇る割に、キムチをネタにからかわれると激怒しますので、多分彼ら自身がこのネーミングを選ぶことはないのではないかと思います。

かと言って「企業のイメージ」を用いて「三星・コリア」とか「現代・コリア」にしてしまうと、国家イメージや韓国代表チームのニックネームと言うよりは、企業の宣伝そのものになってしまいます。

そもそも韓国の有名企業自体が、韓国企業とわかりにくい名称だったり、意図的に日本の企業と誤認されることを狙った宣伝を行なったりしております。

「三星」は朝鮮語音に忠実に従うならば「サムスン」ではなく「サムソンg」ですし、「現代」に至っては「ヒュンダイ」などとおよそ原音とかけ離れた発音です(朝鮮語音に忠実に従うならば「ヒョンデ」)。しかも英語圏では「HONDA」との混同を狙っているとしか思えない「ホンダィ」という発音です。

韓国の企業が如何に韓国のブランドイメージを高めるとしても、肝心の韓国企業が韓国のイメージを払拭しようとしているのですから、これではどうしようもありません。

いつまでも上っ面だけを取り繕うことばかり考えずに、まずは韓国人自身が自分自身を含めた韓国全体を正確につかんで、良きは伸ばし悪しきは改める地道な努力を行ない、それを何十年と続けない限り、どんなにすばらしい名称を付けても、良いブランドイメージが確立されようはずもありません。

もっとも、「大人が悪いのだから、ウリが悪いのはしかたないことニダ」と言って自らを改めようとしないのが韓国人です。自分たちが悪いのは前代のせいだとしても、それを次代に受け継がせないようにしようという意識が無いのですから、彼らが韓国の良いブランドイメージを確立することなど未来永劫あり得ないでしょう。

結局のところ、彼らは向後何十年、何百年経とうとも自らのイメージを好転させること以前に、自らのイメージを確立させることは出来ないだろうと思います。

ところで中央日報の当該コラムの最終段落には「試合を通じて、勝負を通じて、プレーだけでファンを満足させることができると思うのは横柄な考えだ。その程度でファンは動かない。年間観衆500万人を超えたプロ野球ならファンはもうホームランの爽快感、三振の達成感だけでは満足しない。彼らの水準や期待は、目に見えないものを求めている。彼らが求めているのは教訓と感動だ。そのメッセージを込めなければならない。それでこそ今年訪れた500万観衆がまた訪れてくれるだろう」とあります。

一年前、北京五輪の野球の予選で彼らが行なったことは、韓国人を満足させ、教訓と感動を与えるような行為だったのかと、感慨を新たにしました。



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