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二股膏薬と言われてもしかたがない

2月1日にテンプレートを変更いたしました。以前のものよりはかなり軽くなったんじゃないかなあと思っております。

テンプレートを変更する前に、FC2自体が重い可能性を鑑みて、ブログそのものを移転することも考えておりました。そこで、もしかしたらお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、移転を視野に入れたミラーサイトをJUGEMに作っております。

ただ、JUGEMの方が軽いのは確かなのですが、FC2と比べるとブログ管理のしやすさに少々難があると感じており、実際に移転するかどうかは現在のところ未定です。

さて本題。

前回の記事には、多くの賛否両論を頂戴しており、筆者としては幸甚この上ありません。

以前から申し上げております通り、弊ブログは異論反論を歓迎しております。異論反論によって、論点がより明確になると思うからです。

ただし、これもまた以前から申し上げていることではありますが、異論反論を歓迎するということは、異論反論に無条件で迎合するという意味ではないということを、今一度改めて申し上げておきます。

と言うわけで今回は前回記事のコメントについて、思うところを申し上げたいと思います。

前回の記事から、筆者の意見を
対馬は軌道修正をするな。自分達で決めた事なんだから途中で間違っていたと気付いても
方向転換する事など許さん。韓国にそのままじっくりと侵略され、最悪の状態に至る
過程で苦しみぬけ。お前らが幾ら泣こうが嘆こうが、俺達は決して手助けなどしない。
でないと『良いサンプル』にならないからな。
お前らの辛酸をじっくりと記録し、愚かな行為として、俺達の平穏な暮らしの為の教訓にさせてもらう。
とまとめてくださった方がいらっしゃいました。

この方のご意見で私が少しく疑問に感じるのは、「対馬市は、間違っていたことに気づいている」「対馬市は、方向転換しようとしている」ということを、前提にされておられる点です。

対馬市が防衛省に「防衛予算を回せ」という要望を出すということが、「間違っていたことに気づいた」「方向転換しようとしている」ということなるのでしょうか。

対馬市の前市長が落選し、現市長が当選したということが、それまでの媚韓政策を廃し、日本人観光客誘致に向けた努力を始めているということになるのでしょうか。市長交代がそれまでの媚韓政策の完全否定になるという理屈が、筆者にはどうしても理解出来ません。現市長は、それを公約に掲げていたのでしょうか。

それとも、防衛省誘致とは、日本人観光客誘致とイコールなのでしょうか。

確かに対馬市民の中にも、それまでの媚韓政策に反対していた人がいたであろうことは、想像に難くありません。しかし対馬市が市を挙げて媚韓政策を実施していたということは、動かぬ事実です。

「中には媚韓政策に反対していた人もいる」と言って、対馬市全体の媚韓政策を「単なる過去の過ち」として看過しようとする、あるいは看過するべきだと言うのは、「反日は過去の話だ。今は違う」と言って、韓国は反日ではないと言い張ろうとする韓国人と、どこが違いますか。

筆者が対馬市について思うのは、スジの問題です。

郷土の運営や発展のための努力で、この手がダメだったから、あの手というやり方を否定する気はありません。しかし、一度打った「この手」がダメだとわかったら、その始末ぐらいは、自らするのがスジというものではありませんか。少なくとも、ダメだった「この手」を撤回するぐらいは、して当然だと思います。

自分が打った下手が元で【じっくりと侵略され、最悪の状態に至る過程で苦しみぬ】く羽目になってしまったのに、自分が打った下手の始末も撤回もしないで、ただ助けてくれと泣き喚くだけが自助努力と思っている奴がいるとすれば、そんな奴を喜んで助ける気には、少なくとも筆者はなれません。

軌道修正も方向転換も、するななどとは決して思っておりません。それどころか、するならするで、きちんとやるべきだと思っております。防衛省から予算は回してもらいたいけど、媚韓的な韓国人観光客誘致もやめるつもりはないというのでは、二股膏薬にもほどがあるというものでしょう。

対馬市がはっきりと媚韓的韓国人観光客誘致に終止符を打つことを表明し、日本人観光客誘致に全力を傾けるというのであれば、私としても応援するにやぶさかではありません。しかし、残念なことにそんな話は全く聞こえてきません。

それはつまり、対馬市が媚韓的韓国人観光客誘致のカードを捨てるつもりがないということです。それならばやはり「対馬には、このまま韓国人専用観光地としての姿勢を貫いてもらい、そういう安易な観光施策を取る地域がどのような末路を辿るのかを、日本の他の観光地に対して身をもって示してもらいたい」と言うほかありません。と言うか、「韓国人専用観光地としての姿勢を貫くこと」が、対馬市の意思と考えるしかないでしょう。

対馬市擁護のご意見には以下のようなものもありました。
対馬が韓国よりだったことは地理当然なのでは?
今も昔も地元だけで生活していくのはきっと無理でしょう。そこで、観光客を呼び込もうとしたとき、日本人が来ないから隣の国からという発想はごく自然だと思います。
そもそも日本人からしたら対馬なんてわざわざ旅行しようと思わない場所ですよ
他にたくさん良い観光地はあるし、対馬を国内にPRして観光客を増やすことはなかなか難しいと思います

今回の記事で、結果だけ見ての対馬叩きは地元のことを全く考えてないんじゃないの?
それと、本土からだけの視点で論じちゃってもいいの?と自分は思いました

対馬の人を全否定してる、というか安易に“こいつら馬鹿”とレッテルを張るのに反対です
2009/02/01-20:45 | URL |   #bmDtFExw[ Edit]

対馬市に冷たい筆者ですが、このご意見の
そもそも日本人からしたら対馬なんてわざわざ旅行しようと思わない場所ですよ
他にたくさん良い観光地はあるし、対馬を国内にPRして観光客を増やすことはなかなか難しいと思います
という部分に、正直トホホでした。対馬市を擁護するご意見の方が、「対馬なんてわざわざ旅行しようと思わない場所」と言い切ってしまっているのですから。

筆者に言わせていただければ、こういうご意見の方が、よほど対馬を馬鹿にしていると思います。

確かに、日本には他に良い観光地がたくさんあります。しかしどの観光地も、座って口を開けて上を向いて餌を入れてもらうのを待っているだけではありません。

例えば、かつて神宮がある限り、何もせず座して待っているだけで観光客が大挙して訪れると思われていた伊勢・志摩などは、本当に何もしなかったために、近隣の温泉地に客を持っていかれて観光客が激減した時期があります。その後、志摩スペイン村が出来(但し、これも必ずしも成功しているとは言い難いのですが)、伊勢・志摩の各旅館では大浴場を広げ、露天風呂を作り、温泉を掘ったり、よその温泉から湯を運んだりするようになりました。

逆に、特別な観光施設もない、交通事情も決して良くはない山間の小さな温泉地が、意欲的な誘致努力で、観光客の長期大量誘致に成功した例があります。

あるいは、取り立てて珍しい動物がいるわけでもなく、気候的条件も厳しい北海道の一市営動物園が、展示の工夫で北海道全体の観光産業を支えるまでになった例もあります。

日本全国どの観光地も、地理的、環境的条件の違いはあっても、楽な観光客誘致をやっているわけではありません。そういう中で、「国境最前線」「数々の史蹟」「豊かな自然」「豊富な海産資源」等、対馬の観光地としての潜在能力は、日本の数ある観光地の中でも、決して低くはない方だと私は考えております。

しかし対馬市が日本人観光客誘致のための努力を、韓国人観光客誘致努力より上位にしているという話は、私には聞こえてきません。対馬市擁護のご意見の方からも、そういう情報は全く伝わってきません。また地理的歴史的に対馬と朝鮮半島の関係が深かったということが、対馬市の媚韓的韓国人観光客誘致の言い訳になるとも思いません。それはむしろ、日本人観光客に向けて発信されるべきものではないかと思います。

対馬市擁護のご意見というのは、単に「惨めで可哀想な対馬を叩くなんて酷い!日本人として恥ずかしい!」という感情論にしか聞こえないのです。

また対馬市自体が、自らの身を質にするような要望を提出しているということも、朝鮮人の自爆外交を真似たやり方にしか見えません。この一点だけをとっても、北朝鮮・韓国を批判している筆者としては、肯定出来る姿勢ではないのです。

対馬は、歴史的に日本と朝鮮半島に両属していたと言われております。だから21世紀の今日も、同様のスタンスを続けるつもりなのでしょうか。もしそうだと言うならば、今まで通り韓国に媚び続け、「韓国人専用観光地としての姿勢を貫いてもらい、そういう安易な観光施策を取る地域がどのような末路を辿るのかを、日本の他の観光地に対して身をもって示」せば良いと思いますし、もしそうでないならば、そうではないという意思を対馬市自身がまず示すべきでしょう。

日本が国として、対馬という領土を韓国に渡さないということは、議論の余地さえない当然の話です。しかしそのことと、対馬市が自ら招いたことの後始末は、別の話です。

筆者は対馬市が発足した当時の、日本人として絶望を覚えるほどの媚韓姿勢をリアルタイムで見ております。

今後対馬市自身が、それを打ち消すほどのインパクトのある自らの立ち位置と方針を明確に打ち出さない限り、筆者が対馬市自身の媚韓政策の結果に無条件で同情したり、感情的な擁護意見に同調したりすることはないでしょう。


※お知らせ※
2月22日の「竹島の日」に向けて、弊ブログでは、ブログ「さくら日和」執筆者の佐倉純様主催「2009年竹島プロジェクト」に参加しております。


2月22日の「竹島の日」までの期間限定で、弊ブログでは竹島プロジェクトに賛同し、竹島は日本領土であることを改めて強く主張し、島根県の「竹島の日」を応援します。
※今年からは扉絵がないので、竹島プロジェクト画像はここに表示します。


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