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韓国で、老人より若者の方が反日意識が強い理由

大阪・兵庫で新型インフルエンザがずいぶんな勢いで拡がっているようです。困ったことにその発生エリアが、私の住む地域からさして遠くないので、全然他人事ではありません。

これから高温多湿な時期に入るのですから、そんなに心配することはないんじゃないかななどと素人考えをしながら、万が一にも感染したら、自分ひとりの問題ではなくなっちゃうので、一応帰宅時の手洗いとうがいを励行しようと思っています。

しかし怪我の功名と言うか不幸中の幸いと言うか、今回の事態に対して、韓国政府が日本を危険地域に指定したとやら。

危険地域とかそんな韓国らしくもない、奥歯に物の挟まったような言い回しをせずに、渡航禁止とか、何なら国交断絶でもかまいませんので、がっつりストレートに宣言していただきたいものです。期間は是非10年でお願いします。もちろん、韓国年の10年で。

さて、韓国では、日帝時代を経験した老人について、今の若い韓国人は「残酷で悲惨な日帝時代を過ごした哀れな老人」という視線で見ています。

故に韓国人に反日について問えば、「実際に日帝時代を体験した老人の反日意識は強いが、若者はそうではない」と言います。

これは事実でしょうか。

私は事実ではないと思っています。日帝時代を体験した老人たちよりも、日帝時代を知らない若者の方が、ずっと反日意識は強いと思います。

日本統治時代を体験した台湾の老人が語るように、韓国の老人にも、日本統治時代に対する様々な複合感情があると思います。それは一言で語れるようなものではありません。その思いの片言半句だけをとりあげれば、憎しみや反感、怨恨だけを抱いているように見せかけることも出来るのは、先日放送されたNHKスペシャルを見れば、お分かりいただけるかと思います。

実際に日帝統治を体験した老人よりも、日帝時代を全然知らない若者の方が反日感情が強いことは、例えて言えばこんな話に似ているかもしれません。

あるところに、ひとりの老婦人がいたとします。彼女は貧しい家で生まれ育ちましたが、年頃になって親兄弟が決めた相手と結婚しました。その相手は、働き者の事業家でした。

夫婦の間には、育ちの違いから来る多少の軋轢もありました。時代が時代でしたから、時には夫が妻をひっぱたくようなことも、あったかもしれません。しかし、概ね幸福な結婚生活だったと言えるでしょう。

ところがある日、夫が事業に失敗して破産しました。彼女の家族は「あんな男と一緒にいても不幸になるだけだ」と言って、彼女と離婚しろと夫に迫りました。夫は、夫婦の家財道具すべてを彼女に譲って、身ひとつで去って行きました。

周囲に言われるがままに結婚し、言われるがままに離婚したその女性は、夫から譲り受けた家財道具一式も親兄弟に奪われ、当時の風潮では離婚歴がある女性は再婚もままならず、半ば飼い殺しで親兄弟たちに養われていました。

月日が流れ、その女性も年を取りました。自分の子供や孫はいないけれど、甥や姪や、その子供たちを、まるで自分の子や孫のように可愛がっていました。

ある時、その子供たちがおばあちゃんに聞きました。

「おばあちゃん!おばあちゃんは昔悪い男に酷い目に遭わされたんだって?お父さんが言ってたよ、おばあちゃんは昔、悪い男に騙されて、キズモノにされたんだって。おばあちゃん、キズモノなんだねえ、可哀相だねえ」

子供たちは、「キズモノ」という言葉の意味はよくわかっていませんでした。しかし、多分何か禍々しい意味があるのだろうと、漠然と思っていました。

それを聞いた彼女は驚いて言います。

「それは違うよ。おばあちゃんと結婚していた男の人は、働き者で素敵な男性だったよ」

子供が言います。

「おばあちゃん、今でもまだその男の人に騙されてるんだ?やっぱりお父さんが言ったとおりだね!おばあちゃん、可哀相!!」

彼女は一所懸命否定しますが、子供たちは言います。

「おばあちゃん、ボクお父さんから聞いて知ってるよ。おばあちゃんを騙していた悪い男は、おばあちゃんを怒鳴ったりひっぱたいたりしたことだってあるって、お父さん言ってたもん!」

彼女は困惑しながら言います。

「確かにそんなこともあったよ。でも夫婦だったら、時にはそういうこともあるんだよ。あの人は悪い人じゃなかったよ!」

子供たちはもうそれ以上言いません。哀れなものを見るような目をして、彼女を見ます。

彼女も、もうそれ以上の言葉が出ません。

それ以来、彼女は子供たちにその話をされても、黙って静かに微笑むだけになりました。それを見た子供たちは、「やっぱりおばあちゃんは、お父さんが言ってた通り、悪い男に騙されてキズモノっていうものにされたんだ」と確信します。

やがてその話が巡り巡って枝葉や尾ひれが付き、子供たちの間では、おばあちゃんは昔悪い男に騙されてレイプされて散々にキズモノにされて、それで結婚出来なかったんだと言われるようになります。

同じような境遇の別の老婦人は、とうとう開き直って「そうだよ!ホントに酷い男だった!おばあちゃんはあの悪い男にこんなことやあんなことまでされてさせられて、もうズタボロだよ。おばあちゃん可哀相だろう?」などと言って、子供たちの同情を買おうとする者まで出てくる始末でした。

子供たちはそういうおばあちゃんたちに大いに同情するとともに、見たこともないその「悪い男」に激しい怒りを燃やします。

「もしその時ボクがいたら、ボクがその悪い男をやっつけてやったのに!!」と悲憤慷慨する子供も少なくありません。

子供同士でその話題になると、どれだけその「悪い男」に対して憤っているかを競うように話します。それがおばあちゃんへの慰撫と同情と愛情のバロメータになると、彼らは信じているのです。

彼らの話の中で、「悪い男」像はどんどん膨らんでいきます。その「悪い男」が、残虐であればあるほど、彼らの愛する「おばあちゃん」は純粋で天真爛漫な聖なる女性になり、その「聖女」を汚し貶め虐げた「悪い男」は、どんどん悪魔のようなイメージになっていき、その悪魔に汚され貶め虐げられた聖女に対する同情と義憤は、ますます膨らんでいくという無限ループです。

現在の韓国で、老人よりも若者の方が反日感情が強いというのは、上記のような喩え話に似ていると思います。

韓国の若者たちは、彼らが教わった悪辣で残虐な日本のイメージを彼ら同士でさらに膨らませ伝え合います。それは、彼ら自身の体験に基づくものでない分、限度がありません。

その上彼ら自身は、彼ら自身が抱いている悪辣で残虐な日本のイメージを、日帝時代を体験した老人たちのものだと思っています。

「日帝時代を体験した老人の方が、反日感情が強い」と話す韓国の若者は、その若者自身の持つ反日感情を、「日帝時代を体験した老人」を使って示してみせているのだと考えた方が事実に近いと、私は考えております。



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