韓国人が答えをはぐらかす時は
映画「韓半島」とは、すんごくざくっとあらすじを言いますと、南北朝鮮を結ぶ京義線が開通直前、その全権益を日本が主張します。その根拠となる条約に押印された国璽が偽物であることを証明すれば条約そのものを無効にすることが出来、日本をギャフンと言わせることが出来るという設定になっております。
その国璽が偽物であることを証明するためには、本物の国璽を見つければ良いニダ、本物の国璽を探すジマ!という大統領派と、そんなことしたら日本との関係が悪化するニダ、ウリナラの発展のためには、ここは悔しくても日本のご機嫌を損ねるべきではないニダ!という国務総理派のせめぎあいというのが、本来のメインストーリーです(いくら何でもざっくりし過ぎというお叱りは甘んじて受けますが、何しろ2時間半の映画です。真面目に解説するならば何度かに分けて連載しなきゃならなくなります。それは弊ブログの任ではないと存じますので、もっと詳しく!な方は、お手数ですがご自身でググってください<(_"_)>)。
そのメインストーリーに、冒頭から(日本人が見れば)反日風味のサブリミナル的映像をちりばめまくり、「ウリナラがこんなに苦労するのも、親日派が出るのも、全てチョッパリが悪いのだ!」という意識を、見ている者から失わしめないように仕上げられております。
前回記事で私が述べた「日本の海上自衛隊が韓国へ向かっただけでガクブルの韓国軍。韓国大統領からの電話に、悲壮な決意を語る韓国軍司令官。結局一発の弾丸も発せられることなく、ただ単に韓国へ向かっていた日本の海上自衛隊が日本へ踵を返しただけなのに、号泣しそうな勢いで欣喜雀躍する韓国の軍人」というのは、その「全てチョッパリが悪いのだ」を強調するための演出であることを大前提として、今回のお話に移りたいと存じます。
現在、私が参加している日韓チャットには、幾つかのカテゴリが設定されております。韓国人が管理するチャットサイトの常として、非常に頻繁にサーバーダウンが発生します。特に参加者の多いカテゴリはダウンする頻度が高く、一昨日も、いつも参加しているカテゴリが死んでおりました。
仕方がないので他のカテゴリに参加しようと思いながらカテゴリ一覧を眺めていると、「映画/ドラマ」というカテゴリが目に留まりました。そうだ、せっかく映画「韓半島」について書いたのだから、韓国人にもその感想を聞いてみようと思い立ち、「映画/ドラマ」のカテゴリに部屋を作ってみました。
やがて、二人の韓国人が部屋に入ってきました。
「ここは映画のカテゴリなので、映画の話をしたいのですが、大丈夫ですか?」と私が聞くと、一人の韓国人が「はい、普通映画をよく見る方だから」と答えました。
そこで私が「映画「韓半島」について」と言うと、それまでテンポ良く答えていた彼らの発言が、ぴたりと止まりました。その沈黙は30秒ほどだったでしょうか。「映画をよく見る方だ」と言った韓国人がまず言いました。
「日本の不滅のイジズそれと似ているように思えば良いです」
ついでもう一人の韓国人が「つまらない」と言いました。これは映画を指して「つまらない」と言ったのか、それとも映画「韓半島」を話題にすることが「つまらない」のかは、はっきりわかりませんでした。それを追及しても実りがなさそうなので、「つまらない」と言った韓国人を放置し、「日本の不滅のイジズそれと似ているように思えば良いです」と答えた韓国人に的を絞って質問してみました。
「映画「韓半島」は見ましたか?」と私が聞くと、その韓国人は「はい」と答えたので、「どう思いました?」と聞くと、「映画で面白く見ました」と答えます。
「どう思いました?」という問いに対して「映画で面白く見ました」というのは答えになっていません。軽くイラっとしながら再度「どう思いました?^^」と聞くと、その韓国人は「どうせ娯楽映画ではないですか?」と答えます。またも答えになっていない答えに、更なる苛立ちを抑えながら、「だからどう思いましたか?」と重ねて聞くと、「娯楽映画で楽しみました」と答えます。
このやり取りから、どうにかして「自分の感想」を述べることを回避しようという意識が垣間見えたので、「どんな感想を抱きましたか?」とより具体的に質問してみました。すると韓国人、何と「国を売り込まなくてはならない」と答えます。
「それは売国しなければならないという意味ですか?」と聞くと、「お金のためにそうする政治家は韓国や日本と同じではないですか?日本人たちは政治家を信じますか?」と言います。
「いや、あなたがどういう感想を持ったのかを聞いているのですが。質問の意味、わかりませんか?」と重ねて聞くと、「売国奴は悪い人間、私は良い人間」と訳の分からないことを言い出します。更に重ねて問うと、「国を守って愛さなくちゃいけない」と答えます。いやそれは、あんたの感想じゃなくて映画「韓半島」の発するメッセージでしょと、私のイライラは募る一方です。
その後もこの韓国人、とにかくのらりくらりと答えをはぐらかそうとするので、この辺で私の短い堪忍袋の緒が切れ始めました。「あなたは私をからかってるのですか?」と詰問すると、その韓国人は「あなたがどんな返事を聞きたいのか分からないんですね」と嘯きます。
結局この韓国人は、「自分自身の感想」ではなく、「質問者が望む回答」を述べようとしていたようなのです。オマケにこの辺りからこの韓国人、逆切れを始めます。おそらく、せっかくわざわざ「質問者が望むような回答」をしようとしているのに、当の質問者がそれを受け入れようとせず、何度も追及を重ねるためでしょう。しかし回答をはぐらかされ続け、切れたいのはこちらの方だったので、さくっと蹴り飛ばしました。
ちなみに「不滅のイジス」とはおそらく「亡国のイージス」のことだと思われます。私はこの映画は見てないので何とも言えませんが、Wikipediaの解説を見る限り、両作品の共通点と言えば日本の自衛隊が出てくる点ぐらいでしょうか。
いずれにせよ韓国人がこういう風に必死で答えをはぐらかそうとする時は、その背後に彼らの本心が隠されている場合が多く、この映画「韓半島」は、韓国人にインタビューする時の良い切り口になるかもしれぬと、ひそかにほくそえんでいる筆者でした。