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韓国人の上っ面に迎合するなかれ

日韓チャットで、韓国人が話の取っ掛かりに持ち出す常套句には、例の「日本人ですか?」「どこに住みますか?」「何歳ですか?」等の身上調査の他に、先日取り上げた「韓国に関心がありますか?」という親韓度測定、比較的無難に見えて実は地雷になり易い「日本の天気はどうですか」「日本は今何時ですか」などという質問があります。他には「今、何をしますか?」と聞く韓国人も比較的よく居ます。

「今、何をしますか?」と言われても、チャットルームに居りゃチャットしてるに決まってんじゃん?ということで、私の場合は、そう聞かれればぶっきらぼうに「チャット」と吐き捨てるのが常です。

しかしごく稀に、私の機嫌が良ければ、愛想良く「本を読んでいます」とか「動画を見ています」とか「音楽を聞いています」とか「ゲームをしています」などと答えることもあります。

先日、機嫌良く音楽を聴いていると、チャットルームに入ってきた韓国人に「今、何をしますか?」と聞かれたので、素直に「音楽を聴いています」と答えました。

「今、何をしていますか?」と聞いて、「音楽を聴いています」という答えが返ってくれば、次は「どんな音楽ですか?」と聞くのが普通だと思いますし、それでこそ話が弾むというものです。私もその時はそのつもりで、「問いかけに答えた以上は、どんな音楽を聴いているのか説明しなきゃなあ」なんて考えておりました。

ところがその韓国人は、私の答えを聞くや嬉しそうに「私もです!」と言いました。私に質問してきた相手にそう言われてしまうと、私としては「そうですか」以外に答えようがなく、その後の私のご機嫌が斜めに急降下したのは言うまでもありません。

そうやって、とにかくどんな話題であっても無理くりに自分を話題の中心にしようとする韓国人は、全く珍しくありません。別に中心にしてやっても良いんですが、彼らの場合、話題の中心に無理やり乱入しておきながら、肝心の話題を弾ませる努力は周囲の者がするべきだと思っておりますので、話が全然弾みません。

基本的に彼らは薄くて浅くて上っ面ですから、何事にしても掘り下げた話になりません。音楽なら音楽で、何故それが好きなのか、どういうところに魅力を感じているのかを他人にわかるように説明することが出来ないのです。結果として、部屋は静まり返り、自分を中心に話題を盛り上げてもらえないことに不満を感じた韓国人は、無言で出て行くことになります。

しかし、ごく稀に会話の真似が出来る韓国人もいます。

先日もやはり「何をしますか?」と聞く韓国人がいたので、全く期待せずに「今は好きな歌手の動画を見ています」と答えました。すると意外にも「好きな歌手は誰か尋ねてみても良いですか?」と、比較的真っ当な問いかけが返ってきました。

私が「中森明菜です(現在、明菜祭再燃中。しかも大炎上w)」と答えると、それが誰だか俄かにわからなかったらしく、韓国人にしては珍しく自主的に「一度検索してみます」と言い、「ああ、難破船を歌った人ですね」と、これまた比較的真っ当な答えが返ってきました。

韓国人としてはこれぐらいが限界のようで、この韓国人もこの辺で「私は山口百恵のコスモス(秋桜)が好きです~」と自分に話題を引き寄せようとし始めます。普段なら話題を自分に引き寄せようとする姿勢を見せた時点で見限るのですが、その韓国人が続けて「コスモスは、元々はさだまさしの曲ですね」と言ったのが、運良く私の関心と一致しました(さだまつりも絶賛続行中)

その韓国人は、私がおとなしく話を聞く姿勢を見せたのに気づいたのか、それともこちらの姿勢など最初から気にしていないのかわかりませんでしたが、続けて「さだまさしの曲も好きです」と言いました。

彼らの話題展開は基本的に自分中心です。こちらがおとなしく聞く姿勢を見せれば、自動的に気が済むまで彼らは勝手にくっちゃべります。

その韓国人も例に漏れず、こちらが聞いてもいないのに「償いという曲が好きです」と言いました。さらに聞いてもいないのに、「歌詞を直接解釈してみました」と自慢げに言います。

償い」という歌は、2002年に裁判で引用されたことで一躍話題になりましたが、この歌詩の解釈は、日本人以外には極めて難解だと思います。いや日本人であっても、はっきりと「こうだ」という答えを明示しているわけではないこの歌詩を明確に解釈をすることが出来る人は、そう多くないでしょう。しかし日本人であれば漠然とでも、何か感じ取ることが出来るという歌だと思います。

それを自慢げに「歌詞を直接解釈した」と言うので、私は興味津々で「どういう意味の歌でしたか?」と聞いてみました。するとその韓国人は、「ある事件を批判する話かな・・・」と答えました。この時点でもう歌の意味がわかってないのが丸わかりです。

「償い」という歌そのものは、1982年のアルバムに収録されているもので、シングルでは販売されておりませんし、爆発的に売れたわけでもない30年近く前のアルバムを韓国人が持っているということも考えにくいので、この韓国人がこの歌を知ったのは、ほぼ間違いなく、2002年に日本の裁判で引用されたことで話題になってからでしょう。ですから、この韓国人はこの歌を、2002年の報道の内容とマジェマジェして、「加害者が実際に反省しないので、この歌を聞いて反省しろという意味の歌」だと思っていたのです。

韓国人が「日本のホニャララを知っている」とか「日本のホニャララに興味がある」あるいは「日本語が出来る」などと言う場合は、大抵このパターン、即ち「上っ面だけを見て知ったつもりになっている」という場合がほとんどです。彼らはそれを日本人相手に披露したがります。それを見て「うわー、凄いねー、よく知ってるねー」などと手放しで持ち上げる日本人が少なくないために、彼らは益々つけあがります。

そんな日本人に、それは韓国人を付け上がらせるからやめれと言っても、「韓国人は外国人なんだから、日本人ほど日本のことを知らないのは当たり前。日本人と同じレベルの理解を求める方が間違ってる」「反日の韓国人が、少しでも日本に好意的な関心を持ってくれるのは良いことじゃないか」などと言います。

しかしそういう日本人は、彼らが日本人に「うわー、凄いねー、よく知ってるねー」と言わせることで、「ウリは日本人にも認められるぐらい日本のことを良く知っている」=「ウリは日本人と同じ」という意識を持つことまでは、きっと知らないのでしょう。

韓国人が日本人に「日本のことをよく知っている」と言わせたがるのは、「日本と韓国は全然違う」と日本人に言われると彼らが激怒するのの裏返しのようなものです。

そうやって韓国人の上っ面に迎合して彼らの勘違いを助長し、彼らを付け上がらせることこそが日韓友好だと思う日本人は多いようですが、そうすることが日韓共に良い結果に至るとは私には思えないということは、今までにも幾度となく述べてきました。

それでも、どうしても、何が何でも、是が非でも「日本のことに詳しい」と自慢する韓国人を褒めてやりたいと言う人は、出来るだけ正確に、極力誤解を招かぬように「外国人のあなただから、日本人のレベルには決して到達出来ないのはしかたがないし当然のことだけれど、韓国人にしては日本のことをよく知ってる方と言えなくもないかもしれないね」ぐらいに留めるべきでしょう。

とにかく、彼らが安易に「日本人と同じ」という意識を持つような言い回しは、厳に戒めるべきだと思います。



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