韓国人の発信する情報を見る時の心構え
弊ブログは、筆者が記事を書くだけで一杯一杯なために、コメント返しはもちろん、宣伝活動らしいこともほとんどやっておりません。ですので、結構長く続けてる割にはあまり知られてないみたいですw
そんな弊ブログにもかかわらず、長らくご覧戴いている常連読者の皆様、最近弊ブログを発見してくださった皆様、読むだけではなくコメントまでしてくださる皆様には、改めまして深く御礼申し上げます(なお『中華的生活「多少銭?」』ですが、弊ブログの右サイドバーの「リンク1」からも辿れます。コメント欄でお尋ねだったので、とりあえずお知らせまで)。
さて、弊ブログの執筆に際し、日韓チャットの量産型を見てるばかりではなく、書籍を読んだりネットの巷を徘徊することも多いということは、前回記事でも申し上げました。ネットの巷を徘徊する時は、弊ブログで「ウリナラチラシ」と呼んでいる韓国言論サイトを見ることも頻繁です。
「ウリナラチラシ」と言えばその代表格は、朝鮮日報・中央日報・東亜日報の、いわゆる朝中東三紙ですが、何故か日韓チャットの韓国人は「朝中東は信用出来ない」と口を揃えて言います。では、どの言論機関が信用出来るのかと彼らに聞けば、これまた何故か口を揃えて「ハンギョレ」と答えます。
ハンギョレには日本語版がないのですが、韓国人がそう言うのだからと、私も一応ハンギョレを見ております。しかしその偏向性もさりながら、記事の信頼性という点で「朝中東」とどう違うのか、正直私には全くわかりません。
先日も、「日本は日帝被害者に対する責任認めるべき」と題した社説を、ハンギョレで見かけました。読むと、それが事実なら日本でもニュースになっていないはずがないようなことです。慌てて私は、日本側のニュースサイトを漁ってみました。
ところが日本側に、そんなニュースはどこにもありません。こういうネタなら真っ先にラインナップされそうな2NNの見出しにも、とりあえず見当たりません。もちろん日韓チャットの韓国人も、そんな話はおくびにも出しません。
何だかキツネにつままれたような気分でしたが、日本側でニュースになっていないなら、よくある韓国人の寝言か妄想だろうと思って、深く追及しませんでした。
それが3月15日のことだったのですが、その後前回記事のコメント欄でもあったように、3月18日に日本外務省が聯合ニュースに対して「個人請求権は解決済み」と回答しております。結局のところ、ハンギョレの社説に対する「よくある韓国人の寝言か妄想」という私の理解と判断は、間違ってなかったということになります。
ウリナラチラシは少し前にも、「鳩山総理が非公式に韓国に賠償すると表明した」という記事を飛ばしたりしておりましたが、このところ何だか妙に韓国側の日本に対するこの手のオネダリが頻繁になっております。
それらは、とにかく日本から何とか毟りたいという彼らの願望からくるもので、個人請求権だの韓国への賠償だのは、単にその正当化のための脚色でしかないのでしょう。読者に対し、日本から毟るのはウリナラの当然の権利という刷り込みを行なうために、色々と愚にもつかないネタを飛ばしているのではないかと思います。
一度解決したり決着したことでも、それが自らの気に入らなければ、平気で忘れたフリをしたり、あるいは言いがかり同然の解釈やなりふりかまわぬ嘘で、結論を反故にしたりひっくり返そうとしたりするのは、彼らの常套手段です。またこうして記事にすることで、「かつてこういう記事があった」という潜在意識を読者側に刷り込むという効果を狙っている可能性もあります。
嘘でも何でも一度記事にしてしまえば「記事になった」という事実を作ることが出来ます。「記事になった」という事実を、記事の内容が事実であるかの如くすりかえる卑怯で姑息で陰険な手段は、朝鮮人の得意とするところです。
人の好い日本人は、こういう手練手管に簡単に引っ掛かる人が少なくありません。また韓国人にしても、彼らの願望に沿ったニュースであれば、何らの検証なく鵜呑みに信じるのが一般的です。ましてやそのニュースが、彼らの信仰する「日本=悪役」という図式に則っていれば、韓国人の間では疑う方が悪いという空気さえあります。
そういう事情を勘案すれば、日本が関連する韓国人の願望に沿ったニュースについては、どんな公的機関からのものであろうと、どんな権威が背景にあろうとも、発信者が韓国人である場合は、眉に唾を付けてから聞くという姿勢を崩さぬようにする習慣を、私たち日本人は身につけるべきではないかと、痛切に思う今日この頃です。