真相はビビンバの中
さて、日本国内では現在子供手当て法案が通るや否やの子供手当て騒動です。しかしこれは、当然と言えば当然の現象で、改めて驚くことではないでしょう。
この子供手当て、確か本来は日本の少子化対策という名目だったはずなのですが、この状況を見て「これで安心して子供を産み育てることが出来る」と考える日本人が増えるとは、到底思えません。はっきり言って、日本の子供たちの将来を子供手当てで売ったも同然なわけですから。
もっともこの状況を見て、「これで安心して子供を産み育てることが出来る」と考えられる日本人が多数派を占めるようになったら、その方が少子化なんかよりも日本の将来にとってずっと危険ではないかとも思いますがw
子供手当てを目当て日本に流れ込んでくるような外国人が、日本に多額の税金を納めるような富裕層であるなどということは、まずあり得ません。むしろ貧困層に近い人々の方が多いでしょう。
日本の場合、日本人よりも圧倒的に在日外国人の方が生活保護を受給しやすいのが現実ですが、更に日本国内に在住しない子供の分まで子供手当てが支給されるとなれば、今後公的生活支援目当ての外国人が日本に大量に流入する可能性は、十分考えられます。
その場合、日本と距離的に近い国から流入する割合が高くなるであろうことは、当たり前過ぎるほど当たり前です。その上、日本国内に既に生活基盤がある在日外国人や帰化人の親類縁者ならば、来日ハードルは更に低くなります。
それらの条件に最も当てはまりやすいのは、言うまでもなく特亞とか反日御三家と言われる国々です。要するに日本という国は、と言うか現政権与党は、日本人よりも反日国の子供を育てたいのでしょう。何のためにかは知りませんが。
気分が暗くなる国内関連から目を移して韓国関連についてですが、ホットイシューはやはり例の軍艦沈没破裂騒動です。
しかしこれはいまだに情報が錯綜中なために、日韓チャットでこの話題が出ても、どうしても想像を元にしたネタ談義にしかなりません。
故盧武鉉前大酋長の投身自殺騒動の時もそうだったのですが、証言者や目撃者、状況を説明するための証拠や資料が全くないわけでもない(どころか、比較的豊富だったりする)のに、状況把握や原因解明がなかなか進まないという事件は、韓国関連では全く珍しくありません。
証言者は証言を二転三転させ、そこへ嘘の目撃談や本気の妄想が投げ込まれ、時間の経過と共に証拠の幾つかは消滅し、あるいは隠滅され、翻弄される者とする者がその時その時で入れ替わり、やがて真相は執拗にこねくりまわされたビビンバの中となります。
そうなればしめたもので、それぞれの立場の者がそれぞれの都合の良いように「真実」を作り上げ主張します。そうして成り立っているのが、韓国社会です。
基本的に韓国人は自らの誤りや過ちを認めようとしません。成功は他人のものでも自分のものにしようとしますが、失敗は全て他人のせいです。今回の軍艦沈没破裂騒動に関しても、責任逃れに必死になっている者が話を一層ややこしくしている可能性は高いと思います。
以前にも「反省は敗者の屈辱」という記事を書いたことがありますが、彼らが自ら進んで失敗を認めたり反省したり、ましてや失敗から教訓を得るなどということは、ほぼ絶対にありません。
ウリナラチラシなどで一見反省しているように見える記事やコラムを見ることも稀にありますが、あれは自分以外の読者に対して反省を促しているものであって、それを書いている記者自身が反省しているわけではないのです。
勝ったり成功したりしている内はそれでも良いのですが、一旦負けたり失敗したりすると、彼らは必死でその事実から逃れようとします。事実から逃れることが出来ない場合は、その責任から逃れようとします。そういう彼らの基本行動が今回のような事件の場合、真相をどんどん闇の中へ押し込め、なかったことにするのでしょう。
わずか数日前のことでもこうなのに、それが何年、何十年、あるいは何世紀と時間の経ったことならば尚更です。
日韓歴史共同研究において、長年やっているにも関わらず日本と韓国の認識が全くかみ合わないのは、韓国人がそういう習性を持っている生き物だということを、日本側が認識していないこともあるのではないかと思います。
もっともそれを認識してしまったら、韓国人と共同で歴史についての研究なんて、バカバカしくてやっていられないでしょう。
あるいは、あえてそれを認識した上で、日韓の歴史よりも韓国人という生き物の生態や思考を研究する方にウエイトを置くという手はあります。韓国ウォッチブログを書いている私の立場では、それはそれで決して無駄な研究ではない(どころか、むしろ歓迎w)とは思います。
しかしそれは、歴史を研究する日本人には激しく畑違いであるということと、あまりにも精神的苦痛の大き過ぎる研究になるのではないかと憂慮する次第です。