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日本人は自信を持って良い

新月の日に、地球に戻ったはやぶさが大気に溶けて早2週間弱。明日の満月では部分月食が見られるとか。はやぶさの影響もあって、天体関連に日本人の関心が高まっているのではないかと思うのですが、JAXAではそのはやぶさが持ち帰ったカプセルから、気体の採取に成功したということで、今後しばらくの間は、様々な分析の結果が楽しめそうです。

はやぶさ帰還直後にウリナラチラシが「イトカワの試料採取がはやぶさの最大任務」としきりに言ってたのを、当初私は、単なる物知らず故かと思っていたのですが、どうもやはり「イトカワの試料採取をはやぶさの最大任務ということにして、その失敗を願っている」というのが実際の様子。

韓国人という生き物に対して、私もまだまだ見方が甘いと言うか、我乍ら人が好いなあとしみじみ思いました。

個人的には、イトカワの試料が全く採取出来ていなくても、はやぶさの成果に何らのマイナスにもならないとは思っていますが、それ以上にイトカワの試料採取は、成功している可能性がかなり高いとも思っています。

人類は既に月面に降り立っておりますが、月面には「レゴリス」と呼ばれる微細な砂塵が積もっているそうです。

このレゴリスは、月面探査を行なう際に大変厄介なシロモノだそうで、静電気や磁気に反応してあちこちにくっついたり入り込んだりするそうです。しかも大変に微細(およそ0.05mm)なので、宇宙服のほんの僅かな隙間にも入り込んでしまい、知らずにこれを宇宙船内に持ち込むと、計器の中に紛れ込んで故障の原因になるので、月面探査を行なった後はレゴリスを徹底的に落とす作業が必要になると、何かで読んだことがあります。

イトカワ表面も月面同様、レゴリスで覆われています。更にはやぶさが着陸したミューゼスの海は、イトカワではレゴリスが集まっている最も大きな領域で、つまり望まなくともレゴリスが採取カプセルに紛れ込む可能性は決して低くないと言うか、逆にイトカワに着陸までしているはやぶさのカプセルに、レゴリスが絶対に紛れ込まないようにする方が難しいぐらいではないかと思っています。

別にはやぶさに限ったことではないのですが、はやぶさ関連の報道を見ていて痛感したことがあります。それは日本人の習性のひとつに、「我々は自信を持ってはならない」と考えたがるという習性があるということです。

ニュースなどでも、日本人が自信を失うようなニュースほど好んで盛んに取り上げられますし、将来予想においても、絶望的観測の方が何故かクローズアップされます。

この習性は、慎重の上に尚慎重を期すことで、日本人の能力の底上げになっているというメリットもあるとは思います。ところが、同時にその習性によって、日本人は「日本人の能力の底が高い」ということさえ評価したがりません。

これが程々の内は「謙虚」という美徳と解釈することが出来るかもしれませんが、度が過ぎると何かにつけ「日本はダメだ。日本は悪い。日本人は出来ない子」という意識を持つようになり、その意識が膏肓に入ると、そのネタ探しに奔走するようになる人が出てきます。ある程度高い教養や学識を持つ日本人であっても(ある程度高い教養や学識を持つからこそと言うべきかもしれませんが)、そこへ付け込まれると大変に脆いのではないかと思います。

そこへ付け込む連中に、朝鮮人が少なからずいることは、もはや弊ブログをお読みの皆様には言うまでもないことでしょう。先だっての日韓併合無効の声明などは、自省や自戒が大好きな日本人と、そこへ付け込んだ朝鮮人の見事なハーモニーの実例と言えます。

自省や自戒を悪いとは言いません。適切な自省や自戒は、失敗を乗り越える発奮材料となり、更なる前進を促すものだと思います。

しかし、挫折を促し、前進を妨げるような自省や自戒は、害にはなっても薬にはなり得ません。更に日本人の自省や自戒に付け込んで食い物にしようとする連中に迎合するのは、害悪以外のなにものでもありません。

失敗は失敗として謙虚に見つめることは間違いなく重要です。しかし、その失敗で得た教訓を前進のための材料にすることが、はやぶさの感動的な成功につながったという事実を、私たち日本人は忘れぬようにしたいものです。



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