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嫌韓であるならば尚更に正しく知るべき

嫌韓系サイトやブログでしばしば目にする朝鮮知識のひとつに、「試し腹」があります。

これをググってみると、
「女は子を産む道具でしかない」朝鮮では、「道具(女)が不良品(不妊症等)であってはならない。故に、『これこの通り、妊娠できる体でございます』ということを証明するために、「種男」という男に娘を犯させ、妊娠した状態で輿入れさせる」。これを「試し腹」と言います。産まれてくる子供は、当然夫の血を引いていないため、妻と同じ奴隷的な身分しかなく、結婚はおろか大人になるまで成長する者も稀だったと言われています。自分の娘を血縁の近い男(兄や叔父)に妊娠させて、妊娠できる女と証明させて嫁がせる儒教思想が暴走した悪しき習慣だそうです。日帝が禁止した朝鮮時代の悪しき風習だそうです。
などとまことしやかに解説されております。

これを踏まえたご質問がコメント欄にありましたが、私はそもそもこの「試し腹」という制度は、ある程度朝鮮を知った、おそらく故エンコリ辺りの日本人の捏造だと思っております。

何故これを捏造だと思うのかと言うと、まずかつての朝鮮における処女崇拝傾向は極めて強く、未婚の女性に求められた処女性は単に男性と肉体関係を持ったことが無いどころではなく、よその男性に顔を見られたことがないかというレベルでした。その朝鮮で、「妊娠可能であることを証明するために、あらかじめ妊娠した状態で輿入れする」などということを、理性より感情の勝つ朝鮮人が許したり認めたりするはずがありません。

また朝鮮では、「子供が産める」というのは即ち「男児が産める」という意味であり、単に妊娠能力の有無だけではありませんでした。たとえ10人の子を産んでも、それが全て女児であれば、石女扱いだったのです。その前提においては、単に妊娠出来ただけで「産む道具として、不良品ではございません」と言うことは出来ないわけです。

また、子供を産むことは女性にとって、現在でさえ命がけです。医療技術も衛生事情も栄養状態も現在と比較にならない朝鮮で、あらかじめ妊娠した女性を嫁に迎えることは、その女性が実際の夫の子供を産む前に、あらかじめ妊娠していた子の出産のために生命を落とす可能性も低くないということです。仮に全ての妊娠出産が安全確実に行われたとしても、一人の女性が出産可能な回数には上限があります。女性を「産む道具」として扱うのであれば、なぜわざわざあらかじめ使い減りさせてから提供するのでしょうか。

更に言えば、「あらかじめ証明する」というあまりにも合理的な発想も、朝鮮人らしくありません。常に自分は無条件でパペクトであると信じ、それを疑う相手には罵倒で応じ、見え見えの嘘や欺瞞を指摘されても、その証拠を突きつけられても、絶対にそれらを認めようとしない彼らが、自分自身や、自分自身の付属品(この場合は嫁入りさせる娘)が不良品という可能性をあらかじめ考慮し、それを否定するために自ら進んで証明するなどということをするでしょうか。

これらのことを考え合わせると、私にはこの「試し腹」などという制度が朝鮮に存在したとは到底考えられません。

朝鮮関連は、日本人の常識から考えると斜め上2回半ひねりな習性や習慣がしばしばあります。何も知らない間は、単純にそれらに驚いたり呆れたり笑ったりするばかりですが、だんだん慣れてくると、彼らの斜め上っぷりを強調するために、朝鮮風のアレンジを付け加えた作り話を拡散する人が出てきます。

某巨大匿名掲示板のコリアンジョークスレのように、この手の作り話を笑い話にするだけなら良いのですが、これを作り話ではなく事実と誤認する人が結構おられます。

実は私も経験があるのでわかるのですが、朝鮮関連を全く知らない人よりも、少しかじっただけの人の方誤認しやすい傾向にあると思います。なまじに朝鮮関連が斜め上2回半ひねりということを知っているために、俄に信じられないほど素っ頓狂なアレンジでも「朝鮮人ならさもありなん」と思ってしまうからでしょう。

ただ、日本人から見た朝鮮人や朝鮮人の風習や性癖がどれほど斜め上2回半ひねりでも、朝鮮人には朝鮮人なりの理があります。日本人から見た彼らの言動がどんなに素っ頓狂でも、実はその理から外れるようなことはほとんどありません。突発的な言動や事件ならともかく、習慣や制度となれば、絶対にその理から外れることはないと言って良いでしょう。

即ち、私たちが本来理解するべきは、彼らの習性や性癖によって現れる現象ではなく、彼らの習性や性癖から垣間見る彼らの「理」です。

朝鮮人の「理」に対する理解がなかったり、あってもごく浅い場合は、彼らの素っ頓狂さにばかり目を奪われてしまいます。それは朝鮮人が望んだ方向性ではないかも知れませんが、朝鮮目眩ましに遭っているのと同じだと私は考えます。

更にその朝鮮目眩ましを再拡散させることは、朝鮮に対する誤った認識を広めることにもつながります。「朝鮮に対する誤った認識」とは、その方向性は違いますが、韓流捏風と同じです。

誤った認識に基づいて韓流捏風に浮かれる人々に反発して嫌韓が増えたように、誤った認識に基づいた嫌韓主張は、朝鮮関連について何も知らない人々に対して、嫌韓自体が間違っているという認識を広めることになるかもしれません。

嘘や欺瞞、粉飾、嵩増しの多い朝鮮関連では、慎重な事実の確認が重要です。親韓であれ嫌韓であれ、あるいはそれ以外の立場であれ、唱える主張は可能な限り正しい認識に基づいて行われるべきでしょう。

ましてや「嫌韓」というネガティブな主張を唱える者は、親韓以上にその辺りには慎重且つ誠実であるべきだと私は考えております。



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