そういうものであるという理解
私は氏のファンであり、「小説家」として高く評価しております。
要は、氏を「歴史家」とか「史学者」などというカテゴリーで判断しようとするからその著述に対して「あれ?」と思うのであって、正しく「小説家」として判断するならば、優れた作家であることは確かだと私は考えております。
弘法も筆の誤りと言うように、完全無欠の人間など存在しません。氏にも誤りはあります。氏を「歴史家」と評価した人々があまりにも多かったために、氏自身がその評価に惑わされたことも、氏の誤りのひとつではないかと、私は個人的に思っております。
さて韓国人について理解が難しいことのひとつに、彼らの文明人としては飛び抜けた異常性と、常に激しく矛盾する思考パターンというものがあります。これは日韓チャットの常連日本人の間でも、非常にしばしば話題になります。
いや、話題と言うのは正しくないかもしれません。むしろ日本人として、そのような生き物に擦り寄られることから逃れられない悲嘆と言った方が良いでしょう。
文明の恩恵に頭のてっぺんまでどっぷり浸かっていながら、そのあまりにも非文明人的な行動や思考は、彼らを詳しく知らない者には俄かに信じることが出来ませんし、彼らを詳しく知る者にとっても、理解に苦しむことのひとつです。
理解に苦しんだ挙句、私たちは様々な理由付けを試みようとします。
彼らをあまり詳しく知らない間であれば、一人を見て全体を判断するなという韓国人の御託に惑わされて、偶然運悪く、4800万人いる韓国人の中で飛び抜けて異常なたった一人の韓国人に出会っただけだと思おうとしてみたり、あるいはやはり韓国人の御託に乗せられて、日韓の過去に答えを求めようとしてみたりします。
韓国人をかなり詳しく知る韓国ウォッチャーならば、さすがにそういう韓国人のおためごかしには引っかかりませんが、彼らの異常性に理由付けをしたがるのは同じです。
韓国ウォッチャーの間での、韓国人の異常性に対する理由付けには諸説あります。
まず韓国人が亞人類とかヒトモドキといった、人類と近縁ではあるが別種の生物であるという説、次に一応人類ではあることは認めなくもないが、精神構造あるいは遺伝子レベルで根本的に壊れているという説、もしくは同じく一応人類であると推定しなくもないが、他の人類とは大きく異なる淘汰選抜が行われた結果であるという説などがあります。
人の皮を被った生物には人権が付されるという文明人の不文律のために、これらを実際に検証することは、事実上不可能です。故に、どの説が正しいかということはここでは言いません。
彼らの素っ頓狂っぷりを見るにつけ、その根源を探りたくなる気持ちは痛いほどわかります。しかし、私たちがどのような理由付けを行なおうと、彼らが変わることはありません。
理由付けはあくまで、私たちが納得するためのものであって、彼ら及び彼らと接することによって生じる問題の解決に寄与するものではないからです。
私たちがまず理解するべきは、彼らの人類としての異常性そのものです。その原因や理由は、どうでも良いとまでは言いません。もしそれが解明されれば、トリビアとしての価値は発生するでしょう。
しかし現代社会において、それを検証することには限界がありますし、そういうことに躍起になっても、得るものはさほどありません。それよりもまずは、彼らをありのままに理解することが、私たちにとっても重要なことだと思います。
彼らの「ありのまま」があまりにも異常且つ矛盾に満ちているために、それをそのまま理解することは大変難しいことだとは思いますが。