韓国人のねじれに巻き取られた人々
そんな現在でも、日本から韓国へ旅行する脳天気な方々が少なくないようです。「別にアタシたち、農場に行くわけじゃないからケンチャナヨ」ということなのでしょう。
狂牛病の時もそうでしたが、韓国では確定診断が出てしまうと食肉として販売出来なくなるので、そうなる前に屠殺して売ってしまえということが普通に行われているようです。つまり、口蹄疫ウイルスに汚染した豚肉や牛肉が市場に出回っている可能性は決して低くありません。
口蹄疫ウイルスに汚染された肉を食べても、ヒトで発症することはほとんどないようですし、仮に発症しても重症化することはないと仄聞します。しかし、ウイルスに汚染された食肉に接することは、ウイルスの媒介を行なう立場になることです。
韓国と言えば焼肉、最近では豚バラ肉(サムギョプサル)というぐらいですから、韓国へ行けば牛肉や豚肉に接触する機会を皆無にすることは難しいでしょう。仮に皆無に出来たとしても、牛肉や豚肉に接触した現地韓国人との接触を皆無にすることは、不可能です。日韓チャットでインタビューしている限りでは、現在でも韓国人は、普通に牛肉や豚肉を食べていると言っております。
こういう現状において、韓国へ行く方は、昨年の宮崎県での悪夢を再び引き起こすきっかけに、自分がなるかもしれないという危機感を持ってお出かけになるよう進言したいと存じます。そうでないなら、韓国が口蹄疫清浄国になるまで日本に帰って来なくてもいいです。
さて、いつもいつも不思議に思うのですが、しばしば韓国人や親韓や親特亞な人々が、嫌韓や韓国に批判的な人々に向かって「まるで韓国(朝鮮)人のようだ」と嘲罵することがあります。
それはつまり、「お前が批判したり非難したりする韓国(朝鮮)人と、お前は同じだ」と言いたいのだろうということは理解出来ます。
理解出来ないのは、彼らが「嫌韓の言う韓国(朝鮮)人像」を否定しているはずなのに、それを持ち出すことです。嫌韓の言う韓国(朝鮮)人とは、「無礼で野蛮で下品」というのが代表的イメージでしょうか。もちろん他にも韓国(朝鮮)人評は色々ありますが、それらは並べれば並べるほど悪罵にしかなりません。それは本稿の主旨から逸れるので割愛します。
嫌韓が「まるで朝鮮(韓国)人のようだ」とか「朝鮮人のような真似をするな」とか、「それじゃ朝鮮人と同じだ」と言うのは、確かに相手と使い方によっては、単なる批判を超えた立派な罵倒語になるでしょう。
しかし、私の知る限りでは、韓国人や親韓・親特亞な人々は、韓国(朝鮮)人を非常に高く肯定的に考えているはずです。すなわち、一般的に韓国人や親韓・親特亞な人々は韓国人を「せっかちだが率直で、裏表がなく、情に厚く、教育熱心で、学習意欲が高く、歴史に詳しく、愛国心の強い人々である」とイメージしているはずなのです。
そういう人々が嫌韓に向かって「お前はまるで韓国(朝鮮)人のようだ」と言うのはつまり、「お前はせっかちだが率直で、裏表がなく、情に厚く、教育熱心で、学習意欲が高く、歴史に詳しく、愛国心が強い」と褒めてくれているのでしょうか?
使われ方を見ている限りでは、到底そうは思えません。むしろ「嫌韓が言う韓国(朝鮮)人の印象」の方を用いているように見えます。と言うことは、彼らはそう言うことで「嫌韓が言う韓国(朝鮮)人の印象」を是認していることになるわけです。
このように、口先では韓国(朝鮮)人を肯定賞賛するようなことを言っておきながら、本心では韓国(朝鮮)人を蔑み見下しているというねじれは、韓国人にはしばしば見られますが、親韓・親特亞な人々にもさほどに珍しくありません。
それは親韓・親特亞な人々が韓国人の持つねじれに巻き取られたためなのか、はたまた彼らの本質が韓国人の本質と同調しているためなのかは、あるいはその両方でしょう。
ちなみに日本人に対して韓国人が「お前は韓国人のようだ」と言うときは、たいてい「在日韓国人のようだ」という意味です。また在日も往々にして、嫌韓日本人に向かって「お前ら韓国人みたいだ」と言いますが、この場合の「韓国人」はおそらく、親韓・親特亞日本人と同様、「本国韓国人」の意でしょう。
ただし、在韓日本人が現地で韓国人から「あなたも韓国人らしくなってきましたね^^」と言われることがしばしばあるようですが、この場合の「韓国人らしい」というのは、韓国人や親韓・親特亞な人々のイメージする肯定的な韓国人像に基づくもので、どうやら褒め言葉のようです。
ひとつの対象に対して、矛盾する肯定と否定を同時に用いるというねじれが見られるのは、韓国人については今更驚くことでも特筆することでもありません。しかし親韓・親特亞な人々にも、韓国人と同様のねじれが見られるのは、少々興味深いものがあります。
この「ねじれ」をどこまで、あるいはどのように理解するかが、韓国(朝鮮)人そのものを理解することに繋がるのではないかとは思います。が、その「ねじれ」に巻き取られてミイラ取りになってしまうことも頻繁にある諸刃の剣です。素人にはと言うか、韓国を余り知らないし、知りたいとも思っていない日本人にはお薦め出来ません。
というわけで、韓国人のねじれについては、「ねじれ」そのものを理解するのではなく、「韓国人はねじれている」ということをそのまま理解する方が無難であり、且つおそらくは最も正確に理解出来るのではないかと思います。
何しろ私もしばしば、「(韓国人のねじれについて)こね回し過ぎでかえってわかりにくい」と批判されますからw
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