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東北地方太平洋沖地震について

3月11日14時46分、東北地方太平洋沖地震が発生しました。

私の住む大阪でも、まるで眩暈か船酔いのような、震度3程度のぬるりぬるりとした不気味な横揺れが、少なくとも1分は続きましたが、被害はゼロでした。

しかし震源に近い東北地方では最大震度7の激震となり、大津波も発生。更に火災も各地で発生し、その上かつて私が阪神淡路大震災の折に真っ先に心配した原発事故が今になって現実のものになり、その被害規模は、地震発生後3日目になる今日もいまだ全貌がつかめておりません。が、震災範囲は東北を中心として極めて広範囲に渡っており、まちがいなく日本史上最大の震災になると思われます。

現政権の売国姿勢を糾弾し、早期解散を願う気持ちは今も変わりませんが、こういう緊急事態が発生した以上、今は政治の混乱で被災地への対応を遅らせるわけにはいきません。何はともあれ現政権で被災者救援と被災地のライフライン復旧を行なうのが、現在最優先するべき事です。

また、現地の惨状をメディア等を通してご覧になって、自分にも何か出来ないかと居ても立ってもいられない方はたくさんいらっしゃることと思います。そういう方は、まずはとりあえず、信用できる機関を通じて義捐金を送られるのが一番効果的と思います。物資を送りたいとお考えの方もいらっしゃると思いますが、流通が破壊されているので物資を現地まで送ることは困難です。10個や20個ぐらいの物資では、文字通り焼け石に水ですし、効率的にも良くありません。グロス単位で物資を送れるという方でない限り、現金の方が、たとえ少額でも有効に使われると思います。

もちろん現地の復旧に人手は必要ですので、災害ボランティアとして直接手を貸すことが出来るならば、実際に行動されることは良いことです。しかし個人が三々五々好き勝手なことをするのでは、足手まといになることはあっても助けにはなりません(経験者語る)。下手をすれば二重遭難の可能性もあります。カネより手を貸したいと思う方は、必ずボランティア団体等を通して、指揮系統の確立した集団に合流するのが良いと思います。

それから、現在はデマが発生、拡散されやすい状況です。私も震災発生直後からネットに張り付いておりましたが、チャットやツイッター、ソーシャルネットワークなどで、例えば地震発生直後に「阪神淡路大震災では、3時間後に最大の余震が来た(から、今回も来るかもしれない)」というデマが流れているのを見ました。が、阪神淡路大震災の3時間後に最大の余震が来たという事実はありません。そういうデマに惑わされて、デマの拡散に加担する側になる方も少なくありませんでした。

また早くも義捐金詐欺が発生しているという情報もあります。メディアを通して現地の惨状を目の当たりにすれば、一刻も早く支援の手を差し伸べたいと思うお気持ちは痛いほどわかりますが、その善意を食い物にしようと企む人も、悲しいことに確実におります。デマに対する注意と同様に、こういう非常時は必ず信用ある機関が責任を持って発した情報かどうかをご確認の上、その情報について判断されますようお勧めいたします(ちなみに私が3月13日午前8時現在で確認したところ、日本赤十字社はまだ義捐金及びボランティアの受付を開始しておりません)。

更に今回の地震は複数の震源でほぼ同時に、あるいは連続して起きており、長野で起きた地震などは東北地方太平洋沖地震に誘発された地震である可能性が示唆されております。今は被害のないエリアであっても、今後地震に見舞われる可能性があるのは、日本においては特に今回の地震発生に限定した話ではありませんが、現在はその可能性が普段より高くなっていると考えて、それに備えた方が良いでしょう。

万一に備えて非常用持出し袋、非常食及び水の確保や用意を、今回被害のなかった地域の皆様も是非なさいますよう、心から進言いたします。万一災害に遭遇することがあれば、それが大きな心の支えになるでしょうし、何も起きなければ、「過剰反応だったねw」と笑いながら快適な部屋で過ごせる幸せを噛み締めることが出来るでしょう。

現在のところ、様々なメディアが震災関連の情報を発信しております。各自で適当と思われるメディアを自由にご選択の上、情報収集を行なわれれば良いと思いますが、もし「どこ見りゃ良いのよ!」という方がいらっしゃいましたら、Googleがこんなページを用意しております。ご参考になさってください。

また月見チャットでも、ほぼ常時誰かがいて、それぞれが様々な情報を持ち寄っております。よろしければご活用ください。

地震発生後から私は月見チャットに張り付きで、日韓チャットにはほとんど顔を出しておりませんが、日韓チャット常連日本人からの情報によると、地震発生後わずか1時間で、韓国人が欣喜雀躍しながら日韓チャットの日本人部屋に訪れたそうです。

あるいは、私が「脳足りん君」と呼んでいる日本語が達者な韓国人などはツイッターで、「(脳足りん君のおばあさんの話として)「昔はうちの国に来て罪のない人を捕まえたり、殺したり…その報いなのかねぇ。だから悪いことはしちゃいけないよ」という話に。」とか、「おれは日本に二度と大きな地震が起きないことを願う。おれが旅行に行けないからじゃない。昔の大きな地震はただの伝説だった。しかし今のは身近な人の恐怖が実際に伝わるから。」とか、隠してるつもりでボロボロ本音がこぼれてるツイートを発信しております。

もちろん、日本や日本人を心配する韓国人のツイートやメッセージもたくさんありますし、それらを全て嘘だと決め付けるつもりはありません。が、彼らが日本の震災を喜んだりざまあみろと思ったりする気持ちもまた、紛れもない真実であることを私たち日本人はこの機会に、今一度心に刻んでおくべきでしょう。

ともあれ、今は韓国なんかに構ってる場合ではありません。ただ韓国からの救援隊を、既に少数ながら受け入れているようですが、これはニュージーランドが断ったのと同じ理由で、絶対に断るべきでした。

震災後、強く危惧し警戒すべきことのひとつに疫病の蔓延があります。口蹄疫は人間に感染しても重症化する病気ではありませんが、それだけに一度韓国から口蹄疫を持ち込まれれば、現在の状況から当分の間(おそらくは年単位で)その防疫や対応の優先順位は低くなります。それでなくとも現地の畜産業が全く無傷であるとは考えにくいのに、この上更に口蹄疫を持ち込まれれば、昨年の宮崎どころの騒ぎで収まるわけがありません。韓国からの救援隊受け入れは、いくら緊急事態とは言え浅慮で拙速に過ぎます。

まずは、今以上の被害を出さないことが重要です。その上で、各々が出来る範囲で出来る支援をすることで、今もまだ救助されていない人たちの一刻も早い救援と、現地の復興支援に協力していきましょう。



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