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望まぬ現実ではありますが

弊ブログでは、コメントは異論反論を含めて大歓迎しておりますが、基本的に筆者からのコメント返しは差し上げておりません。ただ、ネタがないときやネタになりそうなご質問の時は本記事にて取り上げることも、実は結構よくあります。

というわけで今回はコメントにて頂戴したご質問へのご回答を差し上げたいと存じます。

まず最初のご質問、「すみませんがここの過去の記事 日付指定などして見ることはできないでしょうか?」というご質問を頂戴いたしておりますので、簡単にご回答申し上げます。

出来ます。右サイドバーにカレンダーがありますので、記事が公開された日付をクリックすれば、その日の記事へ飛ぶことが出来ます。また、同じく右サイドバーに、折りたたんであるので少々見づらいかもしれませんが「人気記事ランキング」「全記事」「月別アーカイブ」「カテゴリー」なども設置しており、そちらから飛ぶことも可能です。どうぞご活用ください。

それからもうひとつ、同じく前回記事へのコメントで頂戴した質問にお答えします。

前回記事において【現在の日本と韓国という国家同士の関係が、まさにその「社会的には付き合わざるを得ない」関係と言えます。】と書いたところ、次のようなコメントを頂戴いたしました。

嫌で嫌でたまらないアレら

>しかし、世の中はそんなに簡単ではありません。個人的に親しくならないようにしても、社会的には付き合わ
>ざるを得ない場合も多々あります。そもそも、現在の日本と韓国という国家同士の関係が、まさにその「社会
>的には付き合わざるを得ない」関係と言えます。

それこそ思い込みなのではないでしょうか?
なにゆえ国家的には付き合わざるを得ないのか、どの辺りにその必要性があって付き合っているのか、
自分は知りたい。
付き合いがない方が、数百倍数千倍もそれ以上も、日本にとって益なのだと思います。
アレと付き合わないことで出る損益とは何があるのか?本当にわかるのであれば、羅列して教えていただきたい。

2011/05/06-03:17 | URL | 名無櫓 #Ob.Cx8Rc[ Edit]

このご質問について、回答よりもまず申し上げたいことは、私の考えが「日韓が「社会的には付き合わざるを得ない」関係と言えるから、日韓は付き合うべきなのだ」ということではないということです。

既に過去記事で幾度も述べている通り、私が望ましいと考えているのは日韓の発展的関係解消であり、日本が韓国と友好関係を構築することで、日本側にどんなメリットがあるのか、具体的に例を挙げて示して欲しいということは、長年私がこのブログで求め続けていることでもあります。

ならば何故あえて【日韓が「社会的には付き合わざるを得ない」関係と言える】と書いたのかと言いますと、それが動かぬ現実だからです。

いくら私が、日韓友好など、少なくとも日本にとっては害にこそなれ何らの益にもならないと、何年も延々喚き散らし続けたところで、政権与党の幹事長が日韓図書協定の衆院本会議採決において、自民党が反対したことに対し「日韓関係の重要さを考えれば、気持良く賛成してほしかった」などと公言し、それに誰も表立って突っ込みを入れない(おそらくこの発言について、国会でも誰もその真意を問い質さないでしょう)というのが現実なわけです。

その現実を鑑みれば、私などがいくら日韓の発展的関係解消を望んだとて、その実現どころか、そのための議論さえ始まらないのもまた、もうひとつの動かぬ現実です。

私には、日韓友好の促進が日本にとって益よりも害をもたらすという確信はあります。が、日韓が友好関係を深めることで少なからぬメリットを享受する人々は、確実に日本に存在します。先ほど述べた現政権与党の幹事長などは、まさにそのひとりと言えます。

日本という国家の政権を担う政党の幹事長という立場で、単に「日韓関係の重要さ」と言えば、「日韓関係の重要さって具体的に何?」という疑問を覚えるのは私だけではないと思います。

しかし日本の大手流通企業イオングループ創業者の次男であり、現イオングループ社長の実弟としての立場で、「イオングループにとっての」というワンフレーズを、先に述べた「日韓関係の重要さ云々」の前に付け足せば、その是非はさておき、誰もが素直になるほどと思うでしょう。イオングループのような私企業だけではなく、対馬市のような、日本人観光客よりも韓国人観光客を多く誘致したい自治体も、同様でしょう。

小は韓国人に取り込まれた日本人個人から、大は経団連や世界展開を行なう大企業や韓国人観光客を誘致したい自治体や省庁に至るまで、「自分の目先の利益のため」に、日韓友好を望む日本人や日本の団体は、案外少なくありません。現実として、そういう日本人と、日本を蝕むことで利益の獲得を目論む韓国人とが手を組んでいるわけです。私のように韓国に批判的な立場の者から見れば確かに望ましくないどころか、何とかして食い止め根絶したいことではありますが、それが現実です。

日韓関係が深化することで短期的には、あるいは局所的には利益を得ることは十分あり得ます。しかし、長期的かつ日本国全体として日韓関係を見れば、韓国との関係の深化は害多くして益少なしということを、歴史ははっきりと物語っております。

だからこそ、私は日韓の発展的関係解消を唱え続けているわけですが、現実が私の主張に反するからと言って日本が国家として、韓国との関係を積極的に深めようとしているという事実から目を逸らすことまではしないだけです。

何故なら、自分の望みどおりの現実ではないからと言って現実から目を逸らすことは、まさに「朝鮮人のような真似」のひとつであるばかりではなく、それこそ日韓友好を促進したい人々の思う壺ではないかと思うからです。

現実と言えば、韓国について詳しく知れば知るほど、うんざりするのも現実のひとつです。

そのうんざりから逃れるために韓国から目を逸らし、韓国にとって都合の悪い事実やニュースは見ざる聞かざる言わざるを貫いていれば、これはもう素晴らしく快適です。日韓関係が深化すればするほど、日本のどこかで日本人の誰かが韓国からの害を被るでしょうが、それが自分に直接降り掛かってこない限りどうでも良いと思えたら、どんなに気が楽になるでしょうか。

知っているにも関わらず韓国から被る害や危険性について目を逸らし耳を塞ぎ口を閉じることは、メリットと言うことは出来るでしょう。少なくとも、精神衛生上大きなメリットがあることは間違いありません、短期的且つ個人的には。

つまり、短期的且つ個人的あるいは限定的なメリットを追求するのであれば、日韓友好の一層の構築やその維持に協力すること及びそれらに積極的に反対しないことは、実は私のような嫌韓にとっても、案外悪いことではないと言えなくもありません。

日本全体がそういう姿勢になれば、日韓友好は自ずから加速するでしょう。

その結果として、韓国人がほしいままに日本を侵食しても、日本人はひたすら望ましくない現実から目を逸らし耳を塞ぎ口を閉ざし続けたとします。

その果てに現れるのは、日本人として望ましい未来でしょうか。

そういう意味で、今の日本が日韓友好促進に傾いているという現実を望ましいと思わない人ほど、その現実から目を逸らさず、警鐘を鳴らし続けなくてはならないと、私は思っています。



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