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背骨を折る藁

「ラクダの背骨を折る最後の藁(The last straw that breaks the camel's back.)」という慣用句が英語にあります。

ラクダの積載許容量がどれほどなのか具体的には知りませんが、馬でも駄載用の馬(いわゆる駄馬)なら、自分の体重の数倍、およそ数百kgを背負うと言いますから、馬より身体の大きなラクダなら、もっとたくさんの荷を積めるのでしょう。

それほどの荷を背負えるラクダでも、限界ギリギリまで荷を積んだ上に、これぐらいなら追加しても大丈夫だろうとわずか一本、重さにして数グラムの藁を載せただけで、背骨が折れてしまうという喩えです。

極端な喩えではありますが、こういうことは案外日常生活でも普通に見られることです。昨今の、メディアによる韓流ゴリ押しに対する視聴者の反応も、この類のひとつと言えるでしょう。

メディアによる韓流ゴリ押しは、ほどほどで抑えておけば、視聴者も漠然とした不快感を覚えながらも、受け流していた可能性は高いと思います。というか、今までが明らかにそうでした。

ある程度韓国を知る者には、これまでの韓流捏風でも十分その不自然さや危険性が感じられましたし、それに対する警告もなくはありませんでしたが、韓国をさほど知らない人や、韓国に親近感を持つ人から見れば、それは過剰反応に感じられたでしょう。

何しろ日本人は、疑うことを悪いことだと思っている人が一般的です。他人から迷惑や害を被っても、大抵の日本人はとっさに相手に悪意があると断じることは出来ません。もしかしたら自分の思い過ごしかもとか、たまたまタイミングが悪かっただけなどと、とりあえず相手の悪意を否定するところから入るのが普通でしょう。

今までの、そういった日本人の反応から、韓流ゴリ押しを企てた連中は、嫌韓なんてネットの中だけのことだとタカをくくっていたに違いありません。このままゴリ押しに押しまくれば、日本人は皆韓流に浮かれ、一億総韓国マンセ状態になると夢想したのでしょう。韓流に対する不快感を訴える連中などは、所詮ネットの中で、極少数の嫌韓が自作自演で騒いでるだけだと思っていたでしょう。そう、自分たちが韓流をそうやって演出したように。

ところが、韓流ゴリ押しに不快感を抱いていた人は、口には出さずとも案外多かったようです。そこへ韓流ゴリ押しが嘘や欺瞞にあふれかえっていたことが暴露され始めると、漠然とした不快感は具体的になります。すなわち、「やはり自分は騙されていたのか?」という不快感です。

そこへ持ってきて、訪韓議員の入国拒否騒動や高岡ナントカさんのツイートが、日本人の韓流許容量における最後の藁一本になったのかもしれません。少なくとも、韓国の無礼さ理不尽さを目の当たりにすることで、それまで嫌韓が発していた韓国に対する様々な警告が、決して誇張されたものではないことを知るきっかけになった可能性は高いと思います。

韓国の発する、日本への子供じみた悪口やイヤガラセは、その余りの幼稚さ荒唐無稽さ故に、普通の日本人には俄に信じがたいものがあります。

弊ブログのチャットログで見るようなキチガイじみた韓国人が、仮に実在するとしても、日韓チャットに出入りするような、氏素性も定かでない、言動から察するに大人とは到底思えないような韓国人が言うことなら、それは一部の極めて特殊な韓国人の言うことだと思い込むことも出来るでしょう。

しかし、テレビのモニターを通して、あるいは雑誌の特集を通して、自分の目で見る韓国情報が増えれば増えるほど、チャットログの韓国人が必ずしも特殊でないことに気づかざるを得なくなりますし、嫌韓の言ってることがあながち誇張されたものでないことを、嫌でも理解することになります。「知れば知るほど嫌いになる国」の面目躍如と言ったところでしょうか。

もちろん、それでも気づかない人がいるのは、前回記事でも述べた通りです。そういう人たちは、前回記事で述べた通り、韓国人の亜種だと思って切り捨てるよりほかありません。気付けない人、気付こうとしない人に構うよりも、気付くことが出来る人、気付こうとしている人に力を割いた方が、双方に実りは多いでしょう。

最近あった一連のフジテレビ非難の中には、あきらかにコジツケや言いがかりに近いものがあったと、私は思っています。が、それらは、言ってみれば今までスルーされて来た韓流ゴリ押しの反作用と見るべきでしょう。限界ギリギリまで荷を積んだラクダには、たった一本の藁でも、背骨が折れるほどの重さに感じられるように、知らず知らずのうちに溜まっていた韓流ゴリ押しに対する不快や不満が、普段なら取り上げるほどでもないような些細なことにまで反応してしまうのだと思います。

最近では、サントリーが輸入販売している韓国焼酎のHPに、日本海を東海と表記していた事実が発覚しました。宣伝の訴求先が韓国ならどうかわかりませんが、日本国内向けには、これがサントリー製品全般の不買運動にまではならずとも、企業イメージに大きなマイナスであることは間違いありません。

今後の懸念は、この現象を「人種差別」とか「民族差別」などの問題にすり替えられることです。韓国・朝鮮関連では、都合が悪くなるとその手を使うのが定石でしたし、実際既にそういう動きもあります。が、仮に問題のすり替えが行なわれたとしても、韓国関連のイメージが日本国内向けの企業イメージを損なうと判断せざるを得なくなれば、これまでのような露骨な韓流ゴリ押しは難しくなるでしょう。

ただ韓国関連は、全般的に忘れ去られやすいという傾向があります。これまで、2002年から数えても10年間、執拗に韓流ゴリ押しが続けられているにも関わらず、そのコンテンツのほとんどが、漠然としたイメージを残して忘れ去られているのではないでしょうか。

韓流ゴリ押しで押し付けられるものだけが忘れ去られるのも、同じコンテンツをリサイクルおかず状態で出されることになってしまいますが、その上警戒や注意しなければならないことまでもが忘れ去られてしまうので、日本人は毎度同じ嘘や欺瞞で、何度でも騙されることになります。

これでは、毎年8月15日前後に日韓サイバー戦争などとほざいて、日本にはないサーバーを攻撃する韓国人を笑えません。韓流芸能人や韓流ドラマなどは忘れても、韓国の何を警戒し、何に注意しなければならないかを忘れなければ、韓流捏風の嘘や欺瞞に騙されることは、避けられるようになるでしょう。

何度もくどいようですが、韓国人は変わりません。彼らが仕掛けてくるやり口も、上っ面に多少の変化はあるかもしれませんが、その根源は変わりません。

最低限、それだけは忘れないようにしないと、いつまでたっても何度でも、私たち日本人は彼らに背骨を折られる羽目になるでしょう。



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