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朝鮮侮りしやすい韓国

本日9月9日は重陽の節句です。重陽の節句についての御託は以前にも述べたことがあるので省略します。ただし本来は旧暦で数えるべきで、本日は旧暦に直すと8月12日のようです。

さて、最近弊ブログでは、「朝鮮侮り」という言葉をよく多用しています。もちろん、造語です。意味するところは「何の根拠もなく、相手を自分より劣った者、知識や経験のない者、そのために誤解や誤認をしている者とみなして見下し侮ること」とでも言いましょうか。日韓チャットの韓国人や、ウリナラチラシの記事などで極めて一般的に見られる他者へのナチュラルな侮りの意識や態度なので、「朝鮮侮り」と名付けられました。

「日本人は歴史を知らない」、「日本人はハングルが読めない」、「日本の寿司は丸めたご飯に生魚の切り身を載せるだけの、料理とも言えないもの」などというのは、韓国人による朝鮮侮りの典型例です。

ですが「朝鮮侮り」は、別に韓国人の専売特許ではありません。韓国人の場合は、それが彼らの一般的な行動や思考の基準となっており、非常に普遍的に見られるというだけの話で、日本人でも朝鮮侮りをする者は珍しくありません。

そもそも韓国自体が、非常に朝鮮侮りをしやすい対象です。

私は、彼らの朝鮮侮りを指弾している立場上、こちらが朝鮮侮りをすることがあってはなるまいと思い、一所懸命韓国・朝鮮関連について調べたり文献を読んだりするのですが、とにかくたちまち底に突き当たります。その上、どこを切っても金太郎状態で、ほとほと途方に暮れます。

それは私が韓国人ではないために、その底にまだ下があることがわからないのだと思い、日韓チャットの韓国人にインタビューしてみたり、ウリナラチラシを読んだり、在韓日本人のブログを読んだりするのですが、やはりたちまち同じ底に突き当たります。特に在韓日本人のブログは酷いものが多いです。稀に参考になるようなこともありますが、そもそも執筆者が日本のことさえわかってないという例が少なくなく、韓国についても、最大で韓国人と同じ程度にしかわかってないのですから、参考になるより呆れることの方が多いぐらいです。

結局、どれほどこねくり回しても韓国(人)が薄くて浅くて上っ面でしかないことを再確認する以上の成果は、得られません。

だからそうアナウンスをするしかないのですが、すると今度はそれを見て、「そうか、韓国(人)は薄くて浅くて上っ面なのか」とだけ、理解してしまう人が出てくるわけです。

確かに韓国(人)は薄くて浅くて上っ面です。それは断言します。それを下手にこねくり回すぐらいなら、そのまま理解するべきだとも思います。しかし、その「薄くて浅くて上っ面」が「どのように薄くて、どのように浅くて、どのように上っ面」なのかも知らず、「韓国は薄くて浅くて上っ面」とだけ理解するのも、危ういと言えば危ういのです。

日本人は韓国に対して、常にある種のプレッシャーを掛けられています。それは、韓国を悪く言ってはならないというプレッシャーです。韓国に関する知識が無い人ほど、そのプレッシャーに対抗する術を持ちません。つまり、プレッシャーを掛けられっ放しになります。

プレッシャーと言っても、さほど大きなものではありませんし、朝鮮関連を四六時中意識している人も少ないでしょうから、プレッシャーそのものは言うほど意識されないでしょう。ただ、韓流捏風にハマった人とその周辺は、嫌でもそうでない人よりは韓国関連に敏感になります。

韓流捏風にハマった人は、無邪気に韓国芸能人にうっとりしていられるだけかと言えば、そういうことは絶対にありません。なぜなら、韓国芸能人はもれなく日韓間の政治的工作に大なり小なり加担しているからです。もちろん、韓国芸能人によってその度合の濃淡は様々ですし、ファンにそれだけを強く押し付ける韓国芸能人も、多分いないでしょう。

ですが折りに触れ、彼らはそれを小出しにしたり匂わせたりします。誰しも、好きな芸能人が良いと言うものには好意を持ちますし、嫌がること、嫌がりそうなことは言ったりしたりしないようにするのがファン心理というものです。彼らは巧みにそういうところを突いてきます。

それでも韓流ファン本人は、そうすることで愛する韓国芸能人の御意に適うという代償があるのですから、まだマシです。更に悩ましいのは、その韓流ファンの周辺でしょう。

嫌韓とまでは行かずとも、ソウルに焦点を結んだ目で、熱く韓国芸能人への愛と韓国の素晴らしさを語る身内を持て余している人は、案外多いのではないでしょうか。あるいは、同僚と雑談中に何気なく言った軽い韓国批判(例えば、「韓国ってパクリ商品多いよね」程度の)に咬みつかれて、閉口したという人もいるでしょう。私自身の体験談で言うなら、韓国語の感嘆詞「アイゴー」を口走ったら、「それって韓国の人をバカにしてるように思われるよ」と同僚に叱られたことがありました。「アイゴー」やら「ケンチャナヨ」やら、下手すると「ウリ」「ニダ」をリアルで口走ってしまうのは、日韓チャットの後遺症であって、韓国を馬鹿にする意図は全くありません。ちなみに、「oops!」とか「My god!」と口走ることもありますが、「それって英語圏の人をバカにしてるように思われるよ」と言われた経験は一度もありません。

とにかく韓国関連は、基本的に無条件で全肯定を求めます。韓流ファンも当然それに倣います。その押し付けがましさにうんざりした人が、嫌韓系ブログなどで韓国を遠慮無く糞味噌に言ってるのを見ると、カタルシスを感じることが少なくないようです。そこへもってきて、「韓国は薄くて浅くて上っ面」と言われれば、なるほどそんなもんかと侮ってしまう気持ちも、わからないではありません。

ですが、それでは泥仕合です。泥仕合に陥れば、何の解決も見出せませんし、何らの発展も望めません。

韓国は確かに、何事につけ薄くて浅くて上っ面です。歴史を顧みてもそうですし、おそらくこれからも改まることはないでしょう。しかし、彼らの薄くて浅くて上っ面に、常に日本が手を焼かされ、振り回されてきたのもまた事実です。おそらく、これからも同様でしょう。その事実を鑑みれば、薄くて浅くて上っ面といえども、決して朝鮮侮りで対応して良いものではありません。

たとえ相手が韓国(人)であっても、朝鮮侮りをするのは厳に慎むべきであると、自戒を込めて申し上げたいと思います。



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