今のフジテレビは小韓国状態?
単なる「侮り」は、誰でもすることがあるでしょう。しかし、それには一応根拠があるはずです。例えば、「相手の方が年が下」でも良いし、「自分の方が学歴が上」でも良いでしょう。何かしら「自分的に相手を侮るに足る理由」があって初めて侮るものですし、同時に、必ず「侮る相手と自分自身との差」も測っているものだと思います。
「朝鮮侮り」が単なる「侮り」と異なるのは、前回「何の根拠もなく、相手を自分より劣った者、知識や経験のない者、そのために誤解や誤認をしている者とみなして見下し侮ること」と説明したとおり、侮るに足る理由も知らず、自分と相手との差を測りもせず、更に言えば侮った結果、相手から手痛い反撃を食らっても尚侮る点です。
例えば、韓国人の言うことについて「どうせ大したことは言ってない」と切り捨てるのは、朝鮮侮りになるかどうかについて考えてみましょう。
韓国人と接触したことがあり、何度も韓国人の言うことに振り回され、手を焼かされてきた人がそう言うのは、経験に基づいた教訓であって、「朝鮮侮り」ではないのはもちろんのこと、単なる「侮り」でさえありません。
しかし、韓国人について能動的に調べたこともなく、ネットであれリアルであれ、韓国人と接触したこともほとんどなく、ただネットの巷でそんなことを言ってるのを見た、そう言ってる人が韓国人をやり込めてたのを見た、そう言って韓国人を馬鹿にしてみたら共感してくれる人がいて爽快だったなどという理由で、「韓国人などどうせ大したことは言ってない」と言いたがる人がいれば、それは「朝鮮侮り」に相当すると思います。
「韓国人が何か言っても、どうせ大したことは言ってない」というのは往々にして事実です。弊ブログで盛んに言ってる「韓国人は薄くて浅くて上っ面」というのも、事実です。
それらはそのままに理解してもらっても構わないのですが、それだけを理由に韓国(人)について理解や知識の少ない人が、「だから無条件で奴らを侮っても良いのだ」と解釈すれば、それは「朝鮮侮り」につながるおそれがある、ということを申し上げたかったのですが、私の言葉が足りずに誤解を招いたとすれば、深くお詫び申し上げます。
さて、先般からフジテレビが番組内で韓流ゴリ押しのみに留まらず、サブリミナル的に日本を蔑み貶めるようなメッセージを発していたという報道があります。
最近では、先月の広島原爆忌翌日に、フジテレビのテレビドラマ内で主人公に「LITTLE BOY」とプリントしたTシャツを着用させていたというのが大きな騒動になりましたが、更にここへ来て、9月8日に放映された別のドラマ内で「JAP18」という見出しの週刊誌を映し出していたことが発覚。ネットの巷では結構大きな波紋を呼んでいるようです。
これなどは、朝鮮侮りの好例と言って良いかもしれません。
先だっての「LITTLE BOY」Tシャツ騒動の際には、同じTシャツに「FOOL ON THE HILL」「FRIENDS」という文言がプリントされていたのと合わせて「愚か者に原爆を」という意味だなどという、かなり強引なコジツケが行なわれました。私個人としては、あのコジツケは少々度が過ぎると思ったのですが、もしフジテレビ側が普通の、日本人的な神経でもってあの強引なコジツケを見たならば、「今後はイトミミズが映っても竜だと言われかねない」と思い、番組制作には慎重に慎重を期すものでしょう。
ところが、そのほとぼりもまだ冷めやらぬうちに「JAP18」をやらかしたのは、彼らが「前回は、たまたま運悪く視聴者に気付かれたから騒動になっただけ。今回のこれなら、きっと気付かれまいからケンチャナヨ」という「朝鮮侮り」を発揮した結果ではないかと思います。
また、これを「フジテレビ全体が悪いのではなく、フジテレビの関係者のごく一部のしたことだ」などと言って擁護する向きもあるようですが、他のテレビ局では同様のことが行なわれていないらしいことからも、フジテレビが上から下まで全体的に、そういう行為を是認あるいは許容しているということが伺われます。少なくとも社風として、そういう行為を是認あるいは許容する雰囲気であるのは、間違いないでしょう。
更に「フジテレビのごく一部のスタッフに反日親韓がいてあのようなことをするのかもしれないが、フジテレビ全体はそうなのではないと思う」などという御託は、どこぞの半島の下半国の連中が、対日感情について全く同じような御託を述べるのを彷彿とさせます。
結局、フジテレビ糾弾の発端となった某俳優の「韓国のTV局かと思う事もしばしば」というツイートは、思った以上に的を射た感想だったということになるのでしょう。