クリエイトはしないがコリエイトはするのが韓国
寒さのぶり返しが原因なのか、それ以外の原因があるのか定かではありませんが、ここ半月ほどずっとアレルギー性鼻炎に悩まされており、脳みそが溶けて鼻から垂れてるんじゃないかと思うぐらい思考がまとまりません。何しろ滂沱のごとき鼻水で、ティッシュの消費量が凄まじく、高分子吸収体を内蔵した鼻栓があれば多い日でも安心なのにと思うぐらいです。
鼻炎でなくとも、体調を崩しやすい時期ということもあります。読者の皆様方におかれましても、どうぞご自愛くださいませ。
というわけで、本日も更新時刻が大幅に遅れた割に内容あっさりめですが、ご容赦ください<(_"_)>
さて、韓国人が妄想を元に、予想の斜め上に飛び跳ねたでっち上げを行なうのは、韓国ウォッチャーの間では既に常識です。
これを英語の「クリエイト」をもじって「コリエイト」などということもありますが、その反面、実際にゼロから何かを創り出すことはあまり得意ではないようです。
日本人はその点、何かを創り出すことを好む傾向が強いと思います。ただ、他人と違うことをするのを憚る傾向も強いので、他人と違った突飛な発想からくる画期的な発明は、やや弱いかもしれません。
しかし一旦ヒントを与えられると、それを元にして各人が様々な創意工夫を凝らし、技を競い、無駄を削り、隙間を埋めていくように改良に改良を重ねて元になる物とは別物のような製品を作り出すのは、世界に誇れるレベルと言って良いでしょう。
しかも日本人は、その過程をも楽しみます。その過程における失敗さえも、より良い改良、より高い技術への糧としてしまうのです。それが料理であれ木工であれ何であれ、ものづくりを嗜んだことのある人ならば、試行錯誤もまた、ものづくりにおける楽しみのひとつということは、お分かりいただける感覚と確信します。
以前にも述べたことがありますが、韓国人は一般に過程を極めて軽視します。ものづくりを始めれば、一切の無駄なく最短距離最短時間で完成品を作り上げることが、韓国人にとっては重要です。また韓国人にとって失敗は敗北と同義です。敗北は、死とまで言えばやや言い過ぎかもしれませんが、韓国人にとってはそれに近いイメージのようです。ですから「試行錯誤」などというものは、彼らを焦らせ、苛立たせる効能しか持たないでしょう。
また韓国人がものづくりをやる場合は、必ず「お手本」が必要です。彼らはその「お手本」を完璧に再現しようとします。そこに、製作者自身の創意工夫などが入る余地はありませんし、仮にそんなものを入れて「お手本」と違うものを作れば、それだけでもう韓国人的には失敗作なのです。
韓国には職人を蔑視する風潮があるからそうなのか、それともそういう韓国人だから職人を蔑視するのかはニワトリ・タマゴの話になりますが、いずれにしても韓国人が「コリエイト」することはあっても、「クリエイト」することはありません。
「日本を猛追する韓国」というネタは、今も昔も、日本からも韓国からも、絶えることなく湧いて出てくるネタですが、「クリエイト」出来ない韓国人が、日本を技術で凌駕する日など、韓国が消滅するまで待っても来ないと私は確信しています。
だからと言って、日本は安心していて良いなどとはもちろん思いません。たとえ8割であっても、日本の技術を盗まれることは日本にとって損失になりますし、更に言えば、再現率が8割の方が起源を名乗るに好都合とも言えます。
日本人相手に日本由来の技術の起源を唱えることが出来なくても、日本以外の国で日本人以外の人々を相手に日本由来の技術の起源を唱えれば、おそらく容易に通用するでしょう。と言うか、既にそういうことが行なわれている可能性は限りなく高いと思います。
ですからこういう論説が出た時は、韓国が日本を猛追するために何をするのかを考え、日本側はそれに対する警戒意識を高めるようにするのが肝要だと思う次第です。