fc2ブログ
管理画面

韓国人の自意識は「大」そのもの

先日、月見チャットの参加者がNHK教育TV「地球ドラマチック」で、「奇跡の寺院~アンコールワット」という番組を見たという話をしてくれました。この番組は「海外のよりすぐりのドキュメンタリーをお届けする」と銘打った、要するに海外作成の番組を紹介する番組なのだとか。

海外作成の番組ですから、ナレーションなどは当然翻訳されたもので、文法的には間違っていなくても、ネイティブの日本人ならば日本語でそういう表現は用いないだろうという表現が含まれていることもしばしばあるそうで、この「奇跡の寺院~アンコールワット」のナレーションにもそういう微妙な違和感があったと言います。

アンコールワットを擁するクメール王国は周辺国を攻め平らげて、当時としては世界最大級の都を建設するに至るわけですが、アンコールワットを築いた王スーリヤヴァルマン2世が1150年に没すると勢力は衰え、1177年には隣国チャンパ王国に王都を奪われ、亡国の危機に瀕することになります。

この時期のことを当該番組のナレーションでは「当時の記録によれば、チャンバの王が小賢しくも反乱を起こし・・・」と表現したのだそうです。この番組を見ていた人は、それまでのナレーションにも何とも微妙な違和感を抱いていたそうですが、この「小賢しくも」という表現には更に強い違和感を覚え、エンディングロールでその番組の制作が韓国ということを知り、「あ、やっぱし!」と思ったと言います。

ご本人の言をそのまま引きますと、【敵国の王の行動の描写というか、その書き方が、えらく「韓国的」でした。 まさかここで「韓国的」というものを味わうとは思っても見ませんでした。 イギリスかどっかの国の放送を思って見ていたので、ナレーションでの文章の特徴が、突出している感じ】だったそうです。

この話を聞いて私が思ったのは、韓国が弱小国に対して感情移入することがない、ということでした。

クメール王国といえば、、タイ中部、マレー半島、ベトナム南部を版図とする、当時としては大帝国のひとつでした。対するチャンパ王国は現在のベトナムの南半分辺りの、今にも南シナ海に押し出されそうな小国でした。

客観的に見て、クメール王国とチャンパ王国を並べれば、位置的にも情勢的にも韓国が共感を覚えたり感情移入しやすいのは圧倒的にチャンパ王国でしょう。ところが、この番組で韓国が感情移入したのは、クメール王国の方でした。

もちろん、「奇跡の寺院~アンコールワット」と題する番組です。制作者がどこの国の誰であっても、クメール王国側に立った描写になりがちなのは当然でしょう。しかし、この番組を見ていた人が感じた通り、クメール王国に敵対する国の王に対して「小賢しくも」という表現を用いるのは、単に「クメール王国側に立った描写」とするにはあまりにも度が過ぎています。単に「クメール王国側に立った」と言うよりは、完全にクメール王国の主観そのものにならなければ、クメール王国に敵対する国の王に対して「小賢しくも」という表現は出てこないでしょう。つまりこの番組を作った韓国人は、「クメール王国の王または臣民に感情移入していた」と考えるのが自然だと思います。

別に韓国がどの国に感情移入しても構いませんが、普通は自分の過去や境遇等の諸要素が似ているものの方が共感しやすいのではないかと思います。もし、わずかでもこの番組を作成した韓国人に、チャンパ王国に対する共感があれば、その国の王に対し「小賢しくも」という表現は決して出て来なかったのではないでしょうか。

そう考えた時、韓国人が弱小国に感情移入した例があっただろうかという疑問が浮かびました。

朝鮮半島にあった国が強大国であった歴史など、今までに一度もありません。現在でも、韓国は二言目にナントカ強国だのカントカ大国だのと言いたがりますが、言ってるのは韓国人と韓国人に買収された人と、親韓日本人ぐらいなものです。

日本でさえも韓国と比べれば人口でも国土面積でも経済的にも技術面でも大国になりますが、その日本を韓国人は島国と嘲って見下し、何かにつけて張り合おうとします。

よく韓国人のこういう態度を「事大主義」などと言いますが、これはもう「事大(大に事(つか)える)」などという殊勝なものではなく、彼ら自身が自らを絶対的に「大」そのものと考えているとしか考えられません。

まことに彼らの自意識の肥大っぷりは、あらゆるところに行き渡り、思わぬところから顔を出すものだなと思った次第です。

もっとも彼らが彼らそのものと考える「大」が、いわゆる「大きい方」だと言うならば、彼らの性癖と併せてなるほどと思わなくもないのですが。



人気ブログランキング FC2ランキング

本日もクリックありがとうございます<(_"_)>
スポンサーサイト




月見櫓 韓国 日韓