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内閣府の「外交に関する世論調査」を見て

内閣府が11月26日に発表した「外交に関する世論調査」によると、39.2%の日本人が韓国に対して「親しみを感じる」と答えたそうです。この調査に関する報道では、日本人の中国に対する非親近感の増大の方がクローズアップされていましたが、この「中国に対する非親近感の増大」の所以は、先般中国各地で大規模な反日暴動が発生し、莫大な人的物的被害が発生したことに対する怒りと嫌悪感と反発からでしょう。

韓国では、中国で発生したような大規模な反日暴動は起きていません。ですが韓国人の対日侮辱行為は、個人から国家規模に至るまで、倦まず弛まず間断なく、執拗に続けられてきました。

それに対し、日本はとにかく徹底して穏便に対応してきました。謝れと言われれば謝り、賠償しろと言われれば諾々とカネを払ってきました。韓国の良いところばかりを探して、無ければ捏造してでも報じ、韓国の悪いところは出来る限り報じぬよう、報じても目立たぬようにしてきました。

日本側のそういった姿勢は、日韓の友好に何ら寄与せず、そればかりか韓国側の増長を促しました。結果、現役の韓国大統領が、日本固有の領土である竹島に不法上陸し、更に公然と天皇陛下を侮辱する発言を行なうに至ったのです。

中国の反日暴動は、反日を隠れ蓑にした反政府暴動という側面があると指摘されていますが、韓国の反日行動は、全て純粋な反日であり侮日です。そういう意味で、韓国の反日度は確実に中国よりも高いと言えるでしょう。

そんな韓国に対し「親しみを感じる」と答えた人は、1838人中39.2%もいるという集計結果が出ています。その内訳を見れば、韓国に対して「親しみを感じる」と答えた人9.7%、どちらかというと親しみを感じると答えた人は29.4%とあります。

これを見て、「韓国に対して親しみを感じる人が日本に4割もいるのか」と見るか、「日本では6割の人が韓国に対して親しみを感じないのか」と見るのかは、人それぞれでしょう。

私は、「韓国に対して親しみを感じると答えた4割の人々の内、韓国についてきちんと知っている人は何割いるのだろうか」と思いました。

日本では、今日でも韓国はあまり知られていません。韓流捏風吹き荒ぶ日本のメディアからの情報を鵜呑みにしている韓流ナントカさんたちにしても、どの程度きちんと韓国を知っているでしょうか。

私は見たことがありませんが、韓流ドラマを見ていても、韓国の真実を見出すことは出来るかもしれません。ですがそれも、ちゃんと韓国について知っていればの話です。韓国についてちゃんと知っていなければ、虚飾にまみれた韓流ドラマの中に、韓国の真実が垣間見えることにさえ気づくことが出来ないのではないでしょうか。

いくら「知れば知るほど嫌いになる国」と言っても、韓国を知った人全てが例外なく韓国に親しみを感じなくなるとまでは、もちろん言いません。蓼食う虫も好き好きということわざもあります。人が毛嫌いするものを好む人は、どこでも常に一定数存在します。

それに、日本には在日という身中の虫が十万単位で存在します。その中には、日本人に擬装する者も少なくありません。ですから、韓国に親しみを感じる人の存在は、日本では決してゼロにはならないでしょう。

しかしそれにしても、4割が韓国に親しみを感じるというのは多いように感じます。そこで前述の、韓国に「親しみを感じる」と答えた人の割合と、「どちらかというと親しみを感じる」と答えた人の割合を見ていただきたいと思います。

韓国に、「親しみを感じる」と答えた人9.7%に対し、「どちらかいうと親しみを感じる」と答えた人は29.4%です。この「どちらかというと親しみを感じる」と答えた人のほとんどは、韓国をほとんど知らない人ではないでしょうか。

韓国を知らない人ほど、大手メディアからのサブリミナルやステルスマーケティングで押し付けられる、韓国に対する親近感に無防備であることは間違いありません。韓国について積極的に知りたいとは思わないし、実際知ってるわけでもないけれど、日本のテレビやラジオ、新聞、雑誌を見ると、韓国関連の話題が常にちらつきます。

ネットが普及した今日でも、「テレビで見た」「テレビでこう言ってた」「新聞にこう書いてた」と言えば、それだけで強い説得力を感じる人の方が多数派でしょう。それら大手メディアが、韓国を好ましいと思わせるような情報ばかり執拗に流せば、韓国に対して関心がない人ほど、その影響を強く受けるに決っています。

また「韓国を知っている」と思っている人でも、どの程度「韓国を知っている」のか非常に疑わしいと思います。例えば、「近所に韓国人がいた」とか、「同級生が韓国人」とか、「会社の同僚が韓国人」とか、「配偶者が韓国人」とか、あるいは「韓国に長期の滞在経験がある」という人でも、韓国をちゃんと知らない例は珍しくありません。

何しろ、先祖代々韓国人の両親から生まれて、韓国から一歩も出たことがない大人の韓国人でさえ、韓国をちゃんと知らないということが珍しくないのです。よほど意識して韓国を見つめていないと、どんなに韓国に近づいても韓国は見えません。下手に近づけば、韓国の「薄くて浅くて上っ面」に視界全てを奪われてしまいます。

韓国に「親しみを感じる」と答えた人の中には、そういう「韓国を知っているつもり」の人も少なからず含まれているのではないでしょうか。

そう考えると、この「韓国に対する親近感」は、概ね日本人の「韓国に対する理解度」に近いと考えて良いのかもしれません。

即ち、現在の日本には、韓国をある程度知っているか、何らかの関わりがあって積極的な好意を抱いている人が1割程度、韓国について積極的な興味も関心も知識もないがために、積極的な嫌悪感や忌避の必要性を感じていない人が3割程度、韓国に関する理解度は不明だが、韓国に対する明確な嫌悪感を抱いている人が6割程度と読めば、なんとなく納得出来ます。

いずれにせよこの調査結果から、日本には韓国に対して無邪気な好意を抱くことそのものが危険ということさえ知らない人が、3割程度は存在するらしいと読むのに異論を唱える人はありますまい。

その3割の人たちに、韓国に対して無邪気な好意を抱くことがどれほど危険なことかを広めることが、弊ブログの願いです。



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