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何を信じれば良いのか

本日は天皇陛下のお誕生日ということで、陛下におかれましては今後もお健やかに心安らかに過ごされますよう心から祈念し、同時に皇室の一層の弥栄が末永く続くことを願います。

さて自民党の政権奪還が確実になってからというもの、マスコミを始めとする反日勢力が陰に日向に、自民党に対するネガティブキャンペーンに勤しんでいます。よほど、日本を取り戻されては困るのでしょう。

それ自体は普通に想定の範囲内でしたが、少々意外だったのはそのネガティブキャンペーンに乗せられている人々が思った以上に多いということです。その中には煽動工作要員もいるのでしょうけれど、結構真面目にそれに乗せられている人もいるようです。

自民党はまだ実際に政権に就いたわけではありません。今はその準備段階です。仕事には優先順位があるということは、社会人一年生で誰もが教わるはずのことです。一企業の一セクションの仕事であってもそうなのですから、国の仕事となれば量的にも質的にも、比較にならないほど膨大でしょう。

既に弊ブログのコメント欄で述べておられる方がいらっしゃいますが、日韓の国交断絶は、優先順位としても決して高くありませんし、一朝一夕に実現出来ることでもありません。と言うか、私は「日本側から韓国との国交断絶を申し出る」のは、おそらく不可能だろうと思っています。

何故なら、国交断絶とは戦争の一歩手前の段階とも言えるからです。日本は現在、国際紛争を解決する手段としての戦争を放棄すると憲法に明記しています。つまり日本から積極的に国際紛争を解決する手段は、対話のみに限られているのです。ですから日本側から、唯一のカードを捨てるような真似はおそらく出来ないでしょう。

ただし相手から吹っ掛けられたら話は別というのも、これまた戦争と同じです。つまり日韓断交を望むのであれば、日本は戦略的に韓国が断交を言い出すように仕向けるしかありません。それは、今すぐ直ちに速やかに断交!さっさと断交!という人々から見れば、迂遠でもどかしい作業に違いないでしょう。それに、必ずしも日本の思い通りに韓国が断交を申し出てくれるとも限りません。その場合はどうするんだと思う人も多いでしょう。

ぶっちゃけた話、私個人としてはそれならそれで良いとも思っています。韓国に対し一切の容赦を与えず、彼らが泣こうが喚こうが哀れみを乞おうが、決められたことは決められたこととして厳密に実行し、それで韓国が傷つこうが弱ろうが知ったことかと切り捨てられるだけの強さを日本が持ち得たならば、韓国との国交を継続しても良いと思いますし、日本が甘やかしてくれないとなれば、韓国の方から発作的に国交断絶を言い出す可能性も高まるでしょう。どちらに転んでも、日本に損はありません。

そういう日本に、今すぐ直ちに速やかになれるのかと言えば、どう考えても不可能です。ひとつひとつ、段階を踏んでいくしかありません。

ですがネットの巷では、早くも自民党は特亞に対して弱腰だと非難する声が上がっています。それらはたいてい、マスコミが発信したものがソースです。つまりは、マスコミの煽動工作が一定の効果をあげているということでしょう。

しかし、ならば何を信じれば良いのかという話になります。マスコミは信じられない、ネットの情報もマスコミに煽動されたものが多い、2chは便所の落書きです。これでは、いったいどこからの情報を信じれば良いのでしょうか。

答えは簡単です。マスコミもネットも2chも、全て重要な情報源として大いに活用すれば良いだけです。

大切なことは、「事実」を見極めることです。そこに書かれたことを鵜呑みにしないことと言っても良いでしょう。

何事であれ、一面的に判断出来ることは多くありません。たいていのことは、多くの側面を持ちます。一方向から見ただけの情報で全てを判断すれば、判断を誤る確率は跳ね上がります。

ひとつの事柄であっても、多方面から見る癖を付ければ良いのです。どんなに権威や権力を持つ人や機関の言葉であっても、そのまま鵜呑みにしないようにすれば良いのです。一人で考えるだけではなく、可能な限りいろんな人の意見を聞き、また自らも自分の意見を発してみると良いのです。自分の頭の中で漠然と漂うイメージをつなげて文章としてまとめることは、自らの意見を整理し、また自覚するのに高い効果があるでしょう。

最も危険なのは、情報を収集する窓口が限定されることです。テレビしか見ない人は、どうしてもテレビの意見に同調しやすいものですし、新聞も一紙しか読まなければどうしても情報は偏ります。ネットは極めて多くの窓口とつながっている点が非常に便利ですが、だからと言って情報の窓口をネットに限定するのもまた危険です。

様々な情報を様々な窓口を通して、様々な角度から見聞きし、自分なりに考え、更に他人と意見を交わせば、自ずから見えてくるものはありますし、自分が見えていないものがあることもわかってきます。

それはとても面倒なことですが、やってみるととても楽しいことでもあります。今まで他人に手を引かれ誘導されるまま、どこへ行くのかもわからず歩かされていたのが、自分の足で、自分の思うとおりに、自分の行きたい方向へ歩けるようになることでもあるからです。

どうか一人でも多くの日本人が、そのことに気づき、誰かに引きずられるのではなく、自分の足で歩きたいと思い、実際に歩くようになることを心から願う次第です。



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