在日を見て韓国人を知る
不幸中の幸いは、今が民主党政権ではなかったことでしょう。安倍政権だから安心とまでは言いませんが、これで民主党政権だったら日本は本当に潰れていたかもしれません。
無力な一市民としては、安倍政権の対応を見守るぐらいのことしか出来ませんが、それが日本を毀損しようと目論んでいる勢力に対する牽制になればと願うばかりです。
さて、日本に住む在日外国人の中には、特別扱いを受けている外国人がいます。その名もずばり、特別永住外国人です。しかもその特別扱いさえも不満で、口を開けばサベツサベツとさえずる特別永住外国人がいます。
適法な「在日朝鮮・北朝鮮・韓国人」には二通りあります。特別永住者とそうでないものです。特別永住者とは、かつて日本領土であった朝鮮と台湾出身者で、戦前から日本に居住し、戦後日本国籍を離脱した者とその子孫を対象に定められた在留資格を持つ者とされ(実際には戦後の密航者も多く含まれる)、外国人でありながら日本人とほぼ変わらぬ条件で日本に滞在することが出来ます。
時々、「特別永住者は朝鮮人だけじゃない。台湾人もいる」と言う人がいます。これは事実ですが、特別永住者の割合は朝鮮人99%に対し台湾人1%と、ほとんど朝鮮人で占められています。故に特別永住者について論ずる場合、文脈としてそれが台湾人を指すことは、ほぼないと言えます。もしあるとすれば、特別永住朝鮮人を非難する論調の際に、「特別永住者は朝鮮人だけじゃない、台湾人もいる」と言って非難の矛先を台湾人にも振り向けて、朝鮮人に対する非難を薄めようとする意図があるときだけです。
戦後70年近く経った今日では、特別永住朝鮮人の多くは日本生まれ日本育ちです。彼らは、思考も表現もほとんど日本語で行なっています。中には朝鮮学校や韓国学校などで民族教育を受けている者もそれなりにいますが、日本に住む以上、全てにおいて日本文化の影響を最も強く受けるのは当たり前です。
ですから普通にしていれば特別永住朝鮮人は、日本人とほとんど差がありません。韓国を訪れる日本人観光客を百発百中で見分けると豪語する韓国人でも、百発百中で特別永住朝鮮人を日本人ではないと見抜くことは出来ないでしょう。
実際、ほとんど日本人同然の特別永住朝鮮人も少なからずいると思われます。もっとも、そういう特別永住朝鮮人は、さくさくと帰化します。文化も思考も表現もほとんど日本人と同じであれば、国籍だけ外国人でいる理由も必要もありませんし、日本側の制度的にも特別永住朝鮮人の帰化は比較的容易です(その功罪と是非については、今回は措きます)。
国籍と血統は朝鮮人でも、生活基盤や文化、思考、表現が日本人と全く同じで、今後も祖国に戻るつもりがなく、日本に永住するならば、日本に帰化した方が何かと都合が良いはずですし、彼らが「ある」と信じている国籍差別も、日本人でないことが理由で加えられている権利の制限も、全て帰化することで解消されます。この辺に関しては、鄭大均氏の著書
ところが頑なに日本に帰化することを拒む特別永住朝鮮人がいます。彼らは、彼らに帰化しろと言うこと自体が既にサベツだなどと言います。同時に彼らは、日本人が彼らを日本人と全く同様に扱わないこともサベツだと言います。ウリをサベツする酷い日本と日本人、サベツされて可哀想なウリ、とことあるごとに声高に叫ぶのです。
それを聞いた日本人は、特別永住朝鮮人にとって日本がそんなに酷い国であるならば、そんなに日本にいることが彼らにとって悲しく苦しくつらいことならば、そんな日本で暮らし続けることはない、彼らには祖国があるのだから、祖国に帰った方が良いと言います。日本を酷い国だと思う外国人が、酷い日本に辛抱して住み続ける必要も義務もないと、普通に自然に思います。
ところが特別永住朝鮮人は、それさえもサベツだと叫ぶのです。ならば日本人は彼らにどう言えば良いのでしょうか。どう対処すれば、サベツではないのでしょうか。
おそらく特別永住朝鮮人は、彼らが子々孫々に至るまで永遠に日本に帰化することなく朝鮮人であり続け、それを日本人が認め受け容れ、しかしそのことで日本人と異なる扱いをせず、日本人に与えられる権利を日本人でないことを理由に制限するのはサベツであるから認めないが、日本人ではないので日本人としての義務は免除するべきで、日本人は日本が酷いサベツをする国であることを認め反省し、ウリに祖国に帰らないでくださいと懇願し、日本で酷いサベツを受けて苦しみ悲しんでいるウリを慰めいたわり続けろと言うのでしょう。
日本に生まれ育ち、日本人にまみれて暮らしていてさえ、こういう考えを持ち、それを民族を代表して声高に叫び散らすのが朝鮮人です。そういう朝鮮人ばかりの韓国に生まれ育ち、韓国人にまみれて暮らす韓国人がどういう考えになるのか、推して知るべしというものでしょう。
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