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韓国では法より情が優先するという実例

先日25日に韓国では大統領就任式が行なわれ、朴槿惠政権が発足しました。

日本の安倍総理の外祖父である岸信介第56・57代内閣総理大臣が、韓国の朴槿惠新大統領の実父である朴正熙第5~9代大統領と親交があったと言われている縁で、日韓関係の改善が期待されるなどと言う人も日韓共に少なくありませんが、祖父と父の仲が良ければその孫と子も必ず仲が良いとは限りませんし、近親の仲が良かったからなどと言って、その情を国益より優先するなどということは、少なくとも日本国を預かる者には許されません。

仮に日本の安倍総理と韓国の朴槿惠大統領との間に直接的親交があったとしても、韓国では「親日家」と目されることは、政治家としては致命傷です。

今の韓国が、日本の支援を喉から手が出るほど欲しているのはおそらく事実ですので、朴槿惠新政権の支持率が高ければ「方便」として日本との関係改善(=韓国人の主観的には「日本に譲歩すること」)を図ることに韓国民の理解を得ることが出来たかもしれません。

ですが、朴槿惠政権発足時点の支持率は極めて低く、「親日大統領」というレッテルを貼られるような言動は、これ以上の支持率低下を防ぐためにも真っ先に避けざるを得ませんし、親日家のレッテル貼りを回避して支持率低下を防ぐという消極策だけでは追いつかず、大衆迎合的反日カードを切って支持率を上げようとする可能性も、大いに考えられます。

これまでならば、韓国の反日は日本に対する恫喝にもなり得ました。しかし、今の日本にとって韓国の反日は何らの脅威にもなりません。それどころか今の日本にとって韓国の反日は、韓国に対して毅然とした態度を取る絶好の口実にすることも出来るのです。

反日カードを切らなければ韓国民から総スカンを喰らい、反日カードを切れば日本からゴルァされるというジレンマを抱えて、韓国の朴槿惠政権は前途多難な(韓国ウォッチャーとしては今後の展開が期待されるw)船出となりました。

ところで、朴槿惠新政権発足のニュースと相前後して韓国人窃盗団によって盗まれた日本の仏像が韓国で発見された件で、韓国の地方裁判所は仏像の返還を差し止める仮処分を決定したという報道がありました。

ウリナラチラシこと韓国言論の日本語版を幾つか渉猟してみると、朝鮮日報と中央日報では割とこの件を大きく取り上げていましたが、東亜日報とハンギョレは、少なくともざっと探した限りでは見つからない程度に、この件を黙殺しています。

実は韓国人的にも、この件は微妙な一件なのかもしれません。何しろ韓国人が日本から盗んだ仏像ということは紛れもない事実であり、韓国人にもその認識はあります。韓国人的には常に悪党で加害者であるべき日本が無過失の被害者で、常に清廉な被害者であるべき韓国が明白な盗人という、大変バツの悪い話なわけです。それを指摘して法に則って日本へ返還するように主張することは、韓国人の情緒では許されない雰囲気が韓国全体にあるということが、ウリナラチラシ各紙の態度から察せられます。

日本人が韓国で盗難被害に遭って現地の警察に駆け込んでも、「お前らチョッパリは昔ウリナラを盗んだのだから、財布を盗まれたぐらいでガタガタ言うな」と言われて相手にされないというまことしやかな噂は以前からありましたが、それがあながち噂だけのことではないということがよく分かる件と言えるでしょう。

先だって、月見チャット中に偶然見かけた滋賀県長浜市のホームページで「仏像の盗難にご用心ください」、「盗まれた仏像をさがしています!」という悲痛な告知を見つけましたが、このように仏像の盗難被害は今回ニュースになった長崎県対馬市だけのことではありません。

神奈川仏教文化研究所というサイトでは盗難文化財の一覧とその概要を掲載しておられますが、その多くに韓国人が関わっていたり、盗まれた仏像の多くが韓国へ売り飛ばされたりしているようです。

韓国でもこれらの行為は当然に犯罪であり、そういう行為を取り締まる法律もちゃんとあります。しかも韓国の法律の多くは、日本の法律を基に作られたものです。司法も行政も同様です。韓国は非常にしばしば日帝残滓だ何だと騒ぎますが、もし韓国から日本由来のものを全て排除すれば、韓国そのものが消滅するでしょう。それほど韓国は、日本の文物に依存しています。

短絡な人は、ならば韓国は日本と同じようなものではないのかと思うでしょう。確かに、何事につけ日本によく似ている部分は、韓国には少なくありません。しかし、どんなに日本のものを移植しようとも、どれほど日本から技術を授け与えようと、最終的にそれらを運用するのが朝鮮人であれば、必ずと言って良いほどグダグダになります。

まるでどれほど膨大な桁数の四則演算を行なおうとも、最後にゼロを掛ければ答えは必ずゼロになるかのように、どんなに立派なものであっても、運用するのが朝鮮人であるというだけで全てが台無しになります。

日本から盗難された仏像の返還差し止めという韓国の地方裁判所の判断は、国家間の条約があろうと、立派な国内法があろうと、全て韓国人の情緒次第で容易に歪められるということを明白に示して見せたものと言えるでしょう。

以前から弊ブログでは、韓国人を「薄くて浅くて上っ面」と評しています。

上っ面「だけ」を見れば、立派だったり、素晴らしく見えたりするものは、実は韓国には珍しくありません。その上っ面にころりと騙される日本人は少なくありませんし、その中には韓国の上っ面を日本に再配布する人もたくさんいます。

韓国の上っ面を日本に再配布する人の中には、意識的に韓国人の片棒を担いでいる者もそれなりにいるでしょうけれど、大半はおそらく善意の人々でしょう。この場合の「善意」とは「善い意識」のことではなく、法律用語で言うところの善意、即ち、「(ある事実を)知らない」という意味です。

無知の認識欠如が罪というのは、それによって自分だけではなく他者をも害することがあるからです。韓国について、全てを詳細に知ることは確かに難しいことですし、一朝一夕に会得出来るものでもありません。しかし「韓国は薄くて浅くて上っ面」ということだけでも知れば、韓国に対する意識は大きく変わりますし、韓国に対する無知による被害者や加害者となるおそれも格段に減らせるでしょう。

韓国に対する無知ゆえの被害者にならぬためにも、また韓国に対する無知ゆえに本意ならずも日本人に対する加害者とならぬためにも、「韓国は薄くて浅くて上っ面」という【事実】が、日本人の常識として周知徹底されることを心から願う次第です。



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