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日韓間の「信頼プロセス」において韓国が目指すもの

来月4日から着任する韓国の新駐日大使が「南北関係だけでなく韓日関係にも、(対話などを通じ信頼構築を目指す)『信頼プロセス』が必要」との考えを示したそうです。

ところで『信頼プロセス』とは何でしょうか。

これは朴槿惠大統領の選挙公約にあった「朝鮮半島信頼プロセス」からきた言葉です。朝鮮半島最大の課題である南北統一に向けて、北朝鮮と韓国の信頼を構築していくことを意味するようです。

韓国ウォッチにおいて常に気をつけていなければならないことのひとつに、彼らの用いる言葉が、必ずしも私たちが用いるものと同じ意味で用いられているとは限らない場合が非常に多いということがあります。

日本語と朝鮮語は語順が似ており、その上現代韓国語には日本語由来の言葉が豊富に含まれているために、機械翻訳の精度も他言語と比較すればかなり高いので、ちょっと気を抜くと韓国人の言葉を日本語の意味で理解してしまうことがしばしばあります。それが日韓間の相互誤解の温床になっていることは、おそらく事実でしょう。

例えば「約束」という言葉があります。普通、私たちはこれを「当事者間で取り決めたこと」等と理解します。けれど韓国人は違います。もちろん韓国語の辞書にはそのように載っているのですが、韓国人が「約束」という言葉をどのように理解しているかは、以前ご紹介したとおりです。

この「信頼プロセス」という言葉も、語義通りであれば、「信頼(を構築していく)過程」という意味で理解するべきでしょう。

ですが私はよく訓練された韓国ウォッチャーなので、彼らが言う「信頼」も「プロセス」も、語義通りであるとは俄に信じられません。ですので、この「信頼プロセス」という言葉を、韓国人がどのように理解しているかを一応調べてみました。

朴槿惠大統領が言う「朝鮮半島信頼プロセス」のモデルは、ドイツと北朝鮮との関係だそうです。

即ち「ドイツは北朝鮮と協力事業を進める時、互いの約束を北朝鮮が破ればそれ相応の措置を取り、北朝鮮に『ドイツとの約束は絶対に破ってはならない』という認識を持たせるようにした」「一貫性を持って政策を推進し、北朝鮮が誤った時には『代価を支払う』と考えさせなければならない。北朝鮮が国際社会とした約束を必ず守るようにしなければならない」ようにしたというのが、韓国で言う「信頼プロセス」の意味と理解すれば良いでしょう。

しかしこれは「信頼(関係の構築)過程」なのでしょうか。私にはどうしてもそうとは思えません。これはむしろ、ゼロ・トレランス方式というべきではないでしょうか。

韓国の唱える「朝鮮半島信頼プロセス」とやらが、実際は「対北ゼロ・トレランス方式」であっても、それは別に良いでしょう。むしろそうあるべきでしょう。韓国に出来るのであれば、ですが。

問題は、韓国がこの「信頼プロセス」とやらを、「日本に対しても必要である」と新しい駐日韓国大使が発言したことです。

韓国の言う「信頼プロセス」とやらを実施するには、まず実施する方が十分に信頼に値する、即ち、規則や条約を墨守するという前提が絶対に必要です。自分は規則や条約を守らないのに、相手に守れと言っても説得力がありません。

「朝鮮半島信頼プロセス」において、北朝鮮と韓国のどちらがより規則や条約を墨守するかについては、なかなか難しい比較になりますが、もはや失うものなどほとんどない分、怖いものなしの北朝鮮よりは、経済的に豊かになった分、守るものが多いであろう韓国の方が、規則や条約を守ることに対する圧力が効くという点で、わずかにまだマシと言えるかもしれません(そういう意味で、国際社会の韓国に対する「信頼プロセス」は、少なくとも北朝鮮に対してよりは成立しているのかもしれませんw)。

しかし比較が日本と韓国であればどうでしょうか。これは今更理由や根拠を提示するまでもなく、自信と確信を持って、日本の方が圧倒的且つ絶対的に、韓国よりも信頼の置ける国であり、民族であると断言出来ます。

「信頼プロセス」であれ「ゼロ・トレランス方式」であれ、より高い信頼を置ける方から、信頼に欠ける方に向かって行なうものです。その逆など成立するわけがありません。

にもかかわらず新駐日韓国大使からこういう発言が出てくる理由は、韓国人には【韓国(=ウリ)は絶対的に正しい】という普遍的確信があるからです。

事実新駐日韓国大使が韓国記者団との懇談において「正しい発言だけをすればよい」と述べた上で、「日本が正しい歴史認識を持ってこそ信頼が築かれる」「どうすれば日本の歴史認識を正しくできるか悩んでいる」と言い、日韓間に韓国が主導する形での「信頼プロセス」が必要と発言しているのを見れば、韓国人が【韓国(=ウリ)は絶対的に正しい】と確信しているのは明らかです。

日韓国交正常化以後現在に至るまで、日本側は一貫して「それぞれの国や立場で歴史認識が異なること」を認めておりますが、韓国は一貫して、韓国人の歴史認識こそが唯一絶対に正しい歴史認識であるという考えを譲ろうとしません。これでは日本が考えるような「相互の信頼関係の構築」など実現するはずもありません。と言うか、元々韓国側は、「【相互の】信頼関係の構築」など目指してはいないのでしょう。

韓国人にはあまねく広く「日本は道理がわからない聞き分けの無い子供同然の国」という印象があり、それは韓国が北朝鮮に対して持っている「同胞だが道理が通じず、感情次第で何をしでかすかわからない国」というイメージと近いものがあるようです。だからこその、「南北関係だけでなく韓日関係にも、『信頼プロセス』が必要」という発言なのでしょう。

日韓間の「信頼プロセス」とやらにおいて韓国が目指すのは、日本側の韓国に対する絶対的信頼の構築でしょう。それは換言すれば、日本側の韓国に対する無条件絶対服従なのです。

それを踏まえた上で新駐日韓国大使の発言を読めば、やはり日本が考える友好の実現を韓国相手に目指すということは、永遠の徒労なのだなと、改めて実感した次第です。



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「日本女は韓国男にメロメロ」という韓国人の妄想、あるいは願望

韓国では、「日本女は韓国男にメロメロ」という都市伝説が広く深く信じられております。同時に、日本製アダルトビデオの影響で(韓国人男性は日本製アダルトビデオの熱烈なファンが多いそうです)、「日本女は簡単にやらせてくれる」という都市伝説も、韓国男の間では広く深く信じられているために、日本女性に対する韓国人男性のアプローチは凄まじいものがあります。

この都市伝説を端的に示したのが、韓国の「日刊ベスト(略称:イルベ)」という掲示板に掲載された「日本人が考える韓日カップルの現状」というスレッドです。

「日本人が考える韓日カップルの現状」というタイトルからも、またスレッド内冒頭に「この記事は、日本男性の方が書いた韓国人女性と日韓カップルの構図です」との但し書きからも、「韓国人男×日本人女…95% 日本人男×韓国人女…5%」というのが日本人の考えであるということを強調しておりますが、この記事を転載したカイカイ反応速報以外の日本のサイトで、同じ記述を見つけることは出来ませんでした。

この「韓国人男×日本人女…95% 日本人男×韓国人女…5%」という割合は、韓国人の対日複合意識を相当癒してくれるもののようで、韓国人ばかりではなく韓国人に迎合する日本人も、時々こういうネタを持ち出します。

在韓日本人のブログなどでも、韓国では日本人女性と韓国人男性のカップルしか見かけないなどという報告を散見しますし、「韓国での日韓の国際結婚者の比率については、韓国人男性と日本人女性の割合が圧倒的に多いというのをニュースなどを通して聞いています」と明言する在韓日本人もおりますので、「日本女は韓国男にメロメロ」という類の都市伝説は、韓国では相当広く深く信じ込まれているようです。

日本人にとって1990年頃までの韓国は、男性がイケナイ遊びをしに行くところであって、女性が訪れて楽しい国ではありませんでした。当時韓国を旅行した女性に対して、「女が韓国に何しに行ったの?」と真顔で聞く男性も、決して珍しくはなかったのです。

1990年頃までの韓国は、日本からの距離も近く物価も今と比べればかなり安かったので、韓国に愛人を囲っていた日本人男性は結構いたようです。

「弟を大学に行かせてやるためにこの世界に入ったの」という水商売の韓国女の身世打鈴にほだされマンションを買ってやったという日本人男性の話は、確か呉善花女史の著書にもあったように記憶します。しかし長引く日本の不況と韓国の物価上昇に伴い、現在では韓国に愛人を囲う日本人男性は激減しているでしょう。

また日本では草食系男子などと言われて、自ら進んで積極的に女性にアプローチする男性が少なくなってきていると言われる昨今、わざわざ韓国くんだりまで出かけて韓国人女性と付き合おうという日本人男性は、確かにそんなに多くないでしょう。

その点、男性と比べれば女性の方が行動力も好奇心も旺盛な傾向がありますから、恋愛において韓国まで出向くことを厭わないのは、男性よりも女性の方がはるかに多いのかもしれません。それに前述したとおり、日本人女性に対する韓国人男性のアプローチは、凄まじいものがあります。韓国人男性にとっては、「押してダメなら押し倒せ」が、決して比喩や冗談ではないのです。

その勢いに押されて韓国人男性と付き合い始めた日本人女性が韓国を訪れるということは、割とよくある話のようです。そう言えば韓国で一時行方不明になっていた日本人の女子大生もいました。それで韓国内では、日本人女性と韓国人男性のカップルが目に付くのでしょう。

また一般的に、韓国人男性は女性と寝ることを、「その女性を征服した」と考える傾向があります。国籍や民族に関わらず、男性にはそういう傾向があると言う人もいるかもしれませんが、女性と性的関係を結んだことを、「女に太極旗を立ててやった」などと表現するのは、世界でも韓国人男性だけでしょう。

これは逆に言えば、韓国人男性は、日本人男性と性的関係を結んだ韓国人女性を、「日本男に征服された女」と見るわけです。

ある意味、日本人女性と付き合う韓国人男性は、韓国内では「日本女を征服した英雄」とまで言えば大げさですが、ある種そういう意識や視線で見られるわけです。

だからこそ「韓国人男×日本人女…95% 日本人男×韓国人女…5%」という与太が韓国人に喜ばれるわけですが、それでも「5%」の日本人男性と付き合う韓国人女性は、「日本男に征服された売女」的意識あるいは視線で見られることになるわけです。

韓国女を征服した日本男も、日本男に征服された韓国女も、表面的にはともかく潜在的には韓国人から見れば憎悪の対象でしかありません。これもまた韓国では日本人男性と韓国人女性のカップルが目立たない理由のひとつだと思います。日本人男性と韓国人女性のカップルが韓国内で悪目立ちすれば、憎悪犯罪の対象になってもおかしくありませんから。

恋愛にとどまらず結婚することになれば、最初から韓国で就職している日本人男性ならともかく、そうではない日本人男性が韓国で職を見つけ、一家を養っていくのはかなり大変です。そもそも結婚まで考える日本人男性ならば、たいていはその時点で日本で職を得ているはずですから、よほど韓国人女性の韓国での稼ぎが破格で安定していない限り、日本に拠点を構えるのが自然で当然というものです。日本人女性と韓国人男性のカップルが、日本ではなく韓国に集中するのも、同様の理由と考えるのが妥当でしょう。

私の知る限りでも、日本国内における日韓カップルは、全て日本人男性と韓国人女性の組み合わせです。日本人女性と韓国人男性のカップルは、一例も知りません。もしかすると、隠れ在日男性と日本人女性の組み合わせがあるのかもしれませんが、感知出来ないのでカウントできません。

恋愛も結婚も、個人の自由です。韓国人の恋愛や結婚は、個人的には薦めませんが、絶対にしてはいけないとまでは言いませんし、言う権利もありません。

ただ、韓国人についてある程度知った者の義務として、日本人と韓国人が基本的に相容れないものであるということと、日本人女性が韓国人男性と恋愛や結婚をするということは、韓国人が妄想する「日本女は韓国男にメロメロ」という都市伝説を裏付けるサンプルにカウントされることになるということだけは、言っておかなければならないと思っています。

日本人同士でも、無理解や相互誤解の上に築いた恋愛は、往々にして悲恋になります。ましてや日本人と韓国人の違いをよく知らずに恋愛に陥れば、高い確率でお互い深く傷つけ合うことになるでしょうし、勢い余って結婚にまで至り、子供が生まれでもしたら、事は当人同士の問題だけでは済まなくなります。

日本人同士のカップルであっても、お互いの育ってきた環境やその他諸々の違いから、考え方や価値観が異なるのは普通です。それで諍いになることがあるのも、極めて普通です。それが日本と韓国のカップルならば、考え方や価値観の差は日本人同士のカップルよりも桁違いに大きいものになるのは当たり前でしょう。

それでもお互いが誠実に事実を直視し、解決に向けてお互いが誠実に努力すれば、労力は甚だしいものになっても、やがては良い結果へと至ることが出来るかもしれません。ですが、どちらかが問題解決に対して不誠実だったり、あるいは問題解決のための負担と努力をどちらかだけに強いれば、その先に待つのは悲劇か破綻ですが、日韓関係の現状を見ても、日本人と韓国人の間で「お互いが誠実に事実を直視し、解決に向けてお互いが誠実に努力する」ことは極めて実現困難と思われます。事実、日韓カップルの破綻率は高いという統計もあるようです。

韓国人が「ウリ」意識を持っているということは、既に再三ならず述べました。韓国内に居れば、その意識は更に強まります。韓国人と付き合うということは、「ウリ」になることを徹底的に求められるということです。

更にその付き合いがただの付き合いではなく、恋愛や結婚という深い関係であれば、当然にその度合は強く高くなりますし、日本人女性と韓国人男性のカップルの場合、当人同士がどんなに努力し理解し合ったとしても、韓国内においては日本人女性は「韓国男に征服された日本女」という目で見られることを十分に覚悟する必要があるでしょう。

なお日韓恋愛事情に関しては、弊ブログでもリンクしている*** More Koreanism ***(※現在更新停止状態)というブログに、大変生々しいレポートがありますので、弊ブログの一般論では納得出来ないと仰る方は、是非そちらもご一読されることをお勧めします。



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「ウリ」であるということ

数日前から話題になっていた橋下大阪市長と韓国の元慰安婦を称する老婆の面会は、老婆側による直前のキャンセルという予定調和に終わりましたが、これは昨年と全く同様のパターン、即ち、韓国人側の方から「四の五の言うなら直接会って話すニダ!」と言い出したくせに、日本人側が「ではお会いしましょう」と言うと、グダグダ理由を付けて彼らの方から面会をキャンセルするというパターンでした。このパターンは、日韓翻訳チャットや日韓翻訳掲示板の経験者にも、そこはかとない懐古を感じさせたのではないでしょうか。

日韓翻訳チャットや日韓翻訳掲示板では、日本人にコテンパに論破された韓国人が、悔し紛れに「韓国で実際に会って話そう」と提案することが時々ありました。もちろん、日本人が韓国まで来るはずがないという朝鮮侮りで言うのです。「実際に会えば、殴りつけて生意気な口を聞けないようにしてやる」とか、甚だしくは「殺してやる」と威勢の良いことを言う韓国人も、決して珍しくはありませんでした。

ところが彼らの朝鮮侮りに反して、日韓翻訳チャットや日韓翻訳掲示板に出入りする日本人は、普通の日本人よりは韓国へのフットワークが軽い人の割合が多いのかもしれません。韓国人の誘いと言うか挑発に応じる日本人も稀にいなくはありませんでした。でもきちんとアポイントメントを入れても、土壇場になるとキャンセルされたり、約束の時間と場所に韓国人が現れない「No show(本来は「予約済みなのに現れない客」を指す旅行業界用語)」になることが多かったといいます。

実際に会ったとしても、ネット上での威勢の良さはどこへやら、気味が悪いほど神妙で慇懃というのも普通でした。これはまあ、たいてい日本人の方が年長だったからでしょうけれど。

私が日韓チャットで実際に体験した例では、過去記事にも書いたことがありますが、韓国人教師にチャット上での討論をすっぽかされたことがあります。

韓国では教師が生徒に、歴史認識やら竹島問題などのテーマを与え、日韓チャットで日本人にインタビューしてこいという課題を出したために、続々と訪れる韓国子供たちの言うことが異口同音という時期がありました。

訪れる韓国子供たちがあまりにも判で押して鋳型で抜いたどこを切っても金太郎なのにうんざりして、「無知で幼い子供(日本人にコテンパに論破されると、韓国子供たち自身が必ずこう言い訳しますw)を矢面に立てるんじゃなくて、教師自身がチャットに討論に来るように伝えろ」と言い、アポイントメントを取ったこともあるのですが、実際に教師を名乗る韓国人が日韓チャットに訪れたことは、一度もありませんでした。

韓国三大言論のひとつである中央日報が、原爆を「神の懲罰」と礼賛し、更なる「神の懲罰」を望むが如き論説を載せた件について、日本が公式に怒りを示すや、たちまち「それは一人の意見です、全ての韓国人がそうだと思わないでください」と言い訳するのも、全く日韓チャットの韓国人と同様です。

思えば日韓チャットや日韓掲示板は、韓国と韓国人を剥き出しにして見せる浄玻璃の鏡であったと、確信を持って言うことが出来ます。

弊ブログは開設以来、「日韓チャットなんかで話したぐらいで、韓国人のことが本当にわかるわけがない」と言われ続けておりますが、そういう発言自体が実は、日本人に韓国を見誤らせるための印象操作であり、本人にその意図があるかないかに関わらず、対日工作活動の一種と考えて良いと思います。

さて前回記事で、良いところをついてるコメントがありましたので、今回はそれをお題にします。

「ウリ」は虚しくないのか?」と題するコメント内で、
世界が朝鮮から孤立した場合、朝鮮内で「ウリ」と「ナム」は更に分かれていき、周囲に「恨」をまき散らして、自分のみしか「ウリ」に該当しなくなるでしょう。
虚しいと言う事を彼らは知りえないのか?
というご意見がありましたが、これはなかなか急所を突いたご意見だと思います。

日本人的な感覚では、確かに韓国人のやり方で行き着くところを想像すると、虚しさを覚えるでしょう。しかしそれは、日本人だからそう思うのであって、韓国人たちは一切そんなことは感じていないと断言します。

元々、彼らにとっての「ウリ」とは、即ち「自分自身」です。何百人何千人、いや何千万人の韓国人がいたとしても、彼らが考える「ウリ」とは、「自分自身」のことです。最初から最後まで「自分のみ」の勢力が拡大・繁栄することだけが、「ウリ」の望みなのです。

ですが実際の「ウリ」は、実は彼ら自身ではありません。

お前は何を言ってるんだと思う方もいらっしゃるでしょうけれど、韓国人という生き物を説明するには、そう説明せざるを得ないのです。

韓国人は時々「韓国人はモテモテ」とか「礼儀正しさにかけては韓国人の右に出る民族はいない」とか「東アジアで韓国ほど自国の歴史を反省している国はない」などというようなことを言っては、他国人から不興や失笑を買っていますが、彼らは嘘や冗談でこういうことを言ってるわけではありません。それらは心の底からの本心であり、彼らには彼ら自身がそのように見えている、あるいは【事実はどうあれ】そう見るべきだと思っているのです。

ですから、彼らの考える「ウリ=自分自身」と、現実の「自分自身」が必ずしも一致しないということは珍しくありませんが、その場合、正しいのは「彼らの考えるウリ=自分自身」であるということは、以前にも述べました

彼らが考える「ウリ」とは、「(理想の)自分自身」であり、彼ら自身をそのように見る人、及びそう見るべきだと思っている人なのです。

そんな彼らにとって「ナム」を「ウリ」とすることは褒賞であり、この上ない恩恵です。逆に「ウリ」から「ナム」にされることは懲罰であり、甚だしい侮辱です。彼らが「ナム」とされることを恐れ厭うことはあっても、「ウリ」であることを否定的に思うことはありませんし、それを虚しく感じるということも決してないでしょう

もしあるとすれば、現在の「ウリ」が「ナム」になり、彼らが新しい「ウリ」に乗り換える場合でしょう。例えば、日本統治下の朝鮮人がこぞって日本人であろうとしたり、終戦後は一瞬で手のひらを返したり、北朝鮮で支配層と被支配層の逆転が起きたように。

そうなったとしても、彼らが考えるその時の「ウリ」が、常に(理想の)自分自身であるということは決して揺るがないであろうと思います。



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日本人は「ナム」だけど「ウリ」

韓国人を理解するキーワードに、「ウリ」と「ナム」があることは、これまで何度も述べてきました。これに「恨」を足せば、韓国人について概ね説明出来てしまうぐらい重要なキーワードです。逆に、このたった3つのキーワードで概ね説明出来てしまうほどに、韓国人は薄くて浅くて上っ面と言うことも出来ますが。

毎度毎度同じキーワードを持ち出すのもナントカの一つ覚えのようで気が進みませんし、いくら韓国でもたった3つのキーワードで概ね説明出来てしまうほど薄っぺらではないだろうと、手を変え品を変えて、無理やりこねくり回して考察を続けていますが、今のところめぼしい新発見はありません。

韓国に5年以上住むか、韓国人の友人1万人以上を得るほどになれば韓国人に関する本当のことがわかるようになるかもしれぬという御託宣もありましたが、在韓歴5年以上の日本人のブログを見ても、韓国ウォッチの参考になるような情報を発信している人はほとんどいません。

しかも在韓歴が長い人ほど、日本人的な思考能力が衰退する傾向が見て取れます。甚だしくは、日本語の文章さえ朝鮮語風になってしまう人もちらほら見かけるぐらいです。文章は思考と直結しているので、そういう人の思考は朝鮮人寄りになっていると思って間違いないでしょう。

ミイラの本当の気持ちは、ミイラになってみなければわからないということなのかもしれませんが、自分がミイラになってしまったら、ミイラの本当の気持ちをミイラでない人に伝わるように表現することが出来なくなるのに似ています。

ともあれ今回もまた「ウリ」と「ナム」を取り上げようと思います。

「ウリ」と「ナム」を取り上げようと思ったきっかけは、昨晩の月見チャットでした。前々回の記事、「韓国人の地域感情が行き着く先」に絡めて、韓国人は日本に対しても、地域感情を抱いているという話をしておりました。

韓国の地域感情で最も顕著なのは、全羅道に対する地域感情でしょう。韓国人の全羅道に対する地域感情がどういうものかと言うと、まず日本人が考え得る韓国人に対する悪いイメージを思いつく限り思い浮かべてください。それがそのまま、韓国人の全羅道人に対する地域感情であると言えば、その酷さが窺い知れるはずです。

それが度を越して、「全羅道は韓国ではない」と言い出す韓国人も少なからずいるようです。「全羅道に旅行した」というのを、「パスポートを持たずに外国旅行してきた」などという言い回しを使ったスレッドが、まとめサイトにありました。持って回った言い方ですが、要するに韓国人にとって全羅道は、「ウリ」ではなく「ナム」とみなすまでに至っているということです。

韓国人同士がいがみ合い傷つけ合うことに、注文をつける気は全くありません。最後の一個体が息絶えるまで、思う存分やってくれたまえというのが正直なところです。ただ思うのは、韓国人が国内の全羅道を外国扱いするのに対し、明確に外国であるにも関わらず、日本を完全に外国扱いしないという点です。

産経新聞は5月22日の産経抄で、「韓国メディアの笑えないイチャモン 安倍首相攻撃にあきれるばかり」と題して中央日報の論説を取り上げました。

実は韓国では、この手の言論は天皇陛下侮辱発言と共に全く珍しくありません。韓国は、まるで出来の悪い生徒に教える厳しく賢い教師のようなつもりで、日本に向かって内政干渉になるようなことを述べます。これは日本を明確に「外国」と理解していれば、絶対に出てこない論調です。しかし韓国言論は、一切の躊躇なく当然のように、日本に対する内政干渉でしかない論説を語り、韓国民はそれを違和感なく受け入れています。

これをもって韓国人は日本を「ウリ」と考えているのかと言えば、もちろん違います。

この辺が日本人としては理解に苦しむところなのですが、おそらくは【「韓国人から見た日本」は「ナム」だが、「日本人から見た韓国」は「ウリ」であるべき】と考えているのではないかと想像します。

私の経験と照らし合わせると、この考えは実にストンと腑に落ちます。反日剥き出しで口を極めて初対面の日本人を罵っておきながら、それが理由でその日本人から嫌われると、天が落ちてきたかのように驚愕するとか、日本人から「韓国は外国だ」「日本人は韓国人から見れば外国人だ」と言われると、妙に困惑する韓国人が非常に多かったのです。

それは韓国人が「ウリから見れば日本人は「ナム」だが、日本人は韓国と「ウリ」になりたいと思っているに違いない」と考えているからだとすれば、彼らの挙動は合点がいきます。

そう言えば司馬遼太郎の街道をゆくシリーズ2 「韓のくに紀行」には、「慕夏堂へ」というくだりがあります。文禄・慶長の役の折、朝鮮に降った日本の武将がいたといいます。「沙也可」と言えば、韓国ウォッチャーなら一度は聞いたことがあるでしょう。「慕夏堂」とは朝鮮に降った日本武将の号であり、その武将一族が定着した村の名前でもあります。

「慕夏」とは読んで字の如く、「夏を慕う」の意です。「夏」は「華」に通じるといいます。華夷思想においては、中国に近いほど華(=文明)に近いとされます。文明から遠い日本人が、文明により近い朝鮮を慕って降ったことから慕夏堂と号したと、「慕夏堂」の伝記である慕夏堂文集には記されているそうです。

その日本武将が本当に華を慕って朝鮮に降ったのかどうかは、今となっては遠い歴史の彼方のことで、確かめる術はありません。ですが「日本人が朝鮮を華と認め、それを慕って降伏した」という記述は、朝鮮人の虚栄心を大いにくすぐったであろうことは、想像に難くありません。

今の韓国人も、韓国芸能人を来日させては、その度「日本中が熱狂した」だの「日本を征服した」だのと煽り立て、食品関連でもキムチだマッコリだサムゲタンだと甚だしい押し付けがありますが、その逆に日本の芸能人が韓国を訪れても、日本食や日本酒が韓国中に広がっても、韓国中が熱狂したとか、日本に征服されたなどとは絶対に言いません。

この差は韓国人が、自らは日本をナムだと思いつつ、日本からはウリと思われたいと思っているからだと考えれば納得がいきます。そう思うことで、韓国人は自分たちを日本より上の存在であると考えることが出来るからです。それは韓国人の無意識の共通感覚と言って良いかもしれません。

そう言えば、しばき隊の「仲良くしようぜ」という不躾な呼び掛けも、この考えで理解が出来ます。在日は日本に居候する外国人なのですから、本来ならは日本人に「仲良くしてください」とお願いする立場のはずで、それが日本人の感覚では当然だと思います。が、彼らは「仲良くしようぜ」とあからさまに上から目線で言うのです。しかも中指をおっ立てながら。

それは、「日本人はナムだが、日本人がウリになりたいと切望するなら、仲良くしてやっても良いぜ」という本国人の意識と寸分違うところがありません。韓国人のそんな意識に迎合してやっても、日本人は何も得るものがないだけならまだマシで、多くのものを失うことになりかねないでしょう。

今後は日本人から、「日本人にとって韓国人は赤の他人で、日本人は断じて韓国人なんかと「ウリ」になんてなりたくない」という明確なメッセージを韓国人に向けて、倦まず弛まず発していくようにしていかなければならないと思う次第です。



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韓国は単純だが複雑怪奇

このところ韓国関連のニュースで目に付くのは、「いわゆる従軍慰安婦問題」でしょうか。特に今回は、日本の政治家からも慰安婦に対する否定的な発言が出たために、日本のマスコミはこぞってこれを取り上げております。

これは私個人の勘繰りですが、このところこんなに韓国が慰安婦問題を錦の御旗にして日本に詰め寄っているのは、韓国経済が本気で崩壊寸前になっており、どんな手を使ってでも日本から資金を引き出したいという気持ちの現われではないかと思っています。

そう言えば南北統一についても、今までは妄想レベルの話ばかりで、ちっとも真面目に検討してなかったくせに、最近になって突然具体的な話を始め出したのも、南北統一をネタに日本から資金を引き出したいがためでしょう。

いずれにせよ、2007年に三橋貴明氏が「本当はヤバイ!韓国経済」という本を出されてから、ずっと韓国経済の危険性を唱え続けておられますが、今の韓国経済が相当ヤバイ状態なのは間違いありません。

実際問題として韓国経済はとっくの昔に崩壊していても全然おかしくなかったのですが、日本が日本経済を犠牲にして、全力で韓国を支えていたおかげで、今まで持ちこたえることが出来たのでしょう。

それも今となっては昔の話です。今後は粛々と、日本は日本を取り戻すことに専念して、韓国のゆすりたかりには耳を貸さず、韓国が潰れようとコケようと、放置しとけば良いと思います。

さて今回は、前回記事に「これらの記事の結論に至る過程の要素が管理人さんの見聞によるものが多いように思えて韓国人はこうだと断定する割には万人が納得出来る客観的な事実に乏しいんじゃないかなあと・・」というコメントを頂戴いたしましたので、こちらにお答えする形でお話したいと思います。

弊ブログに書いてあることは、仰るとおり引用を除けば基本的に私の見聞によるものがほとんどです。文章についても、出来るだけ客観的に書こうと心掛けてはおりますが、私が考えて書いている文章である限り、例外なく私の主観に基づく文章になってしまうのは避けることが出来ません。

そもそも「韓国や韓国人はこうだと断言し得る万人が納得出来る客観的事実」とは、具体的にどういうものでしょうか。それが物理や数学のように、数式を用いて完全に証明出来る【事実】であっても、その数式を理解しない者にとっては「納得出来る事実」にはなり得ません。

ましてや韓国や韓国人のように数式で説明することが出来ないものについては、「万人が納得出来る客観的な事実」を提示するのは極めて困難でしょう。そもそも(もちろんこれも私の主観ですが)、韓国人そのものが「韓国や韓国人はこうだと断言し得る万人が納得出来る客観的事実」とは言い難い存在なのです。

韓国や韓国人について説明する際に、私がいつも苦しむのは、その説明の難しさです。韓国や韓国人は、私たちが考える以上に単純ではありますが、私たちが考える以上に複雑怪奇なのです。

「韓国人は単純だ」とか「純粋だ」とか「率直だ」とか「裏表がない」などと聞かされたので、素直にそうだと思って韓国人に接していたら、いつか韓国人にこっ酷く騙されたり嵌められたりするでしょう。逆に「韓国人は複雑怪奇である」と説明すれば、今度は頭のない幽霊に睨まれて、必要以上に怯える人が出てくるでしょう。どちらに転んでも、韓国人の思う壺にはまりやすくなります。

簡単に言えば「韓国人はダブルスタンダードがスタンダード」ということなのですが、それを「韓国や韓国人はこうだと断言し得る万人が納得出来る客観的事実」という、あるのかないのかよくわからないもので説明するのは、実際問題として極めて困難です。少なくとも、私の能力では不可能です。けれど「主観的だが、韓国や韓国人はこうだと断言し得る私自身が納得出来る事実」であれば、説明は可能なのです。

以前も「群盲象を撫づ」という諺を引いて説明したことがありますが、それぞれが自分の撫でた部分だけを、それこそが絶対唯一の【事実】であると主張し、他の盲人が撫でた部分についての説明に耳を貸さなければ、いつまで経っても彼らが撫でている象の全貌はわからないままでしょう。

しかしそれぞれがそれぞれに知り得た範囲の【事実】を持ち寄り、その【事実】をそれぞれの意見に基づいて再構築すれば、見えないもの、見えにくいものであっても、その概要を知ることは可能です。

「韓国や韓国人はこうだと断言し得る万人が納得出来る客観的事実」とやらを見つけるのは難しいかもしれませんが、「自分自身が納得出来る事実」ならば、努力次第で誰にでも見つけることが出来るはずです。もし弊ブログで見つからないのであれば、別のブログで探すも良し、書籍を当たるも良し、実際に韓国を訪れてみたり、生韓国人に直撃してみるのも良いでしょう。

ただしリアルで韓国を訪れたり韓国人に直撃するのは、時間も経費も肉体的精神的負担も馬鹿にならないことは覚悟する必要があります。かつて弊ブログを訪れ、月見チャット創設のきっかけになった御仁が言うには、「韓国に最低でも五年は暮らすか、一万人以上の韓国人と友達になるとかしないと、本当のことはわからないんじゃないかな。」とのことです。

私個人の主観では、目的意識を持ってウォッチすれば、そこまでハードルを上げる必要はないと思いますし、逆にそこまでやっちゃうと、よほど意志が強固でなければ韓国人に取り込まれてしまう恐れの方が大きいとは思いますが。

ともあれ、最初から「韓国や韓国人はこうだと断言し得る万人が納得出来る客観的事実」を提示するのでなければ、韓国人考察として認めないということであれば、単純だけど複雑怪奇な韓国人を理解するのは不可能だと思います。

まずは「自分が納得出来る事実」から入って行き、考察の土台を作ることから始めてください。考察の土台が出来、他人の唱える「その人の主観的な事実」に疑義が生じるようになれば、次は自分で韓国について調べ、考察してみては如何でしょうか。その過程において「韓国や韓国人はこうだと断言し得る万人が納得出来る客観的事実」というものを見つけることが出来るかもしれません。

そうすることでもし「韓国や韓国人はこうだと断言し得る万人が納得出来る客観的事実」というものを発見されたなら、私も是非とも拝見し、今後の韓国考察のよすがにしたいと熱望しますので、お知らせいただければ幸甚です。



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韓国人の地域感情が行き着く先

安倍政権発足後の、韓国の安倍総理に対する攻撃は極めて甚だしいものがあります。ウリナラチラシこと韓国言論を見ると、目の敵と言うに相応しい嫌いっぷり、罵りっぷりです。それほどまでに、安倍総理は韓国にとって都合の悪い人物なのでしょう。

日本国内にも安倍総理を甚だしく攻撃する人々がいます。日本国内のそういう人々の思惑が奈辺にあるのかはよく存じませんが、少なくとも安倍総理が日本の総理であることを甚だしく疎んじているという点において、日本国内の安倍総理を攻撃する人々と韓国の思惑が一致しているのは間違いありません。

私は、韓国を喜ばせることを日本の国益より重んじ、また韓国が喜ぶ日本の政治家は、一切の例外なく日本にとって害悪になる政治家と判断しています。その逆に、韓国より日本の国益を第一に考え、それがために韓国から疎まれたり嫌われたりする日本の政治家は、一律且つ全面的に信頼出来るとまでは言えないにしても、「韓国を喜ばせることを日本の国益より重んじ、また韓国が喜ぶ日本の政治家」よりは信頼を置いて良い政治家であると考えています。

如何に優れた政治家であったとしても、神様ではありません。間違うこともあればしくじることだってあるのが当然です。魑魅魍魎渦巻く政界では、正攻法ばかりが通用するとは限りません。時に搦め手や奸計に手を染めることもあるでしょう。優先順位の高い政策を通すために、優先順位の低い政策を犠牲にしたり後回しにしたり、場合によっては敵を欺くために味方を欺くことだってあり得ます。大所高所に立てば、些細なことにまで目が届き切らないことだってあるでしょう。それに対する有権者の監視は当然に必要ですが、一挙手一投足に目くじらを立て、漢字の読み方や憲法学者の名前を知ってるかどうかなどという、どうでも良いことで揚げ足を取ることには一切賛成しません。

安倍政権は、発足後恐ろしいまでの快進撃を続けてはおりますが、重箱の隅をせせるように探せば瑕疵のひとつやふたつはあるでしょう。私は重箱の隅をせせる趣味はないので存じませんが、そういう瑕疵をいちいちあげつらい、まるでそれが全て、あるいは最重要であるかの如くに拡大解釈して攻撃材料とする人々は、一体何が目的なのでしょうか。

例えば、特亞系のブログに精力的に長文コメントを投稿する割には妙に不自然な日本語を用い、異様なほどタイプスピードが遅い某デコスケ君がキーキー騒いでいる「支那兵30万人移民政策」ですが、自民党の政権公約にそれに該当する政策は、全く存在しません。

デコスケ君が言っているのはおそらく、「留学生30万人受け入れ計画」のことであろうと思われます。日本に留学に来る外国人学生に、中国・韓国人の割合が多くなる傾向があることは、確認しておりませんがどちらも日本から近い国ですから、あり得る話だとは思います。ですが、30万人の留学生受け入れ枠全てを中国人のみに割り当てるということは、絶対にあり得ないと断言します。

留学生の出身国の偏りを是正し、より対費用効果の高い国の留学生を受け入れるように有権者が監視する必要は当然にありますが、「留学生30万人受け入れ計画」を「支那兵30万人移民計画」と勝手に読み替えて、さもそれが事実であるが如くに言い触らすのは、明らかに悪意ある風説の流布です。

デコスケ君とその一派の挙動を見る限り、彼らの思惑が安倍政権のイメージダウンにあることは疑う余地がないでしょう。それほどまでに、日本国内にも安倍総理を目障りと思っている人々がいます。その人々は、安倍総理憎しで韓国と意気投合したり、甚だしくは共闘しかねない人々とみなし、その煽動に対する心構えをしておく方が良いと私は考えております。

さて、その安倍総理を目の敵にしている韓国ですが、ほぼ時を同じくして発足した朴槿惠政権の国家運営はなかなかままならぬようです。

今月の5日から10日にかけて、朴槿惠韓国大統領はアメリカを訪問しました。米韓同盟をより一層堅固なものにし、北朝鮮への圧力を強め、ついでにアメリカの威光をバックに日本に睨みをきかせようと目論んでいたのでしょう。何もなければ、大成功とまではいかなくとも、韓国的には十分満足のいく結果を得られた大統領訪米であったかもしれません。

ところが、その訪米期間中にこともあろうに大統領府報道官が、在米韓国大使館のインターン女性にセクハラ(※アメリカでは「性的暴行」と報じられているそうです)をしたのではないかという、実にみっともないスキャンダルが起きました。しかもそれは、容疑者である報道官当人が、朴槿惠大統領の訪米期間が終わる前に、職務を放棄してまるで逃げるように韓国へ帰ってしまったことから、米韓を股にかけたスキャンダルになってしまいました。

前回記事でも書いたとおり、今回のセクハラ(※アメリカでは「性的暴行」と報じられているそうです)は、はっきり言うと韓国では、特に驚くべきことでも珍しいことでもないだろうと私は考えています。もちろん、韓国人に聞けば100人が100人、今回のような事件は極めて非道徳的なことであり、韓国でも社会的に決して認められることではないと口角泡を飛ばして当該報道官を非難するでしょう。

ですがそういう韓国では、芸能人女性の性上納と呼ばれる枕接待が当たり前のように行なわれていますし、芸能人ではない一般女性であっても、街のクラブへ行けば、店員から勝手に男性客に接待を割り当てられる「ブッキング」を行なわれることがあります。韓国では、女性はそういう扱いを受けるのが普通なのです。少なくとも韓国人男性はそう考えています。

また韓国女性にしても、いわゆる従軍慰安婦問題で「韓国女性は貞節なのに、無理やり慰安婦にされた」などと主張していますが、まったくの大嘘です。韓国女性の売春行為に対する心理的障壁が極めて低く脆いことは、日本にいる韓国人売春婦の多さを見るだけでも疑う余地がありません。

今回の件にしても、相手が在米韓国人女性だったために、当該報道官が本国の韓国人女性と同じようなものだと考えたであろうことは、想像に難くありません。大統領府報道官と言えば高位公職者です。ハイソでセレブです。そういう相手から性的関係を持ちかけられれば、相手の韓国人女性も喜んでとまではいかずとも、ある程度計算ずくで応じたかもしれません。それがもし韓国内であったなら。

しかし、如何に韓国大使館で働く韓国系の女性であっても、場所はアメリカで相手はアメリカ人です。韓国式のやり方は通じませんでした。その結果として、当該報道官は大統領の随行という重大責務を放り出し、まさに脱兎の如く韓国へ逃げ帰りました。

それがまた話をややこしくすることになりました。大統領府報道官が訪米途中で職務を放棄して単独帰国というのは、明らかに異常事態ですし、そのために朴槿惠大統領の初訪米という韓国の国威に関わる行事は台無しになってしまいました。

当然、報道陣は当該報道官及び関係者に事情を聞くわけですが、如何にも歯切れの悪い答えしか返ってきません。その上時間が経てば経つほどに、各関係者の発言に齟齬が生じつつあります。

この件について、月見チャットに出入りする、とある韓国人青年に水を向けると、やや興奮気味に当該報道官に対して極めて同情的な弁護を始めました。聞けば当該報道官は潔白だが、上司の広報担当首席秘書官に騙され、嵌められたのだそうです。

ですが彼がどれほど熱心に当該報道官を擁護しようと、どれほど今回の事態が根拠浮薄なでっち上げだと主張しようとも、報じられる【事実】に基づいて客観的に考えていけば、彼の主張は贔屓の引き倒しにしかなりません。

もっとも彼に言わせれば、必ずしも当該報道官を擁護しているわけでないのだと言います。彼が何より主張したいのは、当該報道官の潔白よりも、当該報道官の上司である広報担当主席秘書官の非だったのです。

彼がそれほどまでに広報担当首席秘書官の非を穿つ理由は、韓国の地域感情に基づくものでした。

地域感情というのは、別に韓国に特有のものではなく、世界各国いずれの国にでもあるものでしょう。しかし今回の件は韓国内の出来事ではなく、米韓にまたがる、しかも訪米中の高位公職者という韓国を代表する一人による事件です。それに関与する人物が韓国内のどこの出身であろうと、韓国内でしか通用しないみみっちい地域感情などではなく、オールコリアで考えるのが当然ではないかと、日本人である私などはそう思うのですが、韓国人はどうしてもそう思えないようです。

どれだけ丁寧に事をわけ、理を説き、【事実】を積み上げて見せても、地域感情を盾に頑なに自らの主張を崩さず、自分が求める【事実】以外は決して認めず、気を抜くと肯定してしまいそうになる私の言葉からどうにかして逃れようとする彼を見ていると、韓国人の屈折した心理を見せつけられているようで、嘆息せずにはいられませんでした。

彼らのこの屈折した負の感情は、彼ら自身にもどうにもコントロール出来ないようなのです。唯一、その感情を日本に向けて発する以外には。

闇雲に飛び交い、どこに向かうのか、どこから飛んでくるのかもわからず、ただひたすら互いに傷つけ合い、消耗し合うだけの跳弾のような地域感情を日本に向ける時だけが、韓国人が互いに安らげる一瞬なのかもしれません。

そう思うと、そんな連中が千万単位で日本のすぐ近くに固まって棲息しているという事実に、軽い目眩を覚えずにはいられませんでした。



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韓国社会ではよくあること

かねてより弊ブログのコメント欄を個人的な主張や思想の宣伝流布のためだけに私的利用することは厳にお断りしておりますと何度も申し上げておりますが、そういうことをする人はそういうお断りを理解することが出来ないようです。

先月、弊ブログのみならず特亞系のブログに出没する【Noldland Wikinger Armeeteilung.Oberer Truppenkommandant. A.KESSELRING.】という無駄に長いハンドルネームのコメント欄荒らしをアクセス禁止処分にしました。

記事内容か、せめて弊ブログの主旨に沿った内容のコメントであればともかく、全く関係のない話、しかも恣意的に内容を歪曲し、自ら歪曲した内容に基づいた主張を行ない、それでもきちんと議論をする姿勢を示すならまだしも、自分の主張に無条件同意しない相手を口汚く罵り暴れるという姿勢や行為は、他所ではいざしらず、弊ブログでは一切認めておりません。

しかし荒らしを行なう者がそういう道理を理解するわけもなく(そういう道理を理解していれば荒らしなんか恥ずかしくて出来ないでしょう)、ブログ月見櫓へのコメント投稿はもとより、閲覧さえ遮断された荒らし君は、唯一アクセス可能な月見チャットを訪れて、自分に対するブログ月見櫓のアク禁処分を解けと彼なりの懇願に来ました。

しかし懇願しながらも尊大な態度を崩さないのが彼のプライドらしく、挨拶ひとつ出来ない無礼千万っぷりを遺憾なく発揮し、当然のように蹴り飛ばされたのが、先月20日の話でした。その後アクセス禁止を掻い潜って弊ブログに潜り込んでコメントを投じ、再びアク禁処分を下されたのが今月の10日です。

このアクセス禁止処分が相当つらかったらしく、5月10日の深夜、再び月見チャットに無礼極まりない態度でアク禁解除の懇願に訪れました。

チャットは、コメント欄や掲示板ではわからない部分が浮き彫りになります。案の定、この荒らし君も無残な馬脚をあらわしてしまいました。リアルタイムのチャットと比べるとニュアンスはかなり弱まりますが、それでも伝わるものはあると思いますので、【月見チャットのご案内】内の【月見チャットログ保存庫】に当該ログを保存しております。興味のある方はぜひご覧ください。この荒らし君のリアルな本性が浮き彫りになっております。

ネット上でどれほど自分は日本人だと叫んでも、自ら示す言動が朝鮮人では、実際の国籍や血統に関わらず【朝鮮人のような真似をする奴】の謗りは免れ得ません。この荒らし君も、実際の国籍や血統は確認する術もありませんが、チャットで自ら示して見せた言動は朝鮮人に勝るとも劣らないものでした。

なお、【Noldland Wikinger Armeeteilung.Oberer Truppenkommandant. A.KESSELRING.】というハンドルネームは無駄に長く不便なため、月見チャットでは彼を【デコスケ】と呼び、当該ログも【デコスケ】ログとしております。あらかじめご了承ください。

さて韓国関連ですが、今年二度目の劇毒物フッ酸漏出事故を起こした三星電子の半導体事業部長社長(変な肩書きですが、韓国側の報道の通りに表記しました)が記者会見で責任を問われ「知るか、私はカネを稼ぐのが仕事だ(意訳)」と口走ったり、訪米中の朴槿惠韓国大統領に随行していた韓国大統領府報道官が在米韓国大使館でインターンをしていた女子大生にセクハラを行ない、職務を投げ出して韓国へ帰国逃亡、電撃更迭されるという、まことに韓国らしいニュースが続いております。

韓国人は二言目には「一人を見て韓国人全体を判断しないでください」と言いますが、前述の二人は韓国では多くの人の上に立つ人であり、恐らく今回の失言や醜聞があるまでは、韓国人の多くが「誇らしい韓国人」の一人と認めた人でしょう。

そういう人がこういう失言や醜聞をしでかすのは、その当人の資質も多分にあることは否定しませんが、私はそれ以上に韓国人社会がそういう風に出来ているためだと断言します。

韓国人が認識出来る対人関係は常に上下であるということは、これまでくどいほど述べて参りました。韓国人の上下関係においては、下の者が上の者に逆らうことは極めて非道徳的なこととされます。仮に上の者が非道徳的な言動をしても、下の者が直にそれを咎めたり制したり逆らったりすることの方が、少なくともその場では非道徳的な行ないになります。故に韓国では、上に立つ者がどんな非道徳的なことをやっても、下の者がそれを諌めるということは非常に難しくなります。

上に立つ者がそれを自覚して、自ら厳しく律するようにすれば良いのですが、誰も咎める者がない状態で自らを厳しく律するということは、かなりの人格者でも極めて困難です。ましてや朝鮮人にそういうことが出来るわけがないのは、北朝鮮の歴代独裁者を見れば一目瞭然です。

正直なところ、今回話題になっているような事件は韓国社会では極めて普通に日常的に起きていることで、個人的には「なるほど韓国人だなあ」という感想しか持ちません。その言動の奇矯さに驚くのは人として当然ですが、その奇矯さを韓国人が見せたということについては、至って普通に納得しております。

今回はたまさか三星という、韓国そのものと言っても良いほどの大企業の経営責任者の一人や、アメリカを訪問中の大統領府報道官という、国際的にも韓国を代表する立場の一人である人物による失言や醜聞であるために、大きく取り上げられただけだと理解するべきでしょう。

今の日本ではネットを中心に、こういった韓国人の本性に気づき始めた人が増えてきました。しかしリアルでは、まだまだ韓国人の本性に気づかないどころか、韓国人の上っ面に騙され丸め込まれている人が少なくありません。その中には、有田芳生参議院議員のように、韓国人の手先となって立ちまわる者さえいます。

こういうニュースを見て、その素っ頓狂さとバカっぷりに驚くのは人として自然な反応としても、その素っ頓狂さとバカっぷりこそが韓国人としては極めて標準的な本質であるということ、すなわち韓国人の多くがそういう人々であるという認識が、今後の日本に周知徹底されることを心から願う次第です。



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在日は放置児に似ている

韓国人を見ていると、被虐待児と印象が重なることがあります。被虐待児は、児童虐待の被害者ですが、しばしば他者への加虐行為の加害者にもなります。肉体的精神的な成長の過程で虐待を受けることによって、他者との関わり方とはそういうものだと学習してしまうためでしょう。

もちろん韓国人と被虐待児を完全に同一視することは出来ませんが、その傾向と対策は意外に参考になることが少なくありません。

例えば、ネグレクトと呼ばれる児童虐待があります。重度のものは、映画「誰も知らない」の題材となった巣鴨子供置き去り事件や、近年では大阪二児放置餓死事件などがありますが、そこまで悲惨なものでない軽度のネグレクトは、私たちが想像する以上に多いようです。

某巨大匿名掲示板に「うちは託児所じゃない」というスレッドがあります。そこで報告される「放置児(or放置子)」は、比較的軽度のネグレクト被害者であると同時に、他人の家庭に寄生しようとする加害者であるという例を散見します。

放置児は、自らの保護者から与えられなかった無条件の愛情や保護を求めて、近隣住民の家に潜り込もうとします。極端な例では、ターゲットとした家の子供を心理的物理的に排除し、その代わりに自分がその家の子供になろうとしたという報告さえあります。

そういう報告を読んでいると、彷彿とするのが在日韓国・北朝鮮・朝鮮人(以下、在日と略す)です。

彼らもまた、本国からの保護を半ば放棄されたネグレクト被害者なのかもしれません。ですが同時に、日本に潜り込み、日本に寄生し、外国籍のままで日本国民と同等の権利を要求し、それに反対し抗議する日本人をレイシストと罵り、ウリと仲良く出来ない日本人は日本から出て行けと喚きながら中指をおっ立てて詰め寄る加害者でもあります。

放置児のターゲットとされた家庭でしばしば問題になるのは、ターゲットとなった家庭の家族や近所の人が、放置児の侵入に加担することです。

放置児の侵入に悩まされた奥さんが放置児を排除しようとしても、その家の子供が放置児と遊びたがって迎え入れてしまったり、放置児がその家の亭主に取り入って、よその子供に良い顔をしたい亭主が受け入れてしまうという例が非常に多く報告されています。

あるいは放置児に悩まされて、なんとかして自宅から排除しようとする奥さんを見た近所の奥さんが、「放置児が可哀想」などと言って非難するという例もよく見ます。

これらは放置児による直接的な被害がターゲットの家の奥さんだけに集中しており、放置児に加担しようとする人々は放置児による被害をほとんど認識していないか、放置児から直接的な被害を全く受けない立場の人々である例がほとんどです。放置児のターゲットをそういう人々に誘導すると、たちまち手のひらを返して放置児を嫌悪し、あるいは自分に放置児を誘導した人を激しく非難するというのも、パターン化しております。

こういう点も、在日に無関心で接触の乏しい(=在日からの直接的な被害を受けない)日本人ほど在日を擁護する傾向にあるという点とオーバーラップします。

ならば放置児を撃退するにはどうすれば良いかという考察も、日本における在日撃退の参考になり得るのではないでしょうか。

放置児を撃退する方法のひとつに、質問攻めというのがあるそうです。

出来るだけ接触の浅い内、出来れば初対面の時に、我が家をターゲットとする放置児の両肩に手を置き、放置児の目を見ながら「お名前は?」「お歳はいくつ?」「どこに住んでるの?」から始まって、「おとうさんおかあさんのお名前は?」「おかあさんはおうちにいるの?」「おとうさんは何してるの?」「どこの学校に通っているの?」「担任の先生のお名前は?」「ここまでどうやって来たの?」「ここに来てることはおかあさんも知ってるの?」「どうしておかあさんと一緒に来なかったの?」「おともだちはいるの?」と、淡々と質問し続けるものだそうです。

この質問攻めを受けた放置児はやがてそわそわし始め、目を逸らし、両肩に置かれた手を振りほどいて逃げ出したりするのだとか。

これは要するに、放置児自身に【事実】を突き付けてみせる方法と言えるでしょう。放置児にとって【事実】は苛酷で受け入れ難いものです。無条件の愛情と保護を与えてくれるはずの親から自分が放棄されているという【事実】を認めることは、自分が保護者にとって果てしなく無価値な存在であると認めることになるからです。

放置児はその【事実】を否定するために、あるいはその【事実】から逃れるために、自分に無条件の愛情と保護を与えてくれる相手を求めて彷徨っているのかもしれません。ですから、自分が認めたくない【事実】を突き付ける相手には寄り付かないのでしょう。この方法は放置児撃退における万全の方法というわけではありませんが、効果的な方法のひとつではあるようです。

そこで考えたのは、この方法を在日に対しても応用出来ないだろうかということです。

在日にはさまざまな詭弁を弄して日本を責め、あるいは貶め、時には擦り寄りながらも、どうにかして自分たちの言うことを聞かない日本人の頭を踏みにじり、あるいは日本から追い出して、日本を乗っ取ろうとしている者がいます。在日全てがそうだとまでは言いませんが、そういう連中は声が大きいので、どうしても目立ちますし、そうではない在日がそういう在日を抑止しようとすることは、ほとんどありません。

同時にそういった在日は、何故か日本に対し無条件の愛情と保護を求めます。ですが本来彼らが無条件の愛情と保護を求めるべき相手は、日本ではなく韓国あるいは北朝鮮です。その本国は彼ら在日を、半ば放棄しております。

それは彼ら在日にとっては、自らの価値と存在を否定される、決して受け入れることの出来ない【事実】なのでしょう。

そういった【事実】を、どんなに彼ら在日が耳を塞いでも淡々と突き付け続ければ、それを嫌って日本から出て行くようになるのではないか、とまで考えるのは希望的観測が過ぎるでしょうけれど、在日に【事実】を突き付けることで、多少なりとも日本における在日の好き勝手な言い草を抑制出来るという期待は、十分持ち得るのではないでしょうか。

もっとも、そうやって在日に【事実】を突きつけると、「可哀想じゃないか」などと言って横槍を入れ、何もかも台無しにする日本人がいるという【事実】の方が、日本が先に解決すべき問題なのかもしれません。



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日本と敵対することを国際的に示そうとする韓国

これまで日本は、一貫して韓国を友邦と見、また友邦であろうとし続けてきました。日本人にとって腹に据えかねることがあっても、余りにも一方的な韓国側の主張に時に口を滑らせる人がいたにせよ、基本的にはひたすら堪え忍んで譲歩を続けてきました。そうすることが、日韓双方にとって良かれと思ったからこそです。

日本の教育を受けた世代が韓国の中枢だった時代は、そういうやり方でも上手く行っていたのでしょう。なんだかんだ言いながら日本式の教育を受けた人々です。韓国の中枢に上るほどの高等教育を受けた韓国人であれば、当人が意識していなくても、日本式の道徳や思考の感化を受けなかったということはありません。

それに、時代も韓国に味方しました。韓国そのものに価値はなくとも、韓国の位置には大きな価値があったのです。韓国を維持することが、周辺地域の平和を維持することにつながると考えられていた時代でした。

しかし時代は変わりました。世界の枠組みも変わりました。もちろん、日本も変わりました。変わらざるを得ませんでした。もし世界と日本の変化を韓国が正確に察知し、多少なりともそれに合わせていれば、今も日本は韓国に騙され続けていたかもしれません。

でも韓国は舵を切ることが出来ませんでした。それどころか、それまでの方針に拍車をかけたのです。結果として日本は自ら問わざるを得なくなりました。

「これからの日本にとって、韓国は必要か?」

以前から弊ブログで述べ続けている通り、答えは否です。それでもただ必要でないというだけであれば、日本はまだ韓国と手を結ぼうとし続けたでしょう。積極的な味方ではなくとも、明確な敵でないならば、あえて敵対する必要はないという考え方は、日本人ならば自然なものです。

その対応に韓国が満足していれば、韓国にとっても損はなかったはずです。損がないどころか、日本との友好関係は、韓国にとってはメリットしかないと言っても過言ではありません。

けれど韓国はそれでは満足出来ませんでした。韓国が日本に望んだのは、友好関係や善隣関係ではなく、師弟関係あるいは主従関係でした。

日本側の損得勘定を完全に度外視すれば、日本が師あるいは主、韓国が弟あるいは従の日韓関係は上手くいったに違いありません。事実終戦まで、日本による朝鮮の統治は極めて上手くいっていたのです。

ですが当然ながら、韓国が望んだのは韓国が師あるいは主、日本が弟あるいは従の関係です。これはどう考えても上手く行くはずがありません。そもそも、韓国にその能力がないのです。韓国には日本に対して、師として教え伝え得る学識や技術もなければ、主人として与え養うだけの経済的余裕もありません。

その上でもし日韓が、韓国が師であり主である関係を結べば、そこに出現するのは日韓両国にまたがる李朝末期社会、即ち両班(=韓国人)が師あるいは主人面をして庶民(=日本人)から一方的に搾取するだけの、荒廃した社会でしょう。

そんな社会を出現させる日韓関係など、日本にとっては必要でないどころか明白に害悪です。日本にとって無害であるならばまだしも、明白に害悪になる韓国とは距離を置くべしという風潮になるのは、至って自然な反応というものです。

しかもここへ来て、韓国は日本にとってただに害悪なだけではなく、明確に日本を敵視し、加害したいという意思を国際社会に示そうとしています。

5月6日付けの朝鮮日報日本語版において、次のような記事が掲載されました。
韓国国会に「歴史認識を正す特別委員会」設置へ

 韓国国会はこのほど「東アジアの歴史認識を正す特別委員会」を設置し、日本の安倍晋三首相による侵略戦争を否定する発言や、平和憲法の改正に向けた動きに本格的に対応していく意向を示した。

 与党セヌリ党の南景弼(ナム・ギョンピル)議員は5日「今月中に国会内に非常設の『東アジアの歴史認識を正す特別委員会』を設置することで、最近与野党が合意した」と語った。同委員会は米国や中国、欧州連合(EU)、東南アジア諸国連合(ASEAN)の議会と連携し、日本に対し圧力をかけるという趣旨で設けられる。

鄭佑相(チョン・ウサン)記者

ちなみに、この記事の朝鮮語版を可能な限り原文に忠実に翻訳したものは、以下の通りです。同一の内容を報じていながら、日本語版と朝鮮語版においてはニュアンスに微妙な差があるのが面白いので、ご参考までに。

日の侵略否定発言に対応し、国会 東アジア特委設置する
チョン・ウサン記者

国会が "東アジアの歴史を正す特別委員会"を設置し、日本安倍首相の侵略否定発言と平和憲法改正推進に本格的に対応することにした。

セヌリ党ナム・ギョンピル議員は5日、"5月中に国会内に非常設の特別委員会を設置することに、与野が最近合意した"と話した。国会「東アジア特委」は、米国·中国·欧州連合(EU)、東南アジア諸国連合(ASEAN)議会と国際連帯を通じ、日本を圧迫することにした。

これまで韓国は、しばしば他国で反日ロビー活動や反日工作活動をすることはありましたが、それらは表向きは全て個人や民間団体によるものでした。韓国政府が行なう反日活動や反日発言は、基本的には韓国内に向けて行なわれるものだったのです。

しかし前掲の記事は、韓国が国家として行なう、日本に対する国際規模の敵対的包囲網の呼びかけです。これは即ち、韓国が国家として、日本と敵対することを国際的に宣言するということなのでしょう。

今までの日本政府ならば、韓国のこういう行動に慌てふためいて、迎合で懐柔しようとしたかもしれません。今でも短期的に見れば、そうやって韓国をなだめて問題を先送りする方が楽ですし簡単です。

ですが日韓国交正常化後、日本はことあるごとにそうやって問題の先送りを続けてきました。その結果、今の日韓間には膨大なツケが溜まっています。これ以上ツケを増やせば、今後の日本に更なる悪影響を及ぼすことを、安倍総理はよくご存知でしょう。これからの日韓関係においては、これ以上ツケを溜めないだけではなく、今までに溜めたツケを払っていかなければならないのです。

国際社会に明確な敵対的対日包囲網を呼びかけようとする韓国に、日本政府がどのような対抗策を見せるか、中国や北朝鮮への対応との兼ね合いをどのようにするか、まことに厳しく難しい特亞情勢です。

この難解な特亞情勢をどのように捌いていくか、今後の安倍政権の手腕と采配に注目していきたいと思います。



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韓国人そのものよりも厄介な日本人

韓国人なんかを恐れたり警戒する必要はないという意見があります。

確かに彼らは、8割でパペクトだと思ってる上に、せっかちで過程をすっ飛ばして結果を望む癖が強く、自らを高く大きく見せようとするあまり、比喩的な意味でも直接的な意味でも上げ底が常態化しているために、しばしば自ら高転びに転びます。

全てを勝敗で考えたがり、しかも自分が負けるということを全く想定しません。失敗は全て他人に転嫁し、自ら反省するということがありません。反省をしないので反省を教訓とすることも出来ません。

こんな生き物が作る国ですから、まるで趣味か年中行事のように自らの国を滅ぼしてきました。そのため、一貫した国家としての歴史を持ちません。

そのくせ、誇らしい歴史を渇望すること極めて甚だしく、自分たちにとって望ましくないと感じる歴史はなかったことにしたり、他者や他国に責任転嫁し、自分たちにとって望ましいと感じる歴史は、たとえそれが他国のものであっても、自分のものにしようとします。こんなことばかりしていれば、そりゃ国が持つはずがありません。

地政学的条件と、民族的惰弱さ故に他国から攻められればひとたまりもないのはしかたないとしても、自国内、自民族同士でも団結するということが出来ず、他国からの侵略がない時は自国内で、同じ民族同士で食い合いを始めます。

そんな生き物が他国を侵略することなど出来るはずがないから、過剰に警戒する必要はない、という主張は一理あります。現在の韓国人も、文明人風の装いだけは上手になりましたが、一皮向けば中身はそんな生き物です。無闇に恐れたり警戒する必要はないという意見も、故のないことではありません。

実際、韓国人が「ウリナラは一度も他国を侵略したことがない」と誇るように、韓国が主体となって他国へ攻め入ったことはありません。

ですが、思い出してほしい【事実】がひとつあります。

あれほどまでに趣味か年中行事のように国を滅ぼしてきたくせに、彼ら自身は滅ぶことなく今まで生き残ってきました。現在の朝鮮人が古代から連綿と続く朝鮮半島固有の土着民族かどうかには議論の余地がありますが、少なくとも朝鮮半島の中で淘汰を繰り返し、そこで生き残った民族が現在の朝鮮人であることは【事実】です。

しかも、彼らが主体となって他国に攻め入る能力がないからと言って、彼らにその欲求がないわけではありません。ないわけではないどころか、焼け付くような渇望を抱いています。それが証拠に、これまでの歴史においても、他国の威を借った彼らは、他国の名の下に、嬉々として他国や他民族を蹂躙してきました。これもまた、歴史の【事実】です。

それでも彼らがそういう生き物だということを正しく知り、正しく対応すれば、韓国人など恐るに足らぬと言う人もいるでしょう。しかし韓国人は必ずしも韓国人として、あるいは朝鮮人として現れるとは限りません。彼らは他者に擬態しますし、更には他者を取り込み、操ることまでするのです。

韓国人は、実に巧みに他者に取り入ります。しかも以前から弊ブログで何度も言ってる通り、悪い意味で日本人と相性が良いのです。

ネットでどんなに韓国人の本性を知っていても、リアルの韓国人と話す機会があれば、10人中8人ぐらいは「あれ?韓国人ってネットで言われてたのと違くね?」と思うでしょう。半端に韓国人を知っている人ならば、「これがあの伝説の稀少種?」と思ってしまう人も、絶対にいるでしょう。

こちらが年長者であれば、驚くほどうやうやしい態度で接する韓国人も珍しくありません。こちらが年少者であれば、何くれとなく面倒を見てくれることもよくあると聞きます。日本人男性に対する韓国人女性の擦り寄りっぷりも、日本人女性に対する韓国人男性のアプローチも、まことにあからさまで臆面がありません。同性に対してであっても、手をつなごうとしたり腕を組んできたり、甚だしくは同衾までしたがる韓国人は一般的です。

こんな韓国人の対人的な距離感の無さに驚き、また鬱陶しいと内心では思いつつ、だからと言って俄に無碍にすることも出来ず、気がついたら彼らのペースに乗せられていたという日本人は、大変に多いのです。

また韓国の対日姿勢や反日教育について、日本側の意見に同調するだけではなく、韓国を厳しく激しく非難して見せる韓国人も、全く珍しくありません。日本のことを口を極めて誉めそやす韓国人など、佃煮にするぐらいいます。

ネットで知った韓国人のイメージとは大きくかけ離れた現実の韓国人に驚き、認識を改めてしまう日本人は少なくありません。それこそが、彼らの戦略(と言うよりも本能的な擬態)であるとも気づかずに。

結果、取り込まれたという自覚さえ持たず、いつの間にか韓国人の思うとおりに行動していたり、なんとなくおかしいとは思いながらも、彼らの勢いに飲まれて流される日本人が多いのは、これまでに日本で仕掛けられた韓流捏風を思い起こしていただければ、容易にご理解いただけるでしょう。

韓国人に取り込まれた日本人は、寄生虫に脳みそを乗っ取られたかたつむりの如く、韓国人のために行動するようになります。韓国人に取り込まれた議員を多く抱える民主党が政権を執った3年3ヶ月を思い出してください。

韓国人(及び朝鮮人)だけを警戒しておれば良いのであれば、問題はさほど難しくはありません。厄介なのは、韓国人に取り込まれた韓国人ではない人々、殊に日本においては、日本人なのです。韓国人が極めて巧妙に日本人に取り入り、取り込もうとする生き物であるということに対する警戒も、私たち日本人は決して怠ってはならないのです。

韓国人そのものも安易に侮るべきではありませんが、それ以上に韓国人に取り込まれてしまった日本人、即ち日本国内のあらゆる場所に多数存在する「朝鮮人のような真似をする奴」こそが大変に厄介だということを、私たち日本人はくれぐれも肝に銘じるようにしなければならないと思う次第です。



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日本侵略の願望を持つ韓国

風薫る五月になりました。今が一年の内でも最も爽やかな季節でしょう。

この爽やかな季節に韓国ウォッチとか韓国考察なんて、ほとんど自虐でしかありませんが、そのおかげで季節の爽やかさがより一層引き立つというものだと肯定的に考えて自分を誤魔化そうと思います。

さて最近の韓国言論界では、「もし日韓の立場が逆であったら」という妄想が流行しているようです。

中央日報では「韓国が日本を支配した後「侵略でない」と言えば…」と題するコラムを、朝鮮日報は「日本が「侵略」されていたら」という題するコラムを掲載しました。

両者とも建前としては日本に対して「侵略されたウリの立場に立って考えろ」という主張のための仮定のようですが、実はこれらのコラムからは、彼らが隠し持つ「日本を奪い取りたい」という願望がダダ漏れていることがありありと見て取れます。

ちょっと前の記事でも述べたことがありますが、黒田勝弘産経新聞ソウル駐在特別記者が度々言うように、韓国には「一度日本と戦争をして勝ちたい」という願望があります。

「日本と戦争をして、白黒付けたい」ではなく、ひとえに韓国が勝つことだけを望んでいる辺りに黄色いアンヨが見えていますが、そんな韓国人が「日本と韓国の立場を入れ替えて考える」という作業をすると、彼らのどす黒い願望が思わず知らずこぼれ出てしまうのでしょう。

もし本当に日本と韓国の立場を入れ替えて考えるのであれば、当時の日本と韓国がどういう状況に置かれ、それぞれが何を考え、どのような行動をしていたのかということを正確に知り、それを勘定に入れて考察を始めるべきです。

韓国人は、当時の朝鮮が価値の高い国であったから、日本は朝鮮を貪欲に欲したということにして、国民にもそのように教育しておりますが、当時の資料をきちんと読めば、日本は必ずしも朝鮮半島を直接統治したがっていたわけではないという【事実】が誰にでもわかります。

あの当時、日本は何度も朝鮮に自主独立を促し、その機会と時間を与えておりました。しかし、朝鮮は独立しませんでした。物理的能力的に出来なかったというのもあるでしょうが、そもそも当時の朝鮮人は、独立を欲しウリナラマンセーを叫ぶことはあっても、独立するということの正確な意味も知らず、「独立するためには何が必要か」とか「何をしなければならないのか」という準備も考察も展望もなかったのです。

朝鮮が北極か南極に位置する半島であれば、あるいは南太平洋のど真ん中にぽつんと浮かぶ島であれば、せめてベトナム辺りにあったならば、日本も朝鮮を放置することにやぶさかではなかったでしょう。しかし残念なことに朝鮮は日本から至近の位置に在りました(更に残念なことに、現在も在ります(´っω・。`))。あの当時、日本に対して侵略意図を持つ国が朝鮮半島を足掛かりにすれば、日本の安全保障が著しく脅かされるということが明白だったのです。

日本の立場では、朝鮮の自主独立が最も望ましいことでした。実際、朝鮮の宗主国である清と戦争までして朝鮮の独立を促したのです。しかしいくら促しても朝鮮にその能力も意思もなかったために、やむを得ず次善の策として併合することになったのです。そのために、日本が莫大な投資と犠牲を払ったというのもまた、明らかな【事実】です。

もし日本と韓国の立場を入れ替えて考えるのであれば、これらの【事実】も全て勘定に入れて考察するべきでしょう。しかし韓国言論の考察では、そういう視点がすっぽり抜け落ちています。ひたすら日本に統治された韓国の意識と視点で、単純に日本と韓国の立場を入れ替えただけなのです。

それは当時のそういう事情を韓国人が一切知りたがらず、また国民にも全く教えていないためということも大いにあるでしょう。しかしそれ以上に、彼らにはとにかく過程をすっ飛ばし対価を支払うことなく日本の立場に立ち、日本が持つ果実を我が物にし、日本を韓国の立場に立たせて虐げたいという強烈な願望があり、それが前述の、現在韓国の言論界で流行っているらしき珍妙な考察を引き出すのだと思います。

かつての朝鮮半島は、日本にとってロシアや中国からの侵略に対する防波堤あるいは緩衝地であったかもしれません。少し前までの韓国は、日本にとって防共の砦であったかもしれません。しかし現在は、韓国という国そのものが、日本に対する強い侵略願望を持ち、機会があればそれを実行しかねないと言うか、既に竹島で実行し、対馬を次の侵略のターゲットとしていることを明らかにしている国なのです。

日本が安全保障を考える際には、決してそれを失念してはならないと強く警告したいと強く思う次第です。



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