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中韓「新しい東アジア」構想

最近、韓国の兵務庁が在外同胞に向けて、兵役の広報を繰り返しております。以前この報道があった際、JCASTニュースはそれを全否定する記事を出しておりましたが、今回はまだ反応を見せておりません。

ただ、JCASTニュースの記事にあった「2ちゃんなどでは、在日韓国人は兵役に就かないと韓国籍を離脱できないよう法改正され、日本に帰化できなくなったとの情報も出回っている。これについて、韓国大使館の担当者は、「聞いたことがない」としており、法務省の民事第1課でも、「韓国で兵役に就いたかどうかは、審査の判断材料にはならず、帰化とは関係がありません」と説明している」という記述については、個人的にはかなり悪質な誤認誘導ではないかと思っています。

そもそも日本への帰化に他国軍での服務経験が条件とされることなど、最初からあるはずがありません。ここで聞く相手は日本の法務省ではなく、韓国の法務省に相当する部門であるはずで、聞く内容も「兵役に就かないと日本に帰化出来ないのか」ではなく、「兵役に就かなくても韓国籍を離脱することが出来るかどうか」なのです。

聞く相手と聞く内容が間違っていれば、それらによって導き出される結論が見当違いなものになるのは当たり前です。この悪質な誤認誘導が、果たして確信的に行なわれたものかどうかまではわかりませんが、以前と同じニュースの再燃に、JCASTニュースは今後どのような反応を見せてくれるのか、期待しております。

さて日韓関係の冷え込みに当てつけるかのように、韓国は中国に擦り寄っています。何でも、中韓で新しい東アジアを作っていくのだとか。

どうも日本人は、「バスに乗り遅れるな」という強迫観念の強い人が多いようで、中国と韓国が連携を強めていると聞くと、たちまち「日本が置いてけぼりにされてしまう」と慌てふためいてしまう日本人は、結構多いのではないかと思います。

そういう日本人の意識を見計らってか、日本のマスコミも「日本の孤立」などと日本人の強迫観念を煽る報道をしておりますが、多少なりとも韓国を知る者としては、こういう反応こそが韓国の思う壺なのではないかと強く懸念します。

韓国としては、おそらく中国を当て馬にして日本を牽制しているつもりなのでしょう。もしその牽制に日本が乗ってこなくても、日本を抜いて世界第2位の経済大国(笑)となった中国と親密になれば、韓国はその威を借ることが出来ると思っているのでしょう。即ち中国と結べば、どちらに転んでも韓国に損はないと目論んでいるのではないかと思います。

それに中国と韓国は、反日という点で対日共闘が可能です。事実、朴槿惠韓国大統領は中国での演説で「歴史と安全保障問題を取り巻く対立と不信」と暗に日本を非難するようなことを述べており、また日本の初代総理大臣伊藤博文公を暗殺した朝鮮人テロリストの安重根を「韓中両国民にとって尊敬すべき歴史的人物だ」と称賛しております。

もっとも中国と韓国は、必ずしも諸認識において一致するものではありません。中国の東北工程は、韓国の強い反発を招いておりますし、数年前には長白山(朝鮮名:白頭山)問題もありました。また中国人の嫌韓意識は日本以上かもしれませんし、対する韓国人の中国人に対する侮蔑意識は、非常に根強いものがあります。数年前には中国に進出した韓国企業の「夜逃げ」同然の撤退が相次ぎ、中韓双方に軋轢を残しております。

ですので、中韓がこの先「対等なパートナーシップ」を実現するのは、決して容易ではないでしょう。

ただ中韓が親密になること自体は、個人的には悪いことだとは思っておりません。何故ならそれは、韓国が中国の属国となることだと思うからです。もちろん韓国に、中国の属国となるつもりなど全くないでしょう。それどころか、韓国は中国を自国の良いように使うつもり満々なのでしょうけれど、中国が韓国ごときに上手く使われるとは全く思えません。

実際、日本に対してであれば、韓国は自国視点の歴史認識をゴリ押ししますが、中国に対しては大変おとなしいのです。日中に対するこの韓国の態度の違いについて、産経新聞の黒田勝弘ソウル駐在特別記者は、韓国人の記者に質問してみたそうです。

その結果は「中国に過去を追及しない理由として「中国と日本とは体制と価値観が違うから」といい、さらに韓中関係の基本として「求同存異」を挙げた。
 つまり、日本は自由民主主義体制の国だから「謝罪と反省」はちゃんとすべきで、かつしてくれるはずが、中国は体制が違うので要求しても応じないから、という趣旨の答えだった。
」とのことでした。

要するに、日本は韓国の主張に耳を貸すべきだし、実際ちゃんと耳を貸してくれるからどこまでも要求し続けるが、中国は韓国の主張に耳を貸さないので要求しないということなのです。韓国の中国に対するこういった姿勢は、歴史認識だけに限るでしょうか。

そもそも韓国はかつて、中国の明らかな属国でした。全く関係のない島でさえ、突然自国領土だと平然と主張する中国の主観において、元々属国であった韓国を改めて属国化することに何の躊躇があるでしょうか。韓国も、中国がそういう国だということを知らないわけでもないでしょうけれど、先行きの見通しの甘さと言うか、前回記事で述べた「今さえ良ければ、先がどうなるかなど考えない」という韓国人の意識が遺憾なく発揮されているのでしょう。

北朝鮮は、もとより中国の強い影響下にあります。この先、韓国が中国の傘下に加わることで、中国の仲裁による南北朝鮮の統一もあり得るでしょう。そうなれば、中朝韓の三国による「新しい東アジア」が成立することになります。

その「新しい東アジア」に日本が加わっていないことを嘆く必要は、全くないと私は思っています。何故なら、その「新しい東アジア」とは、私たちが以前から「特定アジア」と呼んでいるものなのですから。

日本は日本で、「新しい東アジア」以外の国々との連携を強めていけば、「新しい東アジア」こと「特定アジア」に十分対抗していけると、私は考えております。



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刹那的商法の韓国人

このところ鳩山元総理の尖閣をめぐる発言が物議を醸しております。個人的にこいつは外患罪あるいは外患予備罪の容疑で、迅速に拘束した方が良いんじゃね?と思っております。

さて、以前にも書いたことがありますが、韓国人は時間の流れというものを認識出来ないのではないかと思われることが、非常にしばしばあります。

日韓チャットでよくあったのは、以前の記事にも書いた【入室してきた韓国人が「今何の話をしますか?」と自分で聞いておきながら、それに答えるとその話とは全く別の話を唐突に始める】というものや、ついさっきまで日本人に向かって猿のチョッパリのと口を極めて罵っておきながら、他の韓国人が皆出て行ってしまって部屋に二人だけになると、途端に「私たち友達になりましょう!」と言い出すというものもあります。

この傾向はもちろん日韓チャットの韓国人に限ったことではなく、ほぼ韓国人全員に普遍の習性と言ってよいでしょう。

例えば、韓国人はパリパリ(朝鮮語で「早く早く」の意)だとよく言われますが、ほんの1分2分が待てないという韓国人は普通です。ところが同じ韓国人が、待ち合わせに平気で1時間や2時間も遅れてくるのです。それを自分勝手と解釈するか、彼らが時間の流れというものを理解していないためと考えるかは議論の余地があるかも知れませんが、私は両者だと思っています。

韓国企業のマーケティングも全く同様で、基本は「その瞬間に売れるかどうか」だそうです。日本では多くの注文が入っても、その注文をこなすためには粗製濫造するしかないという場合は、注文を断るということが珍しくありません。それは自社の提供する製品の品質に責任と誇りを持っていれば、当然とも言えます。

ところが韓国人には、そういう日本人の姿勢は全く理解出来ないのだそうです。韓国では自社のキャパシティを大きく上回ったオーダーを受ければ、粗製濫造でそれに応じるのが当然なのだとか。それを日韓チャットでは、「今日の千円と明日の一万円なら、今日の千円を取るのが韓国人」と表現しておりました。

この姿勢は韓国の観光業界でも当然発揮されております

私が実際に体験した例で言えば、ソウルでリーボックのスニーカー(1990年当時、韓国土産と言えばコレでした)を買ったことがあります。もちろんその店の販売員は、当店で売っているリーボックは全て本物であると、最初から最後まで主張しておりました。ですが、当時でも韓国の偽物売りは有名でしたので、出された現物を執拗にチェックして、偽物かもしれないが限りなく本物に近い、今で言えば最悪でもアウトレットものであることを確認した後、同じ商品でサイズ違いのものをそれぞれ1足ずつ買いました。

それは知人カップルへのお土産だったのですが、お土産を渡してからしばらくすると、知人男性の方が「あれ、偽物だったぞ」と言ってきました。びっくりして「ちゃんとチェックしたんだけどな」と言うと、「彼女の方は本物だったけど」とのこと。

つまり、私がチェックした方(知人彼女に渡した方)は本物だったのですが、チェックしなかったサイズ違いの方(知人彼氏に渡した方)は、偽物を包まれたのです。私は日本人の感覚で、「これと同じものでサイズ違いを」と注文すれば、当然「同じもの」が出てくると思い込んでいたのですが、韓国ではそれは全く通用しないということを思い知らされました。

あるいは、慶州で日本語を話す韓国人ガイドに付きまとわれた挙句、言葉巧みに土産物屋に連れ込まれ、軟禁状態で紫水晶(慶州特産品)のアクセサリーを買うように脅迫されたこともあります。その時は「カネが無い」と言って徹底的に断りましたが(実際、無かったw)、相手側の「何か買わない限り絶対に店から出さない」という態度に身の危険を感じ、安全とは変えられないと思って、韓国海苔を相場の5倍ぐらいの値で買うことでようやく解放されたこともあります。これは確か、1999年頃だったでしょうか。

こんな目に遭えば日本人は、余程の物好きでない限り、再び韓国を訪れようとは思わないでしょう。物好きの謗りを免れ得ないであろう私でさえも、「観光」を目的として韓国を訪れることはもうありません。

韓国は日本人を専門に狙ったぼったくりタクシーも有名ですし、飲食店の日本語メニューと現地語メニューでは価格が異なるということもよくあるようです。

韓国と言えば、最近では美容整形が有名ですが、それもまたこんな有様です。整形手術に限らず、外科手術において「糸が切れたらまた縫えば良い」などというのが「当たり前」の国で切ったり縫ったりするのなんか、そうしなければ生きるか死ぬかの瀬戸際という場合でない限り、私は絶対にお断りです。日本人で、韓国に美容整形に行きたいという人をたまに見かけますが、私は絶対にお勧めしません。

美容と言えば化粧品も韓国コスメとやらが一部日本人の間で人気だと仄聞しますが、「今、この一瞬さえ良ければ良い」という意識で作っている化粧品など、よく使う気になれるもんだと感心します。特に現地で買ったものなど、成分表示さえ満足に読めないでしょうし、日本では禁止されている成分が使われている可能性もありますし、もちろん偽装表示も考えられます。「韓国コスメ使ったら肌の調子がすっごく良くなったの♪」とか言ってたら、ステロイドが入ってた、なんてオチがあっても私は驚きません。

韓国人には、顧客満足度とか品質管理、リピーター作りという概念が全く無いのでしょう。たとえ韓国全体の評判が落ちることになっても、二度とその客が訪れることが無くなっても、今、この場で、自分の商品が売れさえすれば、韓国人はそれで良いのです。

韓国人はよく【国家ブランド】【国家の品格】などとほざいておりますが、まずは韓国人一人ひとりが、時間の流れというものをきちんと理解し、自分が昨日やったことは、今日につながっていて、今日やることは明日へつながるということを理解しない限り、【国家ブランド】や【国家の品格】を謳う以前の問題だと断じざるを得ません。

一人でも多くの日本人が、一刻も早く、韓国のそういう事実に気づき、韓国の刹那的商法の被害者になることがなくなるよう、心の底から祈る次第です。



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「お前が言うな」は通用しない韓国

7月の参院選を占う6月23日の都議選では、自民党候補が全員当選(ついでに公明党も全員当選)という快挙を成し遂げました。

また本日24日、2013年7月3日を期限とした日韓間の通貨スワップ協定における30億ドル相当分について、日本財務省はこれを延長しないことを決定し、発表しました

楽観するにはまだ早すぎますが、今のところ情勢は、概ね日本にとって良い方向に進んでいると思います。

なお都議選では、民主党の票が共産党に雪崩れ込んだらしく、共産党が漁夫の利を得て野党第一党になりました。これをどう考えるかは人それぞれですが、私は個人的に、何であれ対抗勢力がない勢力は、必ず自滅すると思っておりますので、これはこれで良いのではないかと思います。

また日韓間の通貨スワップについて、2chなどでは「30億ドル相当枠がなくなっても、本体の通貨スワップ枠がまだ100億ドル相当分もあるから、たった30億ドル相当分ぐらい無くてもケンチャナヨ」と言っている人がいるようですが、本体の100億ドル相当分はチェンマイ・イニシアティブ(CMI)という多国間協定に基づいたものであり、CMIにおけるスワップの発動条件は、基本的にIMF融資とリンクする(但し、締結されたスワップ総額の20%まではIMF融資とのリンク無しに発動可能)とされております。

すなわちCMIにおいて、IMF融資とリンクすることなく発動可能なスワップ枠とは、韓国の場合100億ドル相当の20%(=20億ドル)までということであり、今回取り決めが終結した30億ドル相当分よりも少ない額でしかないのです。

今回韓国は、日韓間のスワップ枠はCMI分で十分であると判断・表明したことになります。それが結果的に今後の韓国経済にどのような影響を与えるか、韓国ウォッチャーには楽しみになネタになったのではないかと思います。

さて明日6月25日と言えば、韓国では朝鮮戦争の開戦日です。彼らは日付を朝鮮語読みして、「ユギオ(朝鮮語音で6=ユク、2=イ、5=オで、6の末音のクが2のイと連音し語中濁音化)」と言い習わしています。

この日が近づいてくると、ちょうど日本のマスコミで8月に終戦の日特集が増えるのと同様、韓国では625キャンペーンのようなものが繰り広げられるのが毎年恒例になっております。

朝鮮戦争は、厳密には今も終結しておらず、形式上では休戦中ということになっております。今でも時々、南北の軍事衝突が起きて死傷者が出ることもありますし、春窮の時期には、北朝鮮のオネダリとも言うべき軍事恫喝が毎年のように行なわれています。

1990年頃までは、「民間防衛の日」という有事に備えた防衛訓練が韓国全土で毎月行なわれており、韓国民にも自国が準戦時国家であるという自覚が多少なりともあったようですが、今ではその民間防衛訓練も年にわずか3回程度と激減。

しかもかつての、怒号飛び交う緊張感に満ち溢れた訓練ではなく、在韓外国人がその光景を何枚も写真に撮って、更にネットで公開しても何らのお咎め無しというグダグダな訓練です。勢い、相当数の韓国民が、自国は準戦時国家であるという自覚を失っています。

しかも、既に皆様ご存知の通り、韓国では歴史を粉飾、歪曲しています。自国と自民族が極めて惰弱であったことを誤魔化すために、子供たちに嘘の歴史を教えています。

その上、北朝鮮の韓国に対する思想工作が浸透し切っており、韓国にとっての敵国は、北朝鮮ではなく日本であるという意識を、韓国民だけにではなく、韓国軍までもが持つに至っております

こういう情勢下では、625といきなり言われても、それが何のことなのか正しく認識出来ない韓国人青少年が増えるのは理の当然というもので、韓国言論三大紙のひとつ、中央日報では「韓国戦争をしっかりと教えよう(朝鮮語版では「625をきちんと教えよう」)」という社説を掲げました。

そこで言われていることは、「北東アジアの歴史戦争で落伍者になる」といった、韓国以外では通用しない若干素っ頓狂な認識も相変わらずありますが、「理念を盾に明白な事実をひっくり返そうとすればかえって自身の理念を傷つけるだけだ。事実を誤って導く理念は国民と歴史から敬遠されるだろう」という結論は、正しいものだと私も思います。

韓国人は実は時々と言うか、かなりしばしばまともなことを言います。日本の道徳と韓国の道徳は必ずしも一致するものではありませんが、日本人が聞いても違和感を覚えない韓国人の正論というものは、案外珍しくありません。

お年寄りを敬いましょうとか、礼儀や貞節を守りましょうというのは、日本の道徳とも通じる部分ですが、韓国ではその声は、日本よりも大きいぐらいです。たいていの親韓・擁韓日本人は、韓国のそういうところを盛んに強調して、韓国は素晴らしいと褒め称えるわけです。

今回の「理念を盾に明白な事実をひっくり返そうとすればかえって自身の理念を傷つけるだけだ。事実を誤って導く理念は国民と歴史から敬遠されるだろう」という意見も同様で、これだけを見れば韓国人もまともなことを言うのだなと早合点する日本人は、きっと多いでしょう。

ですが勘違いしてはいけません。彼らは往々にして他人には正論を押し付けますが、常に自分自身の破倫には無限に寛大なのです。

今回も全く同様です。この社説は一見、「同じ韓国人」に対する言葉のように見えますが、実際には「従北派」という、「正しい韓国人」にとっては「ナム」となる韓国人に対する言葉なのです。

ですから日韓の歴史認識であれ、竹島問題であれ「いわゆる従軍慰安婦」問題であれ、彼らがこの言葉を自らに当てはめ、以って己を省みるということは、絶対にありません。

この記事を見て、これもまた韓国人の治らぬ病のひとつだということを、改めて痛感せざるを得ませんでした。

繰り返しますが、韓国人はしばしば日本人が聞いても頷ける正論を吐きます。しかし彼らがどんなに立派な正論を吐いても、それは必ず「ナム」のみに適用されるものであって、「ウリ」は常にその縛りから解き放たれているということを知らなければ、今後も韓国人に騙される日本人は量産され続けるでしょう。



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韓国人の愛国は反日

2011年のサッカー、アジアカップ日韓戦で行なわれた奇誠庸の猿真似パフォーマンス騒動に端を発する韓国人の旭日旗に対する憎悪は、今ではすっかり韓国人の心に根付いています。韓国では如何なるこじつけも、日本を罵り貶めることで全て正当化される典型と言って良いでしょう。

先日も、フランスに留学している韓国人が、フランスで見かけた旭日旗デザインのポスターを撤去させたと自慢していることが報じられました

記事によると当該韓国人留学生は「外国に出て愛国心が深まったことを大いに感じているこの頃…」ということですが、これにはいささか違和感を禁じ得ません。

外国に出ることで、愛国心が強まるのはよくあることです。反日日本人として名高い雁屋哲氏でさえ、オーストラリアに移住した際には、打ち消すことの出来ない自らの内なる愛国心に困惑したと記していたと記憶します。

特に日本や、現在の韓国のように、他国と直接国境を接さない国の人々にとっては、外国に出ない限り、母国とは空気と同様の存在であって、殊更に母国を意識する機会は多くありません。

しかし例えば、水に沈めば自分が肺呼吸する生き物であることを、否応もなく自覚せざるを得なくなるのと同様、日本人が外国に出れば、自分が日本人であることを一瞬たりとも忘れることは出来ない、と言えば少々大袈裟に過ぎますが、事あるごとに自覚せざるを得なくなるのは事実です。

ですから、前述の韓国人留学生が、「外国に出て愛国心が深まった」と言うことに否やはありません。ですがその発露の方法には、大きな疑問があります。

例えば外国で「愛国心が深まった」と自覚した日本人は、どんな行動を取るでしょうか。ある人は、自分が日本人の代表として見られることを意識し、日本人として恥ずかしくない行動を取ろうとするでしょう。ある人は、日本の文化について、外国人にいつ質問されても即答出来るように、一所懸命日本の文化について勉強するかもしれません。ある人は、何かにつけ日本の物が最高だと言っては、その国の人に嫌われるかもしれませんw

ですが、どんなに素っ頓狂で調子外れの愛国者であっても、他国を貶すことで自らの愛国心を示そうとする日本人は、いないのではないでしょうか。たとえその日本人愛国者が、どんなにキチガイじみた嫌韓であったとしても。

ところが韓国人が愛国心を示す方法は、自国を良いところを強調し、褒め称えることだけではありません。日本を蔑み、貶めることも、韓国人にとっては立派な愛国心の発露となるのです。むしろ、自国の良いところを強調し、褒め称えることよりも、日本を蔑み、貶めることの方がなお強い愛国心を示すことになるように見えます。

極端な言い方をすれば、日本がなければ、韓国人は愛国心を示すことが出来ないのです。

「日本がなければ」ということを考える時、在日もまた、不思議な生き物だと言わざるを得ません。

時に、在日は得意満面で言います。「ウリはもちろん日本人ではない。しかし韓国人でもない。ウリこそは、在日という新しい民族なのだ」と。

しかし「在日」とは、「日本に在する」という意味です。日本は日本人の国です。「日本に在する」という理由で、新しい民族を名乗られるのは、日本人にとって甚だ迷惑なことですがそれ以上に、「日本」という存在に全面的に依存しながら、日本人であることを否定する他民族というのは、矛盾ではないでしょうか。

しかも「日本」という存在に頼らねば自らのアイデンティティを確立出来ないのに、日本を貶め、毀損し、乗っ取ろうとする在日が少なからず存在します。彼らは日本に住む日本人に、ウリが気に入らないなら日本から出て行けと当然のように言い放つのです。

本国韓国人も在日韓国人も、そういう意味ではやはり同じ韓国人と言わざるを得ません。

数年ほど前のことです。毎日通る道沿いにあった空き地に、高さ三メートルほどの、さほど大きくもない木が、一本だけ立っていました。一番下の枝が、私の頭から更に一メートルほど上にありました。

ある年の春先から夏に掛けて、その木に無数の毛虫が付きました。毛虫は、その木の葉っぱという葉っぱを、枝の下を通ればわしわしと音が聞こえるほどの勢いで、文字通り蝕みました。日毎に、目に見えてその木の葉っぱは減っていきます。

一週間ほどだったでしょうか。十日はかからなかったと思います。とうとうその木はすっかり丸裸になってしまいました。一枚の葉っぱも残さず、全て毛虫が食い尽くしてしまったのです。

毎日通る道の脇にある木でしたから、私は毎日その様子を見ていました。あんなに葉っぱを食われてしまったら、あの木は枯れてしまうだろうと思いました。

ところで、その木の葉っぱを全て食い尽くした毛虫はどうなったかと言えば、その木の周りには他の木が1本もなかったので、別の木に移ることは出来ませんでした。その結果、葉っぱという食糧と隠れ家を失った毛虫たちは、あるいは鳥に見つかり、あるいは飢えて、たちまち姿を消したのです。葉っぱが少しでもある間は、毛虫が減る様子は全然なかったのに、葉っぱがなくなった途端、わずか三日ほどで毛虫は全て消滅しました。

なんとあっけないと、私はその木の下を通りながら思いました。葉っぱを食い尽くされた木は遠からず枯れるだろうし、大切な食糧と隠れ家を失った毛虫は、自業自得で全滅しました。諸行無常とはこのことかと、ささやかな感傷を覚えました。

しかし私の感傷は数日後にひっくり返されました。なんと丸裸だった枝先から、続々と新しい葉っぱが芽吹き始めたのです。驚いたことにその木は、毛虫が全滅してからほんの一週間ほどで、再び枝々に豊かに葉っぱを茂らせたのです。

動けぬ木にも、それなりの戦い方があるのだなと思いました。事実はどうか知りません。ですが、毎日見るともなく見ていた私の目に、その木は毛虫に今ある葉っぱを食い尽くすだけ食い尽くさせる代わりに、新しい葉っぱを出すのを止め、彼らが自滅するまで耐え、彼らがいなくなったのを見計らってから、再び葉っぱを枝いっぱいに茂らせたように見えたのです。

今、その木のことが盛んに思い出されます。動けぬ木にも自らを蝕むものとの戦い方があるように、私たち日本人にも、日本を蝕む存在に対し日本人なりの戦い方があるのではないでしょうか。



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ブックレビュー「ソウルの練習問題」

ネットというところは不思議なところで、そこで発言する人々は、しばしば思っていることをリアルよりも薄く脆いフィルターで吐露してしまうことがあります。そのせいでしょうか、最盛期の日韓チャットでは「ナマよりナマ」な韓国人を見ることが出来ました。

そのナマっぷりは、当時韓国で日本語教師をしていた韓国人につけるクスリの著者、中岡龍馬氏が実際に日韓チャットを訪れて驚愕したほどでした。

もちろん、リアルの韓国人観察からも得られるものはあるでしょうけれど、ネットの韓国人は、ネットを通すことによって彼らの薄くて浅くて上っ面が剥げ落ち、韓国人でさえ自覚しようとしなかった彼らの本性が赤裸々に暴露されていたのもまた、事実です。

最近、弊ブログのコメント欄でも数名の方が紹介されていた「迷惑な韓国人」というブログに掲載された「俺達は全てが世界一!(のはずだった)」というシリーズでは、「迷惑な韓国人」ブログの管理人がリアルで遭遇した韓国人の実際の言動と、その内側でたぎる驚くべき本心が公開されております。

俺達は全てが世界一!(のはずだった)」というシリーズは少々長いものではありますが、弊ブログの過去記事を全部読めと言われるよりはずっと早く、ずっと楽に読むことが出来、大変わかりやすいものですので、弊ブログとしても拡散に協力しようと思います。

さて、最近どうも韓国に対する意識が麻痺してきたというか、韓国関連のニュースを見ても「どうせ」とか「所詮」とかいう気持ちが強くなって、韓国関連の物事にあえて驚かないようにしている自分を感じております。

韓国関連は、何もかも薄くて浅くて上っ面ですから、ある程度知ればあとは同工異曲です。ですが、だからと言ってひとつを見て全体を判断するわけにはいきません。結果的に徒労になるとしても、調べるべきは調べ、知るべきは知っておく必要があります。ですので、私も朝鮮関連の書籍にはそれなりに目を通しております。

韓国関連について調べていると、最初のうちは多少嫌悪を催すようなことであっても、好奇心の方が勝ちますから、それほど苦痛ではありませんでした。月見チャットにお越しの方の中には、韓国関連について知り始めると、恐ろしくてたまらなくなったと仰る繊細な方もいらっしゃいましたが、その点私は鈍感というか図太いのか、そういうことはありませんでした。

しかし知識の蓄積とともに日韓チャットでの経験値が積み上がり、韓国人が金太郎飴であることを客観的な知識として、また自分自身の経験として、嫌ほど見せつけられ続ければ、いくら潤沢な好奇心も底をつき、残るのは彼らに対する嫌悪感だけです。

韓国については見たくもないし聞きたくもない、出来ることなら意識の中から排除してしまいたいという気持ちと、それこそが奴らの思う壺という気持ちがせめぎ合い、ある種の自己防衛的意識から、「韓国関連については、あえて驚かないようにしている」のかもしれません。

しかしそういう目で韓国を見ていると、色々見誤ることもあるだろうと、初心に立ち返るためにも押入れに突っ込んであった韓国関連の蔵書を適当に引っ張りだして読み返しているのですが、その中に「ソウルの練習問題」という本がありました。著者は関川夏央氏です。

関川夏央氏はかなり早い時期の知韓派です。「ソウルの練習問題」が上梓されたのが1983年ですから、まだ韓国に行く日本人は年間で50万人前後と、現在の15%あるかないか程度。しかもその大半はおそらくビジネスマンとキーセン観光が目的の男性で、純粋に観光、すなわち韓国の風景や文化に触れることを目的として韓国を訪れる日本人は極めて少なかったのではないかと思います(それを伺わせる記述が、「雨の清凉里」という章にあります)。

「ソウルの練習問題」ではその当時、朝鮮語を習い観光として韓国を訪れる物好きな日本人の目から見た韓国を、関川氏独特の軽妙かつ凄絶な筆致で記した名著です。

あとがきによれば、「韓国とソウルについての、誠実な旅行案内を書こうと意図した」とあるとおり、この当時の、一人の人間の目の高さに見えるソウルと韓国を知るには、大変優れた本です。

また同時にこの本は、その当時の日本人の、韓国に対する意識や視線を知るにも貴重です。例えば「日本からの細長い影」という章では、朴慶植の「朝鮮人強制連行の記録」に書かれた「日帝の土地収奪説」を取り上げ、また「バカでもチョンでも」という言葉を、「バカでも朝鮮人でも、というところからきたらしい。いまでは日本語のなかにすっかり根づいている。語源は、しかも、誰もがすでに覚えていない」と書いており、その当時、かなりの知韓派であっても、こういう誤解や工作を素朴に信じ、再配布していたということを知ることが出来ます。

しかしそれでも、今ほど日韓が剣呑でなかったのは、「背を向けあって望遠鏡をのぞき、地球をぐるりと一周した遠い映像を探りあっているようでもあった」(同じく「日本からの細長い影」より)からでしょう。日韓には、それだけの距離が必要なのです。

近年関川氏は、朝鮮関連に言及することがめっきり少なくなったといいます。それはひとつには、言及すべきことはし尽くしたということがあるでしょう。韓国は、まるで分厚い岩盤の上に載った薄い泥土の層のようです。潔癖な人ならば足を踏み入れること自体が憚られ、勇を奮ってそこに飛び込めばたちまち底を打ちます。

まさかこれが底ではあるまい、いくらなんでもこんな薄っぺらい泥土の層が韓国の全てとは思えないと、どれほど一所懸命に穿ってみても、出てくるのはどこまでも同じ岩肌なのです。文筆家が題材として追及するには、あまりにも浅薄で皮相的なのです。

次に、これは私の勝手な憶測ですが、氏が愛した韓国と韓国人が実は幻想だった、あるいは今はもう存在しないことに気づいたというのがあるのではないでしょうか。

氏が作中で描写する韓国人は、素朴で率直でガサツで粗忽で横着で、必ずしも善良ではないが、裏表のない憎めない人々というものでした。もしかすると、今から30年前にはそういう韓国人も数多くいたのかもしれません。しかし日帝時代に教育を受けた韓国人が現役を退き、反日教育で純粋培養された韓国人が幅を利かせる今日の韓国では、氏が愛したような韓国人は、探せばいるかもしれませんが、そのほとんどが社会の隅に追いやられ、存在しないも同然の扱いを受けているでしょう。

日本で日韓友好を叫ぶ人の中には、そういう幻想、あるいは「今はもう存在しない韓国」に基いて、日韓友好を叫んでいる人も、きっといるのではないかと思います。

そういう意味で、現在日韓友好を叫ぶ人々がどういう幻想を見ているのかを知る「練習問題」としてこの本は、30年を経た今日でも、十分に通用すると言えます。

ただし気をつけていただきたいのは、それらがあくまで、30年前の韓国とソウルと韓国人を見聞した、韓国を愛する日本人によって作られた「練習問題」であるということです。

30年前の「練習問題」が解けるようになったからと言って、本番の試験問題が解けるわけがないのと同じく、30年前の「ソウルの練習問題」では、現在の韓国を理解することは出来ないということを、最後に申し添えておきたいと思います。



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自分自身をも騙す韓国人

梅雨をぶっちぎっていきなり夏が来たのかと思うような猛暑が数日続いておりましたが、本日ようやく梅雨らしい空模様となり、湿気は多いものの、岩盤浴かと思うような暑さは落ち着きました。

この猛暑と裏腹に、昨今の日韓関係が極めて冷え込んでいるということは、衆人の一致するところでしょう。そのことで日本側が困っているということは特に無さそうですが、韓国側はそうでもないらしく、日本との関係改善を模索し始めたそうです。

しかし相変わらず「日本側から提案があれば外相会談を前向きに検討する方針だ」などと頭の高さは変わりません。

日韓関係がこれほどまでに冷え込んでも、日本にほとんど影響らしい影響がないという現実を見れば、日韓断交が日本に悪影響を及ぼすなどと言う韓国人と親韓・擁韓連中の主張が、ただの脅しでしかないというのがよくわかります。

弊ブログでは、何故日韓は断交した方が、少なくとも日本にとっては良いのかということを、これまでにも何度も述べて参りましたが、本日も重ねてその話をしたいと思います。

韓国人が他人(=ナム)を騙す習性があるということは、既に何度も述べました。では彼らは、自分自身(=ウリ)には正直かと問われれば、答えに詰まるものがあります。

彼らは、自分自身の欲望には大変忠実です。また、思ったことを腹に溜め込まず、率直に口に出すことを美徳としています。ですがだからと言って、彼らが自分自身に正直であるとは言いづらいと私は考えています。

彼らには、「自分自身(=ウリ)は、斯くあらねばならぬ」という意識があることは、これまでに幾度も述べました。その意識に沿わぬ自分自身を、彼らは決して認められません。そのため彼らは、自分を欺くことに何の躊躇もないように私には見えます。

例えば日韓チャットでは、私のチャットルームに来るなり、よそのチャットルームの誹謗中傷をまくし立てる韓国人は非常にポピュラーでした。

たいていの場合、彼らが誹謗中傷する「よそのチャットルーム」とは「日本人のチャットルーム」です。「日本人のチャットルーム」から蹴り出された鬱憤を、別の日本人である私のチャットルームで晴らそうとしての所業なのです。

彼らは私に向かって、自分を蹴り出した日本人が如何に極悪非道かを切々と訴え、無辜の自分への同情を誘いますが、実際はその韓国人が、酷いオイタをした結果、蹴り出されたことを、私はよく知っています。「日本人のチャットルーム」から蹴り出されるような韓国人は、例外なく度し難いキチガイなのです。

ですが彼らは、決して自分自身が度し難いキチガイであることを認めません。自分自身が度し難いキチガイであることを認めないだけではなく、ほんの数分前に、実際に自分が何をしたのかを、決して自分自身で認めません。

それは何も、日韓チャットの韓国人だけではありません。数年前に韓国で、在韓日本人の幼児をナタで襲った韓国人がいたのを覚えておられる方も多いでしょう。その韓国人が、自分が危害を加えた張本人であるにも関わらず、まるで他人事のように、「へー、子供が怪我したのか」とインタビューに答えていたのが、その当時の私にはとても不思議でした。

あれもまた、彼らの自己欺瞞のひとつの表現形であったと考えれば、腑に落ちる部分はあります。何の罪もない幼い無力な子供を、大の大人がナタで襲うなどというのは、いくら韓国人でも残虐で卑怯な狂人と言わざるを得ません。

もし犯人の韓国人が、自分がやったのだという自覚を持ってしまうと、自分は残虐で卑怯な狂人だと認めることになります。だからまるで他人がやったかのように振る舞うことで、自分は残虐でも卑怯でも狂人でもないと自分自身に言い聞かせていたのだと考えれば、まるで他人事のような「へー、子供が怪我したのか」というセリフが出てくるのも理解出来ます。

あるいは、3年間も化粧を落とさないとか、20代後半女性の半数以上が何らかの整形を行なっているというのも、韓国人たちがありのままを自分を認められず、自分で自分を騙すことによって自分を保つためのものと言えるのではないでしょうか。

この図式は、別に日韓チャットの韓国人や、現実の個人の韓国人に限りません。韓国関連の報道を見ていると、国家規模でも非常にしばしば行なわれます。

そうやって彼らは自分が信じたいものを信じようとするあまり、自分自身さえも欺くのだと考えれば、彼らに自家撞着が極端に多いのも納得出来ます。

彼らは望まぬ結末に自らを導くことが非常に多いのですが、皮肉なことにそれらは、彼らが自らを欺き、その場限りの望みを叶えていった結果とも言えるのです。

困るのは、自分自身さえも騙す彼らの言にコロコロ引っかかる日本人があまりにも多いということです。その日本人は、ただ韓国人に騙された被害者では終わりません。日本人を騙すことによって、日本人のお墨付きを得た韓国人は自己欺瞞を一層増長させ、自己欺瞞韓国人は再び日本人を騙すという悪循環を形成します。また自己欺瞞韓国人に騙された日本人が、韓国人の代弁者となり、日本人に向けて被害を拡大再生産することも看過出来ません。

弊ブログではそれに対して執拗に、何度も同じ事を言ってると揶揄されても執拗に警鐘を鳴らし続けてはいますが、それでも引っかかる日本人は後を絶ちません。

そういう日本人を見るにつけ、韓国と韓国人に対する警鐘を鳴らすことはあくまでも次善でしかなく、やはり日本人と韓国人は、一切の接触を断つことが最善であると結論付けるしかないと痛感する次第です。



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日韓スワップ協定の延長には反対ですが

弊ブログをご覧の皆様であれば既にご承知の通り、弊ブログはチャットを併設しており、ブログの内容についてメールやコメント欄で質問するのはまどろっこしいという方には、比較的迅速な応答が可能になっております。

ただ、どうもチャットを「自動応答装置」と考えている人が時々いるようで、まるでネットで検索でもするかのように、質問を検索キーワードのようにポンと放り投げて回答を待つ方が、時々いらっしゃいます。

あまりうるさいことは言いたくありませんが、月見チャットは、基本的にはあくまでもチャットであって、私の講演会場でもなければ、韓国情報の授業を行なっている教室でもありません。ましてや、黙って座ればピタリと当たる占いの館でもありません。また夜な夜な目を三角にして、韓国に対する誹謗中傷罵詈雑言を競い合う場でもありません。

ある程度会話を重ねて、気心の知れた相手なら、単語だけの質問や、言葉足らずの謎かけのような質問にも答えることが出来るかもしれませんが、初めて話をする人にまでそういうレベルの対応を求められても無理です。そういう対応を期待して月見チャットに来られれば、期待はずれになることはお約束いたします。

また、私はネットの検索エンジンでもなければ、図書館の司書でもありません。私の記憶の中にあるものであれば、今言われてすぐにお答えすることも出来ますが、私の記憶ではなく、資料現物を今出せすぐ出せ早く出せと言われて、「はい、こちらに」とパッと出して見せられるほど私は便利に出来ておりません。

以前にも「試し腹」について、私が否定的な見解を書いたところ、それを「朝鮮人は貞操観念が高いと主張している」と勘違いした御仁が、資料を出せ、朝鮮人が書いた論文なんか信用出来ないから日本人が書いた論文を出せと居丈高にキーキー喚き散らしたことがありましたが、私が手元にあった資料を出した途端、何のレスポンスもなくなったのには呆れました。結局その御仁は、資料が欲しかったのではなく、そんな資料などあるはずがないと侮って、自分で調べようともせずに資料を出せと喚き散らしていただけだったとしか思えません。

ちょっと調べればいくらでも出てくる資料なのに自分で全く調べようともせず、人の手を煩わせて出させたのに、礼のひとつも言えないのは、朝鮮人であれば当然の所作なのでしょうけれど、日本ではそれを無礼と言います。

また、たいていの質問は過去記事で言及したことがあるものです。1200に迫る記事を全て読破し、その記事のどの部分に何が書かれていたかを確認するのが、極めて大変な作業になることについては理解も共感もしますが、書いた本人とはいえ私にとってもその作業が簡単なものではないということにも、思いを馳せていただければ幸いです。

重ねて申し上げますが、チャットであれコメント欄であれ、ブログの内容に関する質問は喜んで承りますので、質問する際は最低限「何を聞きたいと思っているのか」「それについてどの程度自分で調べたのか」「調べた結果、どの部分がわからなかったのか」などは仰っていただきたいと思います。そうでなければこちらもお答えのしようがありません。

それから聞き方というものもあると思います。義務教育を修了した日本人なら誰もが備えているべき一般常識として、人とコミュニケーションをとる時、人にものを尋ねる時には、最低限のマナーが必要ということを思い出してください。私は基本的に礼には礼で、無礼には無礼で応じる方針です。月見チャットで私に無礼な対応をされたと思った方は、一度ご自身のマナーを振り返ってご覧になると良いかと存じます。

さて韓国関連ですが、日韓スワップ協定の延長について、菅官房長官の「隣国であり、大局的観点に立って検討していきたい」という発言には、思わずクスっと笑ってしまいました。

というのも、ハングルでは「大局的」と「大国的」は、全く同じ表記になります。

昨年の、日韓スワップ拡充枠の延長打ち切りの際にも、「韓国側からの要請がないなら打ち切り」とした日本側の態度を、韓国人は「『頭を下げて出直せ』と解釈した」と言います。今回も日本側は「韓国からの要請があれば応じるよ」という姿勢を示しているわけですが、それは韓国にしてみれば、「頭下げて頼みに来い」という態度のように見えるでしょう。

その上で今回、菅官房長官が「大局的に検討する」と言ったのを、韓国側が「大国的に検討する」と言ったと解釈すれば、一体彼らはどう反応するだろうと思うと、クスクス笑いが止まりません。

既に韓国ウォッチャーには常識レベルの話ですが、朝鮮語は漢語由来の語彙が非常に多く、そのため同音異義語が大量にあります。漢字があれば、それを見て単語の意味を知ることは極めて容易ですが、韓国では漢字を廃したため、同音異義語の判別が難しくなっております。

当の韓国人たちは「同音異義語は文脈で理解するから、漢字が無くてもケンチャナヨ」と嘯いていますが、必ずしも文脈から語彙の意味がわかるとは限りません。

例えば先月も米中やEU、ASEANなどの議会と連携して日本に圧力をかけるという趣旨で「与党セヌリ党の南景弼(ナム・ギョンピル)議員は5日「今月中に国会内に非常設の『東アジアの歴史認識を正す特別委員会』を設置することで、最近与野党が合意した」と語った。」というニュースがありました。

この「合意」という単語は、ハングルで書くと「合議」と全く同一です。前述の記事の「合意」を「合議」に代えても、全く問題なく意味が通じてしまいますが、内容は変わってしまいます。

今回の菅官房長官の発言における「大局的」と「大国的」も、どちらを用いても文章としては通じてしまいますが、文意は大きく変わってしまいます。

以前、「高速鉄道慶州駅舎予定地」をハングルで書くと、韓国人のほぼ全員が「駅舎」を「歴史」の意味に解釈するというお話をご紹介しました。これは韓国人のほぼ全員が「慶州」と言えば「歴史」というイメージを持っているために起きる現象ですが、同じように「日本」と言えば、韓国人のほぼ全員とまでは言いませんが、最近の調査によると7割ほどが「悪い」という印象を持っているわけです。

その韓国人が「日本が「大局的」と言った」と聞けば、割とナチュラルに「日本が「大国的」と言った」と解釈してしまうのではないかと、個人的に期待しております。

日韓スワップ協定については、日本国内でも、親韓派によるさまざまな駆け引きが繰り広げられている模様です。現在韓国に進出している日本企業にとって日韓スワップ枠の縮小は、コリアリスクの拡大を意味します。また韓流接待や、韓国人の上っ面に籠絡された日本人にとっても、韓国経済にとってマイナスになると思われる日韓スワップ枠の縮小は、回避してやりたいことなのでしょう。

ですが、そういう人々の努力も、韓国自身の「日韓スワップ延長してください。頼みです」という言葉がなければ、水泡に帰します。

個人的には、昨年の日韓スワップ枠の拡大枠打ち切りに引き続き、今回のスワップ枠の延長も打ち切りにすることが、日韓の離間、ひいては日韓断交の実現に向けた着実な一歩になると思っておりますので、延長に前向きな菅官房長官の発言に全面同意は出来ません。しかし今回の菅官房長官の発言の語彙選択には、それが意図的なものであればその機転に、意図的なものでないとすればその偶然に、笑いを禁じ得ません。

菅官房長官の発言によって、政権発足直後から反日カードを切りまくってる朴槿惠政権が、「大国を僭称する傲慢な日本に頭を下げて頼んだ」と韓国民に解釈されかねない日韓スワップ延長の要請に踏み切ることが出来るかどうか、今月末の期限ギリギリまでニヤニヤしながら見守りたいと思います。



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韓国人の上昇志向が激烈な理由

このところ、細かい動きはないこともないのですが、わざわざ取り上げて考察するほどめぼしい朝鮮半島関連の時事ネタもなく、弊ブログで唱えていることがじわじわと周知されつつあるおかげで、特に解説を要すると思われる韓国考察も思いつかない今日この頃というわけで、お茶濁しに久しぶりの日韓チャットログです。ただし、これは日韓翻訳チャットではなく、月見チャットです。

登場する韓国人は、日韓チャットで長年よく訓練された韓国人なので、日本人が韓国の変なところを指摘しても、ほとんど火病ることなく、韓国人の立場からシニカルに応じます。

韓国人が激烈な上昇志向を持つ理由と、韓国人が変なのは、韓国の教育によるところがかなり大きいということがお分かりいただけるのではないかと思います。それとチャットのオチがなかなか秀逸ですので、最後にクスっと笑っていただけるのではないかと思います。
fetia そう言えばハングルマンセする韓国人ってさ。

fetia 「ハングルは鳥の鳴き声も正確に表現出来ますね!」って言うんだけど・・・

fetia  「鳥の鳴き声を正確に表現する」ってどういうことなんだろう?

smileman 脳内妄想

桃太郎 こけこっこー、コッカードウードルドゥーw

桃太郎 全然違うヂャンカ。

smileman 「ハングルは鳥の鳴き声も正確に表現出来ますね!」< あまり似ていもなかったが

fetia 脳内妄想としても、どういう理由でそういう妄想を思いついたんだろうね?

smileman 국뽕グクポン

桃太郎 日本語で。

fetia 日本語では「コケコッコウ」と表現し、英語では「cock-a-doodle-doo」と表現する。中国語では「東天紅」か?よく知らないけど。

smileman 脳内麻薬が分泌する理由、現実逃避のため?

fetia 国家+ヒロポンの合成語だよ。>グクポン

smileman 国家+麻薬=グクポン

fetia 国酔主義者、とでも訳せば良いかな。

fetia カイカイ反応速報(韓国の掲示板イルベの日本語版まとめサイト)では、「無条件愛国主義者」と訳しているね。

桃太郎 韓国人は漢字捨てて、ますます本来の馬鹿に戻りつつあるw

fetia とにかく、鶏の鳴き声を「ハングルで正確に表現できる」と主張する韓国人は、鶏がハングルで鳴いてると思ってるのだろうか?

桃太郎 偉大なるハングルは言葉の意味の違いを超越するニダ。<丶`∀´>

smileman 本来はilbeではなく、dcinsideの歴史ギャラリーで始まった用語 > グクポン

smileman dcinside歴史ギャラリー、ユーザがilbeに流入して一般化される

fetia http://www.youtube.com/watch?v=bITID4AlGsQ

fetia 靖国神社で放尿した韓国人も、DCインサイドからだったっけ。

桃太郎 朝鮮人はこんなのばっかり。w

fetia 高学歴、高権威の韓国人ほど、こうなる傾向があるね。

桃太郎 大統領からしてあのレベルだもん。

fetia 低学歴で無教養の韓国人は、発言権を持たないだけなんだけどね。

fetia さっきの動画の中でもさ。

fetia 何度も「何で笑うんだ?」って受講者を威圧してるでしょ。

junchanさんが入室しました。ようこそ。

smileman これが民主化を離陸した韓国の教育!

桃太郎 あの動画で韓国の教育の馬鹿さ加減が良く分かるね。

fetia いらっしゃい。

桃太郎 おかゑりー。

smileman 学生を威圧して自分の考えを強要する。

junchan ただいま

smileman こんばんは

fetia 教師はひとりでも、その教師から教えを受けるのは何百人何千人にもなるからね。

junchan 祝!WC進出

桃太郎 まんせー

fetia 長く教師を勤めれば、生徒の数も当然増える。

fetia 長く勤めた教師ほど、権威も高くなる。

fetia 何スパイラルっていうんだろう、これw

桃太郎 その分、馬鹿の弊害が蔓延するなーw

桃太郎 地獄の輪廻w

桃太郎 当の本人は気付いていないだけ性質がわるい。

桃太郎 本物の現実の泥沼地獄ですな。

fetia 韓国では、高学歴・高権威を持つ者でなければ発言を許されない。

smileman よくあんな先生に反論して殴られたね

smileman 発言するとともに殴る。殴る。殴る。殴る。

fetia だから韓国人は高学歴・高権威を目指す。

桃太郎 誇らしい声闘の国技ニダ!<丶`∀´>

fetia で、高学歴・高権威になった者は、誰からも反論されない立場に安心して、妄想を振りまく。

fetia 「高学歴」や「高権威」によって学んだことをフィードバックすることがない。

桃太郎 (いかん、ニダーに毒されてきてるw)

fetia 彼らにとって学歴とか権威ってのは、他人の意見を封殺するための道具でしかないね。

fetia 言うまでもなく・・・

smileman 先週学校の講師に「日本人は韓国人の後裔、百済の後裔、顔が似ている」「愚かな日本人は韓国人が先導しなければならない」と習いました。

fetia 彼らがノーベル賞ノーベル賞と喚き散らすのも、それが理由。

fetia 別に日本を韓国が先導してもいいけど、まず韓国が日本より先に立たないと先導は出来んぞ。>smile

smileman すでに反論した気力もないのでスルー

junchan 別に、【音】なんか翻訳しなくていいよなw

桃太郎 擬音、擬声はマンガのなかで十分ですわ。

junchan こいつは英語の教師らしいが、英語翻訳ができないのは、お前が低レベルな所為だろw

fetia と言うか・・・

fetia この理解度で英語の教師が出来るから、韓国は楽だな。

fetia 何で韓国人は、あんなに熾烈な受験勉強してるのに、出来上がるのはこんな馬鹿ばっかりなの?

junchan もっとも、韓国語を英語に翻訳する前に、英語を韓国語に翻訳しろよなw

fetia 韓国語が最も優秀な言語であるなら、それが可能なはずだよね。>英語を韓国語に翻訳

junchan そうすれば、自分の国が、悠久のバカ歴史であることがよくわかるぞw

fetia それを理解すれば、ひとつ成長出来るのにね。

桃太郎 ていうか、ハングルでは無理ニダよ。

smileman 成長したくないでござる! 絶対成長したくないでござる!(筆者註:ネタ元はこちらw)
ログ採取日時 2013年06月05日0時04分から0時37分


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「いわゆる従軍慰安婦問題」考

なんかコメント欄に、使い古された朝鮮論法のコメントが入っておりますが、既に幾人かの方が応答されておられるように、弊ブログの読者諸姉諸兄には周知されていることですので、私の当該コメントに対する見解は割愛させていただきます。もしどうしても私の見解が知りたかったら、是非弊ブログの過去記事を読んでくださいね^^ 

個人的には、コメントに書かれたような意識で韓国人ビジネスマンと接する方が、「良い餌」にされるんじゃないかなと思いますが、ま、他人からどれだけ「そんな歩き方だと転ぶよ。転んだら怪我するよ。怪我したら痛いよ」と言われていても、実際に転んで怪我をして痛さを感じるまで、自分は転ばないし怪我をしないし痛くないと思ってる人というのは一定数存在するものです。

韓国人の実態を周知するのは、韓国人の実態を知る者の義務と責任だと思いますので、言うだけは言いますが、それを聞く聞かないまで強制するつもりはありません。韓国人の「良い餌」になった実例も、必要っちゃ必要ですからね。

他人を【韓国人の「良い餌」】にしようとしたり、他人を道連れにして【韓国人の「良い餌」】になろうとするならば別ですが、自ら望んで【韓国人の「良い餌」】になろうとし、それを主張するだけなら、そういう人に翻意を促すほど私は親切ではありません。

さて先般の橋下大阪市長による一連の慰安婦問題発言に刺激されてか、昨今「いわゆる従軍慰安婦問題」が喧しいようです。個人的には、この「いわゆる従軍慰安婦問題」ほど韓国らしく、また馬鹿馬鹿しい問題もないと思います。

慰安婦はあったかなかったかという話であれば、それはありました。今もあります。

慰安婦とは、男性に性的慰安を与え、その対価を得る女性、即ち売春婦のことです。韓国国内では、2004年に性売買特別法が制定された結果、売春婦自身による性売買特別法に抗議するデモが頻発しました。

韓国内の売春婦の数は調査によって30~80万人とまちまちですが、数十万人規模であることは間違いありません。しかも前述の性売買特別法によって韓国内での収入の途を絶たれた韓国人売春婦は、世界中に拡散しています。現在全世界に広がる韓国人売春婦の数は、十万人に及ぶとも言います。その内、日本国内にいる韓国人売春婦の数は5万人と言われています。

彼女たちが春をひさぐ理由はもちろん様々ですが、昨今では生活困窮のためというよりは、ブランド品や奢侈品を購入するためや、浪費による借金、整形手術の費用、自身の学費のためという理由が多いと聞きます。

経済的に豊かになったと言われる今日でも、韓国にはカネのために身を売る女性がこれほどいるのですから、経済的に困窮し、餓死するか身体を売るかの二択しかなかった時代であれば、尚更であったろうことは想像に難くありません。また現在の韓国でも、若年の家出女性が売春婦にされることは非常によくあることですので、女性の人権が軽視された時代の朝鮮で、十分な保護を得られなかった若年女性が、当人の同意なく、わけのわからないまま慰安婦にされることは、決して珍しくなかったでしょう。

次に、軍隊と慰安婦の関わりですが、これもまた「あった」のは事実でしょう。軍隊とは、基本的に身体頑健な成人男性の集団です。身体頑健な成人男性であれば、食欲と並んで性欲も旺盛なのが自然でしょう。と言うことは、食事とともに性欲の管理も、軍隊にとっては真面目な検討を要する重要な項目のひとつであったに違いありません。

1993年に内閣官房内閣外政審議室が発表した「いわゆる従軍慰安婦問題について」にも、 「(1)慰安所設置の経緯」として「旧日本軍占領地内において日本軍人が住民に対し強姦等の不法な行為を行い、その結果反日感情が醸成されることを防止する必要性があったこと、性病等の病気による兵力低下を防ぐ必要があったこと、防諜の必要があったことなどが慰安所設置の理由とされている。」と述べられているとおり、軍隊の慰安所及び慰安婦利用は、合理的且つ必然的な理由があったのです。

売春は、今も昔もリスクの高い商売です。性病や妊娠というリスクもありますし、そもそも明るいところでおおっぴらにやるものではなく、また女性が性的に興奮した男性を対象に行なうものということもあり、事故や事件が起きやすい商売と言えるでしょう。そういう商売をする女性にとって、軍という公的且つ管理の徹底した安定顧客は、必ずしも悪い顧客ではなかったのではないでしょうか。

「軍隊」と「慰安婦」は結びつきやすい条件が整っているので、「慰安婦がいたこと」と「日本軍が慰安婦を利用したこと」は、確かに事実であろうと思います。しかしそれらと「軍が利用した慰安所の慰安婦が、慰安婦になるに至った経緯」については、全く別問題です。

韓国の自称元慰安婦には、「自ら望んで慰安婦になった」と言う者はひとりもいません。全て例外なく、「強制的に慰安婦にさせられた」と主張します。更にその「強制」を行なったのは、全て例外なく「日本軍」や「日本人」という物語を作っています。

しかし既によく知られている通り、自称元慰安婦やその支援者が語る「物語」には、多くの齟齬や誤謬、明らかな捏造が散りばめられています。けれどそれらをいちいち指摘しても、自称元慰安婦やその支援者及び韓国人は何の痛痒も感じないでしょう。何故なら自称元慰安婦やその支援者及び韓国人にとって重要なのは、「日本が悪い」という結論だけであって、そこへ至る過程は全く問題ではないからです。

こういった「韓国式マジェマジェ論」が「いわゆる従軍慰安婦問題」においては全力で横行しており、それが「いわゆる従軍慰安婦問題」をややこしくしています。更にそこへ「同情」やら「配慮」などというものを投入すれば、もはやそこに現れるものは議論でも考察でも思量でもなく、ただの泥沼です。その泥沼に、泳ぐでもなく溺れるでもない状態で浸かる趣味は、私にはありません。

「いわゆる従軍慰安婦問題」に関して、日本が謝罪しなければならないと韓国が主張するのは、何に対してなのでしょうか。「慰安婦がいたこと」でしょうか。「日本軍が慰安婦を利用したこと」でしょうか。それとも、「慰安婦が慰安婦になるに至った経緯について」でしょうか。

それらをきちんと分別した上でなければ、「いわゆる従軍慰安婦問題」については一切論じる価値がないものと、個人的に考える次第です。



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韓国人の言葉に触れる際に注意しなければならないこと

6月に入りました。この辺りでは早くも先月末に入梅し、雨はさほどに降りませんが、雲が多く湿度の高い日が続いております。

こういうじっとりした時期に韓国考察というのは、鬱陶しいとか、気が滅入るという意味では似合っているのかもしれません。

というわけで、今日も今日とて韓国人考察です。

以前にもご紹介したことがありますが、私たちが韓国人と話す時に気をつけなければならないのは、彼らが用いる言葉が、私たちが使用し理解している言葉と全く同じであっても、意味まで同じとは限らないということです。

既に広く知れ渡った「約束」の意味も、前回記事でご紹介した「信頼プロセス」の「信頼」の意味も、韓国語の辞書には日本語の辞書と同じような意味の説明が書かれています。

もし韓国人にそれらの言葉の意味を聞けば、辞書上の意味を知っている韓国人なら、辞書に書いてある通りに答えるでしょう。【「約束」の意味】でご紹介した韓国人は、辞書的な「約束」の意味を知らなかったために、うっかり正直に韓国人の間で通用している「約束」の意味のイメージを語ってしまったのでしょう。

弊ブログを含む嫌韓ブログは、韓国人についての説明において、しばしば「あまりにも極端だ」との批判を頂戴します。ですが韓国人を説明するにあたり、他所様のブログがどのようなつもりで書いておられるかまでは存じませんが、弊ブログではあえて極端なことを言ってるつもりはありません。

何でもそうですが、物事を説明する際には、その対象の特徴をある程度強調する必要があります。「その対象の特徴をある程度強調すること」は、見方や感性によっては、「極端」と感じることもあり得るでしょう。それを恐れて、その対象の特徴をあえて強調せずに説明すれば、それはわかりやすい説明になるでしょうか。

わかりにくいだけならまだしも、特徴を強調する説明を可能な限り排除して「羽根があって空を飛ぶのが鳥だ」というような説明をすれば、トンボやチョウチョを鳥だと思う人も出てくるでしょう。

ナマ韓国人と会って話してみれば、ブログ月見櫓で書かれているような、あるいは日韓チャットで見るような、奇妙奇天烈なことを言ったりやったりする韓国人など、そう度々遭遇することはありません。言葉や習慣、国情の違いから来る違和感はあっても、露骨に周辺に危害を加えるような行動や言動をする個体は、いくら韓国人でもそんなに多くはないものです。

たいていの韓国人は、日本人であれば誰でも刺そうとはしませんし、中指立てて罵詈雑言を浴びせかけたり背後からローキックを浴びせたりもしません。朝鮮学校や朝鮮部落の周辺に住む人なら、彼らが好んで徒党を組んで日本人を襲撃したり、あるいは闇討ちしたりすることがあるのをご存知でしょうが、そういう連中でも、たった一人で日本人と対峙する時や、そこが自分のテリトリーでないと自覚している場所では、必ずしも凶暴ではないのが普通です。

実際に韓国人と接してみれば、言語の壁は別として、普通に会話が成立するように感じます。日本語の達者な韓国人も珍しくありませんが、日本人が日本語の達者な韓国人と日本語で話せば、「なんだ、日本人と同じじゃん」と思わない人の方が少ないでしょう。

そこに大きな落とし穴があるのです。それが最初に述べた「彼らが用いる言葉が、私たちが使用し理解している言葉と全く同じであっても、意味まで同じとは限らない」ということです。

彼らが話す言葉は、それが朝鮮語であれそれ以外の言語であれ、「約束」や「信頼」と同様に、本来の意味を失っている場合がしばしばあります。漫然と聞いていれば、彼らが話す言葉はまるで意味のある言葉のように聞こえますが、彼らが必ずしもその言葉の意味をきちんと理解しているとは限りませんし、その言葉が持つ意味を示すためにその言葉を用いているとも限りません。

彼らには、他人(=ナム)を欺く習性があります。また常に「何か」に擬態しています。言葉も同じです。彼らの言葉は、しばしば他人(=ナム)を欺くために用いられている、と言えばまた「極端だ」という批判を頂戴するでしょうか。

ですが彼らの「言葉のようなもの」に欺かれる日本人は余りにも多いのです。よく訓練された韓国ウォッチャーのつもりの私でも、非常にしばしば彼らの「言葉のようなもの」に翻弄されます。何しろ人間のコミュニケーションの基本は言葉です。韓国人が用いる「言葉のようなもの」でも、無ければ彼らの意識を推し量ることは難しいのです。

それに彼らの言う言葉そのものに意味はなくとも、彼らが話すことには、何らかの意味があります。

ですから、彼らと話す時は、彼らが話す言葉そのものの意味よりも、「何故彼らがその言葉を用いたのか」「その言葉を用いることによって、彼らは私たちに何を思わせようとしているのか」を考える必要があるということを知っておくべきだと、私は考えています。



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月見櫓 韓国 日韓