fc2ブログ
管理画面

韓国に残る日本文化を見るツアー

本来、弊ブログはあんまり肩肘張らずに読めるお気楽ブログだったのではないかと思うのですが、最近堅苦しい話ばかりになっているような気がします。そこで今回は、半分ネタ(でも半分本気)の旅行商品の提案をしてみようかなと思います。

韓国は、時々発作のように日帝残滓排斥を叫んでいますが、韓国における日本文化は、日韓併合時代のものばかりとは限りません。日韓併合以前も以後も、韓国は絶えず弛まず大量に日本の文化を取り込んでいます。もはや韓国は、日本の文化無しでは成立し得ないと言っても過言ではありません。

韓国人は不思議な生き物で、日本が文化を「教えてやった」とか「授けてやった」とか「伝えてやった」と言うと一瞬で逆上しますが、自分たちで日本から文化を「盗んでやった」とか「奪ってやった」とか「騙し取ってやった」と言うのは良いようです。そうでなければ、「その文化は本当はウリナラ起源なのに、チョッパリが盗んで日本文化のように宣伝したのだ」とか「昔、ウリご先祖さまがチョッパリに教えてやったのだ」と、主客を逆転させて言う例も珍しくありません。

いずれにしても、韓国の日本文化というものは非常にたくさんあります。これは、韓国の観光資源になり得るのではないでしょうか。

以前、韓国におけるコピー商品を探せというテーマでの観光を提案したことがありますが、今回は韓国に根付く日本文化を見るというテーマの観光旅行を提案したいと思います。

この逆の、「日本に残る朝鮮半島文化を見る」がテーマの観光旅行は、実は韓国人の日本旅行のテーマのひとつとして成立しています。概ね修学旅行としてですが、もちろん「ウリご先祖さまが未開で野蛮な島国日本にウリ文化を教え授けてやった」という趣旨で行なわれています。

しかしその逆の「韓国に残る日本文化」がテーマの観光旅行は、少なくとも私は一度も見たことがありません。これは日本人向けの韓国旅行のテーマとしては、全くの手つかずの分野ではないでしょうか。

日本はもともと、海外からの文化を受け入れ、消化吸収し、以て自文化と成すのが得意です。ある意味、それこそが日本文化の真髄であると私は考えています。古来、日本にはさまざまな国の文化が渡り越しました。日本が、最も近くで発達した中華文明から多大な影響を受けたことは、如何なる嫌中日本人でも認めざるを得ないところでしょうけれど、中国以外の国の文化であっても、良いと思ったものであれば躊躇なく取り入れてきました。また、それをよく保存し、外国人に見せることにもほとんど抵抗がありません。

韓国人は、二言目には日本に文化を教えてやったと言いますが、よく言われているようにそのほとんどは、中国文化をほぼそのまま伝えたものです。そもそもが、朝鮮は自他共に中国の一地方という意識であったでしょう。ですから中国がアジア的停滞に陥ると、朝鮮も必然的にそれに従うことになりました。

それは日本が朝鮮を併合するまで続きました。1910年に日本は朝鮮を併合し、精力的にその開発に勤しみました。それまで中国のアジア的停滞に倣い、停滞を通り越して退廃していた朝鮮にとって日本文化の襲来は、凄まじい衝撃であったでしょう。

ですがそれは、今の韓国人が怒りと憤りをもって訴えるような痛みや辱めを伴うものではなかったと私は断言します。だからこそわずか35年余りで、多くの日本文化が朝鮮に根付き、今も息づいているのです。しかも日本の統治が終わった後も、韓国人たちは法で禁じ、あるいは強く規制されていたにも関わらず、日本文化を貪欲に欲し、盗み、取り込んでいたのです。

それらは今も、韓国の至るところで見られます。極端なものでは、もはや韓国人自身にも、それが日本由来の文化であるとは認識出来ないほどにまでなっており、韓国人がどれほど倭色排斥と叫んでも、血肉どころか骨の髄に達して、決して抜き去ることは出来ません。

日本人なら誰でも、何らの予備知識が無くとも、初めて韓国を訪れた時に「ちょっと昔(今から20年ぐらい前)の日本のようだ」という印象を受けるでしょう。それほどまでに、韓国は日本文化の影響を強く色濃く受けているのです。

韓国人が真剣に日韓友好を目指しているのであれば、自分たちが韓国に伝わる日本文化に親しみ、それらを愛し、一所懸命残そうとしていることを日本人にアピールするはずです。事実、日本はそうしておりますし、どんなに嫌韓が台頭しようとも、日本に残る朝鮮文化の痕跡をことごとく消し去ろうとする者はほとんどいません。仮にいても、圧倒的少数派でしょう。

ところが韓国では、日本文化を「日帝残滓」とか「倭色」と蔑んで呼び、否定し、消し去ろうとします。実際に韓国では極めて多くの日本文化が破壊され、なかったことにされております。

それでも彼らの社会に日本文化やその痕跡は根強く色濃く残っております。それは、韓国人のねじれた対日感情を象徴するものであると言って良いでしょう。それらを日本人が見ることで、韓国人のねじれた対日感情を理解とまではいかずとも感じ取ることは出来るのではないでしょうか。

少なくとも、現在主流の「韓国人の自己満足のためのウリナラマンセツアー」に引きずり回されるよりは、よっぽど面白いはずです。

もっとも、あらかじめ韓国のことをよく知っておかなければ、中には「こんなに韓国人は日本の文化を愛してくれているのだから、日本人ももっと韓国人を許容しよう」なんて勘違いを言い出す日本人が出てきかねないところが、諸刃の剣になるかもしれませんが。



人気ブログランキング FC2ランキング

本日もクリックありがとうございます<(_"_)>
スポンサーサイト




月見櫓 韓国 日韓