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「朝鮮半島とは関わらない」を日本の国是に

昨今の東アジア情勢は、まことに19世紀末によく似ています。それは、何かにつけ物事を見誤る韓国人にも、さすがに察せられているようです。ただ、やはり何かにつけ物事を見誤る韓国人だけあって、やはりどこか頓珍漢な解釈をしています。

3日の朝鮮日報朝鮮語版(日本語訳はこちら)に、「朝鮮半島に匙を突っ込む日本と中国」というコラムが掲載されました。

その趣旨は「19世紀末の頃のように、日中が朝鮮半島を食い物にしようとしている時に、ウリナラは国内の政争に明け暮れていて良いのか」ということのようです。

確かに、昨今の韓国における国内の政争は凄まじいものがあります。先月末に、如何に左派といえども、仮にも韓国の国会議員の立場にある者が内乱を企てた容疑で捜索を受けたといいますから、韓国内における親北あるいは従北と言われる勢力の浸透具合は相当なものがあります。

そのことに危機感を持ち、国民に警告を発するのは、言論機関としては当然でしょう。ですが、その論の随所に見当違いな意見が散りばめられているのです。殊に、日本に対する警戒心は度を越していると言えましょう。何しろ朝鮮半島に対する野心的態度は、中国よりも日本の方が露骨だと言い切っているのです。

これまでにも何度か述べたことがあるように、韓国人は日本を深く憎み恨んでいますが、同時に日本を強く羨み、猛烈に憧れています。日本人としてはそれだけでも十分にうんざりなのですが、更に私たちを萎えさせるのは、彼らが何故か「日本は韓国がすごく好きで、韓国のさまざまなものを欲しがっている」と確信していることです。

おそらく彼らは、「ウリナラは日本人が憧れるだけの価値がある国」と思いたいのでしょう。

例えば韓国の歴史教科書には、日帝統治期に日本が朝鮮の米を買い取っていたことが書かれています。もちろん「日本が朝鮮の米を買い取っていた」などとは書かれていません。「日帝が収奪した」と書いてあるのはお約束ですが、そこに「ウリナラの美味しいお米を」と書いてあるのですから、日本人としては違和感を覚えざるを得ません。日本で「朝鮮米は美味い」という話など、今も昔も聞いたことがないからです。

しかし、韓国の教科書には当然のようにそう書かれているのですから、韓国の子供たちも「日本は、ウリナラのお米が美味しいから奪っていったのだ」と普通に信じるでしょう。

こんなのはほんの一例で、他にも類似の例はいくらでもあります。そういえば最近NHKが「カタカナの起源は朝鮮半島にあったか」という素っ頓狂な説を取り上げて放映したそうですが、これもやはり「日本はウリナラのものを欲しがっている」という韓国人の意識におもねったものでしょう。

ですから韓国で、「日本は朝鮮半島を虎視眈々と狙っている」と主張しても、韓国人は誰も疑いません。至極当然の前提として受け入れます。

しかし日本は昔から、朝鮮半島そのものを欲したことはありません。日本が戦略的、あるいは安全保障上やむを得ず、朝鮮半島に兵を送ったことがあるのは歴史に記されている通りですが、それでも日韓併合まで、日本が朝鮮半島そのものを直接統治下に置こうとしたことはありませんでした。

日韓併合で史上初めて、日本は朝鮮半島を自国領土に組み入れましたが、それが日本史上有数の酷い失策であったことは、思想の左右を問わず論を俟たないでしょう。

日本にとって韓国を含む朝鮮半島は、目の上の瘤というよりは家の前に放置された犬の糞です。何の役にも立たないだけではなく、臭くて不潔で踏みそうで、迷惑千万以外のなにものでもありません。それが韓国人の主観では真逆になっており、しかも日本に対する韓国人の異常とも言える恐怖と警戒につながっているのです。

それに対して、これまで日本は明確に否定してきませんでした。それはある意味、慮りでもあったでしょう。「日本はウリナラを素敵で凄くて素晴らしい国と思っているから、欲しがっている」という韓国の妄想を言下に否定することは、「日本は韓国を素敵で凄くて素晴らしいなどとは、全然思っていません」と断言するに等しいからです。

韓国人から探るように「どうです、ウリナラは素敵で凄くて素晴らしいでしょう?」と聞かれて、「いいえ、全然」と即答出来る日本人は、よっぽど天然か確信犯です。常識的な日本人なら、あいまいに微笑んで「そうですね」と答えるでしょう。それが個人的な関係ならばともかく、オフィシャルな関係であれば尚更にそう答えるに決まっています。それが日本人的な慮りであり、大人の対応というものだからです。

日本政府も、戦後ずっとそういう対応を続けてきたであろうことは想像に難くありません。それが、韓国の「確信」を深めているということにも気づかずに。

韓国が防共の砦として期待されていた頃や、日本が韓国を「価値観を共有出来る隣国」と誤解していた間は、それで良かったのかもしれません。しかし今となっては、韓国に防共の機能は全く望めないどころか、韓国の赤化による悪影響が日本に及ぶ懸念の方が現実的となりつつありますし、日本と韓国の間に共有される価値観の存在も疑わしくなっています。

ならば、もはや韓国にあいまいに微笑んでやる必要はありますまい。にっこり笑ってはっきりと、「お前イラネ」と言い渡してやるべきです。

それを言うには、朝鮮半島有事が起きてからでは遅いのです。もし今、朝鮮半島で有事が勃発すれば、米国を介した間接同盟国とみなされる日本は、韓国を支援せざるを得ません。だからと言って自衛隊を朝鮮半島有事に派遣するようなことになれば、最悪の場合日清戦争の再現もあり得ますし、そこまでの事態に至らなくとも、日本に対する韓国人の「恨」を更に強めることになるのは確実です。

失策を教訓とし、不幸な歴史を繰り返さないためにも、日本は可及的速やかに朝鮮半島との関与を最小限にする必要があります。まずは「朝鮮半島とは関わらぬ」ということを、日本は国是として宣言するのが良いでしょう。たとえ朝鮮半島が火の海になろうとも、日本は一兵たりとも朝鮮半島には送らないとあらかじめ明言しておけば、日本人の血を朝鮮人なんかのために流さずに済みますし、日本に朝鮮半島に対する野心がないことを知って、韓国も北朝鮮も安心するでしょう。

もっとも日本が「朝鮮半島とは関わらぬ」という宣言をすることによって得られる韓国の安心と、北朝鮮の安心の内容はそれぞれ違うものでしょうけれど、そんなこと「朝鮮半島とは関わらぬ」と宣言してしまえば、日本の知ったこっちゃないのです。



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