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韓国と同じ愚を犯すな

今月初旬頃に、韓国の東亜日報に「この頃の日本、その不都合な真実」と題するコラムが掲載されました(日本語訳はこちらをご参照ください)。

室谷克美氏の「悪韓論」では、「東亜日報は、落ち着いた記事が多い。社内外の論客が執筆する「オピニオン」欄には、時として鋭い視線が光る。しかし、その社説は無事安逸型、つまり綺麗事が目立つ」と評されています。

今回引き合いに出したコラムが、その評のどれに該当するのかは何とも言えませんが、韓国人の習性を無意識のうちに暴露しているコラムであるとは言えるでしょう。

韓国は常に、自分が思ったところに的があると信じて矢を放ちます。韓国が思ったところと的があるところが一致すれば、矢が当たることもあるでしょう。しかしそうでない場合、矢が当たらないのは当たり前です。

矢が当たらない場合、「自分の狙いが悪いのではないか」とか、「矢や弓の調整が間違ってはいないか」と考えるのが普通ではないかと思いますが、韓国人は違います。韓国人は、矢が当たらない理由を的に求めるのです。

つまり韓国人は自分が狙ったところ、もっと極端に言えば自分が放った矢が到達するところに、的の中心があるべきだと考えています。自分が狙って的を射抜くのではなく、的が矢に中心を射抜かれるところにあるべきだと考えているのです。

だから矢が的に当たらなくても、狂ったように「自分が的があると思うところ」に向かって矢を射続けます。これは、韓国のやることなすことほとんどのことに当てはまることだと言えるでしょう。

日本には、的がどこにあるかを見定めようとする姿勢がありますが、韓国側にそういう姿勢は全くありません。そういう相手と何かを共同で行なっても、得られるものがほとんどないことは、2002年のワールドカップで証明されています。

にも関わらず、日本側は相変わらず韓国が擦り寄ってくるのを振り払えません。2020年の東京オリンピック開催決定を受けて、JOCの竹田会長が韓国との協力に合意したという報道がありました。

それが日本の韓国に対する経済的物理的援助を意味するわけではないといくら日本側が言ったとしても、韓国が考える「的」はそこです。彼らは必ずそこへ向けて矢を放ち、当たらなければそこに的がないのが悪いと盛大に火病るでしょう。

2001年に今上陛下が「韓国とのゆかりを感じています」と仰ったことを韓国がどのように解釈したかを知っていれば、彼らにリップサービスや社交辞令が通じないことは理解出来ると思うのですが、かと言って国際親善を担う立場の方々に、韓国が擦り寄ってきても構わず振り払えと言うのも酷な話ではあります。

まことに韓国は接触があるだけで、日本の国益を損なう国と言えるでしょう。

韓国が正しい位置にある的、即ち「不都合な真実」を見ようとしないのは韓国の勝手です。それで韓国が損をしようと、国を滅ぼすことになろうと、韓国が望んだわけではなくとも、自ら選んだ結果です。それに日本が付き合わねばならない理由など、全くありません。

日本が韓国と友好的であろうとするのは、それが日本の国益に利すると考えられていたからです。たとえ韓国における反日気運が濃厚であろうとも、いざという時には韓国が日本とのパートナーシップを第一とまでは行かずとも、念頭に置いて行動するのであれば、まだ韓国と手を結ぶ理由はあるかもしれません。

しかし現実を見てみればどうでしょうか。韓国は常に日本の国益を損なうことを重視していることは、あらゆる点で明白です。日本が最大限に譲歩するとして、韓国が韓国の国益を常に第一に考えて行動するならば、それに合わせて日本が韓国と手を携えることに意味を見出すことは出来るかもしれませんが、昨今はそれさえ危ういのです。何しろ昨今の韓国は、結果的将来的に韓国の国益を損なうことになろうとも、日本の国益を害することを最優先する傾向がチラホラするのです。

前回記事でもご紹介したとおり、韓国の反日は、親日と目する人を殺すことさえ是とするほどに、病膏肓です。それは治す気があれば治せる病なのかと問われれば否定的な答えしか思いつきませんが、そもそも韓国自身に反日という病を治す気がありません。治す気があっても治るかどうか怪しいのに、治す気がないのですから、韓国の病は重症化することはあっても治癒することはないでしょう。

韓国と結ぶことが日本の国益になるという意見は、「韓国がまともな国である」という前提が必要不可欠です。「まともな国」という表現が曖昧で分かりづらければ、「理を解する国」と言い換えても良いでしょう。韓国は理を解さず、気で動く国なのです。

間違った前提に基づいた計画が、望む結果につながることはありません。それはまさしく、韓国がしている「正しい位置にある的」ではなく「自分が望む位置にある的」に向かってひたすら矢を射る愚と同じです。千年射続けても、億万本の矢を費やしても、矢が的の中心を射抜くことはないでしょう。

その韓国の愚に付き合って、日本が同じ愚を犯すことに何の意味があるのでしょうか。それにもし意味があるとすれば、韓国の望み、すなわち日本の国益を損なうという彼らの切望を叶えること以外に、私には思いつきません。



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