少なくとも40年前からある対日工作手法
韓国では、この時期を秋夕と呼び、旧正月と並んで一族が宗家に集まる最大の機会となっております。一族が宗家に集まる機会には、一族の年長者が一族の若年者に説教をするのは世界共通の話だと思いますが、韓国では最近その説教にかっとなって衝動的に凶悪犯罪に走ってしまう者が増えているのだとか。
一族の年長者と言えば、韓国では無条件で絶対的な尊敬の対象とされるのですが、そういう相手にさえ殺人に至るような行為を衝動的にしてしまうですから、赤の他人ならば尚更、ましてや相手が日本人だったら、何の躊躇も迷いもなくやらかすようになるんじゃないでしょうか。
そう言えば先だって、韓国を旅行したアメリカ人が韓国人に道を尋ねたら、何故か逆上されてフルボッコにされたという動画が出回っておりました。韓国人はあれを「ネタ動画だ」と必死で言い繕っていましたが、半万歩譲ってネタだとしても、洒落になってないのは確かだと思います。
何にせよ韓国人はかっとしたら殺人に至る暴力も躊躇せずやる生き物ということだけは、間違いないでしょう。
さて、話は変わりますがカイカイ反応通信という、韓国のイルベというネット掲示板を翻訳したものをまとめているブログがあります。韓国側も、イルベのスレッドや書き込みがカイカイ反応通信に転載されることを知っており、日本人に見られることを意識したスレッドや書き込みも少なくないようです。
私も時々見ており、翻訳元のアドレスをきちんと掲載している点は誠実だと思いますが、取り上げたスレッドの全てのコメントを翻訳しているわけではないという姿勢に、多少の違和感を覚えなくもありません。
韓国の掲示板と言っても、日韓チャットや日韓翻訳掲示板で見られたものと内容や展開にそれほど大差はなく、掲げられる情報もさほど目新しくはありません。ただ韓国人が相変わらずであることを確認するための役には立っています。
先日そのカイカイ反応通信に、韓国人の大学生からのメールが掲載されました。曰く、韓国からはカイカイ反応通信にコメント出来ないから、メールで韓国人の意見を送ったのだそうです。どれほどイルベの韓国人がカイカイ反応通信を、ただ知っているだけではなく、よく見ているかを示していると思います。
さておきそのメールの内容は、「日本人の誤解を解きたい」というものでした。日本人が何を誤解しているのかと言えば、「韓国人は反日だ」ということのようです。
つまりカイカイ反応通信にメールを送ってきた韓国人大学生が言いたいことは、「韓国は反日ではない」ということなのです。
弊ブログでは、そのメールの内容についていちいちあげつらうつもりはありません。韓国人による「韓国は反日ではない」という弁解の欺瞞性は既に弊ブログで一度ならず言及していますし、そもそも他所様のブログ宛のメールですから、それに横レスするつもりはありません。
ただ、「韓国人からのメール」という手法については、注意喚起を促したいと思います。
この手法は、何もインターネットの普及した最近になって始まったものではありません。私が知る限りでは、1970年代の「韓国からの通信」というものがその走りだと思います。
ネットが普及してからは、某巨大匿名掲示板に時々「韓国人だけど質問ある?」とか「韓国からの留学生だけど質問ある?」というスレッドが立ったり、弊ブログのコメント欄にも、稀にですが本国韓国人からのコメントが書き込まれたりしております。
それらは、ただ読むだけなら理性的で客観的な意見に見えます。日本人が試すように「竹島はどこの領土?」と聞いても、すぐさま「日本の領土だと思う」と答え、「対馬の仏像返せ」と言えば「自分を始め、返すべきと思っている韓国人は多い」と答えて見せます。そういう受け答えを見ていると、一見対話可能な相手に思えてしまうでしょう。
事実、それらを読んだ日本人の数人に一人は、「あなたのような理性的で客観的な韓国人がいることがわかって、今後の日韓関係に希望が持てた」というような感想を持ちます。
あるいは、その韓国人に厳しいコメントを返す日本人を見て、「こんなまともな韓国人に酷いことを言う日本人がいて恥ずかしい」というようなことを言う日本人も少なくありません。
それこそが、その韓国人の思う壺であることにも気づかずに。
それが意識的であれ無意識的であれ、彼らの狙いは、韓国人は反日だと知っている日本人ではないのです。韓国人は反日だと信じたくない日本人なのです。そういう日本人を一人でも増やすために、彼らは日本人が見るメディアを狙い打って意見を送るのです。
例えば、WANKなんかもそうです。安田浩一氏の取材に対し、彼らが答えた言葉だけを聞けば、何も知らない人なら彼らを「理性的でフレンドリーな団体」と思うでしょう。ですが彼らが実際にどういうことをしているのかを知っていれば、彼らの答えが欺瞞に満ちていることがわかるはずです。
元はと言えば日韓チャットも日韓翻訳掲示板も、そういう目的の下、すなわち「日本人を騙す」ために作られたものだったのでしょう。彼らの思惑が外れたのは、容易に騙せる日本人よりも、逆に韓国人に事実を流布する日本人の方が強力だったことです。
日韓チャットにも、理性的で客観的な韓国人を装う韓国人は、佃煮にするほどいました。ですがそれらが本当に理性的で客観的な韓国人であったためしは、限りなくゼロに近かったのです。
極めて厳密に言えば、ゼロではないと言うことは出来ます。理性的で客観的な韓国人も、ごく短期的には存在し得るからです。ただし、その寿命は長くありません。たいていが年を重ねるに従い、普通の韓国人になっていくのです。仮に歳を重ねて尚理性的で客観的なままにいられたとしても、その韓国人がそれを韓国で公言することは出来ません。何故なら、彼らは韓国社会に生きざるを得ないからです。
つまり、仮に理性的で客観的な韓国人が存在し得たとしても、その韓国人は頭の中身は理性的で客観的なまま、言うことやることは普通の韓国人として韓国で生きていくことになります。ただでさえストレスの多い韓国社会で、更にそんな複雑でストレスの溜まることを一生続けられる韓国人など、存在しないでしょう。
半億分の一、それが出来る韓国人がいたとして、その韓国人が韓国社会にいったいどんな影響が与えられるでしょうか。頭の中だけでどんなに韓国の反日を批判しても、言うことやることが韓国の反日を助長するものであれば、何の意味もありません。そんなのが仮にいても、日本から見れば居ないのと全く同じです。
そういうのをピックアップして、「韓国にはこういう韓国人がいるから、韓国は反日ではない」と日本人に信じ込ませることに、どういう意味があるのでしょうか。やってる当人にその意図があろうとなかろうと、日本人の立場で言えばそれは立派な対日工作に他ならないのです。
日本人が知るべきは、韓国人の主張や弁解などではありません。韓国人の主張や弁解こそが、韓国人の対日工作なのだということを、日本人は知るべきです。