嫌韓デモで日本の品格が貶められることはない
売春や不法滞在といった犯罪目的で入国する韓国人も多いのですが、放火は重大犯罪です。また放火の未遂及び予備も罪に問われます。こういう重大犯罪を目的とした韓国人を安易に入国させてしまう日本の入国管理体制を、速やかに見直す必要があります。まずは韓国人の来日短期滞在査証免除を、直ちに廃止するべきでしょう。
ところで図ったのか偶然かは定かではありませんが、この日は丁度しばき隊のデモが行なわれた日でもありました。「行動する保守」の嫌韓デモに対して、有田芳生と愉快な仲間たちはヘイトスピーチだの反レイシストだのと、何とかの一つ覚えで喚き散らしております。更に日本の大手マスコミが、ほとんどと言って良いほどそれに同調しています。その中には、【「行動する保守」の嫌韓デモは、日本の品格を貶める】などという主張も聞こえてきます。
かつて嫌韓デモのシュプレヒコールに聞き苦しいものがあったことは、確かにありました。しかしそれを勘定に入れても、本当に嫌韓デモは日本の品格を貶めているでしょうか。
日本について、有名なエスニックジョークがあります。世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)
日本を怒らせる方法 各国の政治家が集まって「どうしたら日本を怒らせることができるか」について話しあった。 中国の政治家が言った。 「我が国は潜水艦で日本の領海を侵犯した。それでも日本は潜水艦を攻撃してこなかった」 韓国の政治家が言った。 「我が国は竹島を占領した。それでも日本は攻撃してこない」 ロシアの政治家が言った。 「我が国はもう長きにわたって北方の島々を占拠している。それでも日本は攻撃してこない」 それらの話を黙って聞いていた北朝鮮の政治家が、笑いながら言った。 「そんなこと簡単ですよ。我々が核兵器を日本に使いましょう。そうすれば、さすがの日本も怒るでしょう」 すると、アメリカの政治家が首を横に振りながらこう言った。 「無駄だね。それ、もうやったもの」 |
そういえば嘘か本当かは知りませんが、英国の首相だったチャーチルの述懐として、以下のような話も流布されています。
日本人は無理な要求をしても怒らず、反論もしない。笑みを浮かべて要求を呑んでくれる。しかし、これでは困る。反論する相手をねじ伏せてこそ政治家としての点数があがるのに、それができない。それでもう一度無理難題を要求すると、またこれも呑んでくれる。すると議会は、いままで以上の要求をしろという。 無理を承知で要求してみると、今度は笑みを浮かべていた日本人がまったく別人の顔になって、「これほどこちらが譲歩しているのに、そんなことをいうとは、あなたは話のわからない人だ。ここに至っては、刺し違えるしかない」と言って突っかかってくる。 英国はその後マレー半島沖合いで戦艦プリンスオブウェールズとレパルスを日本軍に撃沈され、シンガポールを失った。日本にこれほどの力があったなら、もっと早く発言して欲しかった。日本人は外交を知らない。 |
国家規模ではなく、個人規模でも似たような話があります。海外旅行先で嫌な思いをした日本人は、その場で苦情を言うことはほとんどありませんが、帰ってから(つまり現地人からすれば忘れた頃に)その体験をブログに書くとか、あるいは何も言わないが二度と来なくなるという話です。
日本人は、怒る時は基本的にはひっそりと怒ることが多いのです。それは、その場の感情にとらわれ、我を失うことを「はしたない」「みっともない」と考える伝統が日本にあるからでしょう。
事実、嫌韓デモに対して有田芳生と愉快な仲間たちや大手マスコミが攻撃するのは、まさにそこなのです。「何故韓国を嫌うのか」「何故韓国に対して憤るのか」という肝心の点は全く置き去りにして、「みっともない」とか「かっこわるい」とか「日本の品格を貶める」ということばかりを強調しています。
しかし国際標準で見れば、日本の嫌韓デモなどまだまだおとなしいものです。
韓国人は、感情をそのままほとばしらせることを「人間らしい(=良いことだ)」と考えています。ですから韓国の反日デモは、日本の比ではありません。
先だっての記事で取り上げた「韓国人大学生K君からの手紙」では、「韓国で日本の嫌韓デモのように、堂々と「日本殺せ」「日本滅びろ」といったようなデモはほとんどありません。特定の日、すなわち8.15光復節の日にパフォーマンス的に行うものはありますが、一般的にマスメディアや左派団体が扇動している場合を除いて、一般の韓国国民が自ら立ち上がり反日デモをすることはないと見て良いです。」とありましたが、これは大嘘です。韓国人は反日デモに限らず、日常的に「倭奴を殺せ」とか「日本沈没しろ」と言ってます。
そもそも日本の嫌韓デモにおいて「韓国人をぶっ殺せ」という類のシュプレヒコールを叫んだ例は、極めて少ないのです。何故なら、たちまちそういう部分だけが取り上げられて、集中攻撃を浴びたからです。
有田芳生と愉快な仲間たちや日本の大手マスコミは、その部分だけを執拗に何度も何度も取り上げて、更に有田芳生に至っては国会で嘘の質問をして、まるで「行動する保守」のデモでは、そういう類のシュプレヒコールばかりが叫ばれているかのように印象操作していますが、一度でも「行動する保守」のデモの全貌を見たことがあれば、嫌韓デモにおけるシュプレヒコールが「それだけ」や「それがメイン」ではないことがわかるはずです。
もっとも有田芳生と愉快な仲間たちは、「チョッパリはウリを非難してはならない(が、ウリはチョッパリを非難しても良い)」と言い切って憚らない生き物なので、それが嫌韓デモであるというだけで何を言っても、あるいは何も言わなくても、嘘をついてでも貶めようとするでしょうけれど。
そうやって「日本人の美徳」に付け込むのが韓国人の工作における常套手段なのです。しかしそれにも限界があります。日本人は怒らないわけではありませんし、日本人が怒る時は、もう一歩も譲れないというところまで踏み込まれた時です。
すなわち、日本において嫌韓デモが行われるようになったのは、もはや一歩も譲れないと考える日本人が出てきた証拠なのです。
日本で嫌韓デモが行なわれるのを見れば、外国人が「日本は排外主義になったのか」と眉を顰めるのではないかと心配する日本人は多いかもしれません。その心配を恃んでの、有田芳生と愉快な仲間たちや、日本大手マスコミの言動でありましょう。
ですが私は、日本の嫌韓デモを見た外国人が、「日本は排外主義になったのか」などと短絡的に断定することはないと楽観しています。
韓国は、まず世界ではあまり知られていません。そもそも日本でさえ、名前は知っていても地球上のどこにあるのかまでは知らない外国人が珍しくないと聞きます。そこへもってきて韓国は、常に日本に付きまとい、日本の真似をしたり、甚だしくは意図的に日本と韓国を混同させようとしています。
韓国が韓国として自らをアピールすることが少ない上に、何かにつけ日本に擬態するのですから、外国人に知られないのは当たり前です。はっきり言って北朝鮮の方が韓国などより、よほど有名です(悪名ですが)。しかも韓国人を実際に知る人々には、韓国人は共存し難い生き物であることが知られています。
そういう条件の下で「日本で嫌韓デモが盛んに行なわれている」という話を聞いた外国人が、「日本は排外主義になったのか」などと短絡的に考えるとは全く思えません。多くは、「ふーん」と思うぐらいで基本的には無関心でしょうし、いくらか極東アジアに関心がある外国人ならば「韓国人はとうとうあのおとなしくてやさしくて親切な日本人まで怒らせたのか」と思う可能性の方が高いのではないでしょうか。
憤りを露わにするのはみっともない、というのが通用するのは、双方が日本人的美徳を備えている場合に限られます。怒る時ははっきりと怒るのが、国際標準なのです。
日本人が何に怒っているのか、何故怒っているのかを内外に向けて明確に示すためにも、それによって韓国に関する事実を流布するためにも、嫌韓デモは大いに行なわれるべきだと私は考えています。