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歴史を忘却した民族に未来はない

何故か弊ブログに「在特会は、何故新大久保でデモを行なうのか」というご質問を頂戴いたしました。親切に回答しておられた方も多数いらっしゃいましたが、質問者ご自身も仰っておられたとおり、紛れもないお門違いです。

私は、在特会に共感するところはありますが会員にはなっておりません。当然在特会のホームページのコンテンツや構成がどうなっているのかも存じませんし、それをどうにかする立場にもありません。

ですので弊ブログで在特会に関する質問をするのがお門違いなのは当然として、「じゃあ在特会に質問したかったらどうすりゃ良いんだよ!!」と言われても、こちらで確かなご案内を差し上げることは出来ません。

ただ、在特会のホームページにも問い合わせ用のメールアドレスやメールフォームぐらいはあるでしょうし、確か在特会会長の桜井氏はツイッターのアカウントをお持ちです。更にブログも書いておられます。ですので在特会に関する質問は、そちらにされるのが最も適切だと思います。

尚、今回の質問に限りませんが、純粋に疑問を解消したいというお考えでの質問であるならば、コメント欄に書き込むのではなく、月見チャットにお越しになって質問するのが最も手っ取り早いと思います。

月見チャットでは、過去に「朝鮮人のような真似」をする連中が、無作法と無礼と暴言を働いて晒し者になった例が三つほどあるためか、月見チャットで不用意に発言すると、私や常連参加者から頭ごなしに怒られたり、晒し者にされるんじゃないかと思ってる方が多いような気がしなくもありません。

が、日本の社会人として通用する程度の、普通の礼儀と常識を備えていれば、まず怒られたり晒されるようなことはありませんので、どうぞ安心してお越しください。

在特会がどのような意図で新大久保でデモを行なうのかについては、在特会に直接確認したことがありませんので断言いたしかねますが、個人的に「何故嫌韓デモが新大久保で行なわれるのか」ということについては、「在特会の主張の周知に最も効果的な場所が新大久保だからだろう」と思っております。

実際あまりにも効果が有り過ぎて、新大久保でデモをされては困る連中がなりふり構わずあの手この手で新大久保でのデモを妨害しているぐらいですから、大成功と言って良いのではないかと思っておりますw

在特会を始めとする「行動する保守」のデモや活動によって韓国に関する周知活動が奏功しているのは実に良いことだと思いますが、やはりまだ日韓に関する基本的な知識に欠ける日本人の方が多いようで、そういう日本人が有田芳生と不快な仲間たちや反日日本マスコミの印象操作のターゲットになっているような気がする今日この頃です。

例えば、「何故韓国人はあんなにも日本を憎んでいるのか」ということについて、「かつて日本が武力で韓国を蹂躙したからだ」と思っているのは、韓国人だけではなく日本人にも結構いるらしいのです。

そういう日本人に、「日本が韓国に武力侵攻したというのは、いつのどういう話か」と聞けば、たいていの人がしばらく目を泳がせて、「白村江?」とか「秀吉?」などと言います。中には「第二次世界大戦?」と言う人もいるようです(ちなみに第二次世界大戦中の韓国(朝鮮)は、日本です)。

戦後日本の教育では、歴史の授業で愛国心を涵養することはまずありません。そのためか、ひたすら年代と人物と出来事を丸暗記するのが歴史という教科だと無意識に思ってる日本人は多いのではないでしょうか。別に歴史の授業で愛国心を涵養しなければならないとまでは思いませんが、あえて愛国心の発露を妨げるような教え方も、正しいとは思えません。

おまけに日本では、近現代史が大変に疎かです。江戸時代までは大変熱心にやるのですが、明治に入る頃には学年末が近付き、大正などはほとんどスルーに近く、昭和以後はバタバタッと年表を覚えるばかりです。

ちょうどその近現代史の部分で、現在の日本と韓国(≒朝鮮)との確執の一因を見ることが出来るのですが、戦後日本の学校教育ではその部分を極めて端折って教えているために、韓国人が日本を憎む理由についても、その欺瞞性についても、全くわからない日本人が多いのです。

まず近現代において、日本と韓国は一度も戦争をしたことがありません。しかし過去記事でご紹介したことがあるように、日本が韓国(朝鮮)に武力侵攻したという強烈なイメージが、今の韓国人にはあります。

近現代史に疎い日本人は、韓国人のこのイメージに引きずられる例が少なくありませんが、実は韓国人のこのイメージは、概ね朝鮮戦争のイメージだったりします。

それは、先だってフランス遠征した「いわゆる従軍慰安婦」婆さんがぽろりと「朝鮮戦争当時 日本軍に無惨に踏みにじられて悔しい思いをさせられた」と言ってしまっており、それをウリナラチラシが、何の疑問もなく記事にしてしまっていることからも、まず間違いないでしょう。

韓国人がそうやって歴史をビビンバにするのは、彼らが日本を憎む理由が、歴史的事実に根ざすものではないという証左でもあります。ぶっちゃけ韓国人は、歴史などどうでも良いのです。とにかく日本が悪いと言い、日本を憎むことを正当化出来るのであれば、それが嘘でも虚構でも構わないのです。

そういう韓国人のマインドに日本人が引きずられるのが、日韓間の歴史問題における齟齬や混乱の要因のひとつであるのは確実です。ですから、日韓の近現代史をきちんと把握し、理解していれば、それだけで韓国人の言いがかりの多くは簡単に論破出来るのです。

例えば、日本が何故日清戦争を行なったのかということを知らない日本人は珍しくないようです。漠然と「中国を侵略するためだったんじゃないの?」と思ってる人が、多分圧倒多数ではないかと思います。

日本が何のために清と戦ったのかは、日清戦争の講和条約である下関条約の第一条に明記されておりますが、日清戦争が何故起きたのか、何のために日本は清と戦ったのかを知らなければ、その十年後に何故日露戦争が起きたのか、何のために日本はロシアと戦ったのかもわかりません。

余談ですが故司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」では、その辺りは意図的にぼかされていたようです。もっとも司馬遼太郎氏自身は執筆のための資料を繰る内に否応もなく事情を熟知することになったようで、その後何度も「日韓併合は算盤に合わぬことだった」という類の発言をしていたと記憶します。

さておき日露戦争の経緯を知らなければ、何故その後日本が朝鮮を併合するに至ったのかも、まるで意味がわかりません。

歴史は、起きた出来事の断片が集まったものではなく、時間を縦糸に、数多くの人々の生涯の軌跡を横糸に織られた織物であり、一瞬も途切れず連綿と続く壮大な流れなのです。その流れを無視し、断片を寄せ集め、好き勝手に組み立てて新たな物語を作ることは、虚構の創作以外では許されません。

この「流れを無視し、断片を寄せ集め、好き勝手に組み立てて新しい物語を作る」というのがまさに韓国における歴史であり、日本人をその虚構の歴史観に引きずり込むことが、韓国人の対日工作のひとつなのです。

韓国人自身が発した「歴史を忘却した民族に未来はない」という言葉は、そのまま韓国人へのブーメランになっておりますが、日本人もそれを嗤っている場合ではありません。

図書館や本屋を回らなければ情報や資料が得られなかった昔と違い、今はネットを使って居ながらにしてかなりの情報や資料を見る事が出来ます。韓国人の対日工作に対抗するためにも、まずは今一度、日本の近現代史を紐解いてご覧になってはいかがでしょうか。



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