日韓は相互に不幸な存在
個人的には、韓国がどこまで突っ張り続けられるかを見てみたかったのですが、日本だけを相手にするならともかく、アメリカにまで逆らう根性は、韓国にはなかったと見えます。そうでなくともこのところ威信低下気味のアメリカです。わざわざ日韓の仲介役を買って出てやったのに、韓国が意地を張ってそれを無碍にすれば、更なる威信低下は必至です。そうなればアメリカがマジ切れしても不思議ではありませんw
今回の日米韓首脳会談では、日韓問題には触れないということになっているようですが、韓国は「約束」を守らないのが「お約束」です。どうせ素っ頓狂なことを言い出すでしょう。そうなればネタゲットだぜと内心皮算用をしていることは内緒です。
さて、今月25日に行なわれるという日米首脳会談が今後の日韓関係にどのような影響を及ぼすかを楽しみにしつつ、毎度おなじみのグダグダ韓国考察をしたいと思います。
世界には、韓国人と同じ程度や、それ以上に素っ頓狂な人種や民族は珍しくないといいます。私もその意見を否定するつもりはありませんが、だからと言って韓国人の素っ頓狂を免罪したり許容する気にはなれないという話は、これまでにもしたことがあります。
今回はこれを一歩進めて考えてみました。
韓国人は確かに素っ頓狂です。ですが世界の人々はおそらく、日本人ほど韓国人の素っ頓狂さを気にしてはいないでしょう。それどころか日本人だって、つい最近まで、韓国人の素っ頓狂を全然気にしていませんでした。
それはひとつには、韓国人という生き物について関心がなかったからです。関心がなければ、その対象は存在しないのと同じです。
韓国人、というか朝鮮人によく似た人々ということで、アルメニア人が取り上げられることがあります。アルメニア人の素っ頓狂さは、韓国人のそれと通じるところがあるようです。ネットで調べてみると、ほうほう、なるほどと思うことは確かにあります。
ではアルメニアやアルメニア人について、韓国程度に調べてみようと思うかと言えば、それは全く思いません。アルメニアが地球上のどこにあるのかさえ、興味がありません。国名の語感的に、多分トルコかその辺りにあるんじゃないかなあと思うぐらいで、それ以上調べてみようとは思いませんし、仮に調べても頭に入らないでしょう。
何故韓国人の素っ頓狂さだけが、これほどまでに日本人の関心を引くのでしょうか。それはひとえに、韓国人の意識が日本に向いているからに他なりません。
仮にそれが好意や善意であっても、日本人に向けられた韓国人の意識は、日本人にとって害となることがあります。ましてやそれが、明確な敵意や悪意であれば尚更というものです。現在の日本における、悪い意味での韓国に対する関心の高まりは、それに対する危機感と警戒心が大きいと言えるでしょう。
ではもし韓国が、中国の内陸部にあったとすればどうだったでしょうか。あるいは、中国の内陸部には少数民族による自治区や自治州がたくさんあります。その中に、韓国人程度に素っ頓狂な民族も、もしかしたらあるかもしれません。中国も反日教育を行なっていますから、それらの民族の敵意や悪意が日本に向いている可能性も、決して否定出来ません。
でもそういう話は全く聞こえてきませんし、仮に聞こえても「へー」で終わるでしょう。日本人にとって韓国が危機感や警戒心の対象なのは、近くて、渡航が容易だからということがあまりにも大きいと言えます。
それを逆に言えば、韓国人の素っ頓狂さは、日本があまりにも近く、且つ容易に渡航可能であるがために増幅されている部分があると言えるのではないでしょうか。
日本にとって韓国が近くにあることが不幸であることは言うまでもないことですが、韓国にとっては幸運だったという側面は確かにあります。しかしそれは物質的な面だけであって、精神的及び民族的には、日本が近くにあるということは韓国にとっても不幸なことだったのではないでしょうか。
そう考えてみれば、距離的には韓国とほぼ同じ位置にあり且つ同じ言語を話す同民族である北朝鮮人が、物質的には貧しくとも、精神的及び民族的には韓国人よりもずっと安定しているように見えるのは、日本と交流がなく渡航も容易ではないためかもしれないとも思えます。
だとすれば、やはり日本と韓国が発展的に関係を解消し、相互に交流を断っていくことは、ひとり日本のみならず、韓国の精神的民族的幸福にも大きく寄与することになるのではないかと愚考する次第です。