fc2ブログ
管理画面

稀少種は鑑賞用

徒然草に「花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものかは」という有名な一節がありますが、今の時期、桜の枝先がほんのり淡紅色を呈しているのを見ると、これから咲くであろう桜花への予感と期待は、満開の桜を見て抱く感慨に優るとも劣りません。

あと数日もすれば、ほろほろと桜の蕾が解け始めるでしょう。まもなく春本番です。

さて、日本人から見ると、韓国人は疑う余地のない反日ですが、韓国人にその自覚は極めて薄いということは、これまでにも何度かご説明しております。彼らにとって反日とは、既に常識であり良識だからです。

即ち、日本を非難したり批判することは、常識と良識を備えた韓国人であれば当然のことなのです。逆に言えば、日本を擁護したり、ましてや日本の主張に理解を示したりする者は、韓国ではどんなに高い学識を備えた者であっても、その時点で非常識な無法者ということを証明することになります。

韓国にも、日本を擁護したり、日本の主張を理解する者がいないわけではありません。というか、実は結構います。ですが彼らは、絶対に表立っては出てこないということは、これまでにも何度か述べました。

では、そういう韓国人が、高い地位にあればどうかという質問を頂戴しました。

周知のとおり、韓国人は上下や優劣といった関係を重視します。だから上位あるいは優位にある者が日本を擁護したり理解を示して見せたりすれば、下位劣位にある韓国人は雪崩を打ってそれに従うのではないかというご意見です。

しかし私はそのご意見に頷くことが出来ませんでした。何故なら、例えばもし韓国大統領が親日的な発言や政策を行なえばどうなるかが、容易に想像出来るからです。

おそらくは、たちまち大統領に対する糾弾の輿論が噴出し、夜毎ロウソクを持った市民が街を埋め、北朝鮮の工作員が嬉々として反政府運動を煽動するでしょう。大統領が自ら発言を撤回し、政策を中断し、国民が満足するだけの釈明と謝罪を行なうまで、大統領府は機能を停止せざるを得なくなることでしょう。

日本を「絶対悪」と定義する彼らにとって日本擁護は、キリスト教の信者が悪魔を擁護するのにも等しいとも言えます。

キリスト教の牧師や神父が、ある日突然、「悪魔を理解し、信奉せよ」と説き始めればどうなるかを想像してみてください。その牧師や神父が、それまでどれほど信者の崇敬を集めていたとしても、「悪魔を理解し、信奉せよ」という主張を行なうことによって、それまでの崇敬は一瞬にして崩壊し、その反動は最悪の場合強烈な憎悪となってその牧師や神父を襲うことになるでしょう。

韓国の指導者による親日主張がもし実際に行なわれれば、それに近いことが起きるだろうと私は考えています。

ですから、どんなに上位優位に在る韓国人であっても、いや上位優位に在れば在るほど、おおっぴらに日本を擁護したり理解を示したりすることは出来ないでしょうし、ましてやそれを韓国社会全体に受け入れさせることなど、普通のやり方では不可能です。

もしどうしてもそれをやるとすれば、国民の抵抗力を完全に奪った上で、恐怖と抑圧を以って無理やり従わせるしかありません。

しかし、国民から抵抗されることがなくなった韓国人指導者(あるいは独裁者)が、あえて親日思想を国民に説くなどということがあり得るとも思えません。

つまり韓国が韓国人あるいは朝鮮人の治める国である限り、韓国から反日が消滅することはあり得ず、また韓国人の中から日本擁護や日本に対する理解を説き広めるカリスマなどというものが出てくることもあり得ないと考えるのが妥当ではないでしょうか。

韓国が韓国人あるいは朝鮮人の治める国でなくなればあるいはということならばあり得るかもしれませんが、そうなった場合、その国は韓国とは言わなくなるのではないかということがまずひとつと、「日本擁護」や「日本に対する理解」を条件とした、韓国人ではない韓国社会の指導者像を想像すると、「併合おかわり」というとても嫌な想像しか浮かびません。

匿名であれば日本に理解を示し、日本を擁護する韓国人は今でもそれなりに存在しますが、彼らは謂わば観賞用です。

彼らが韓国に向けて何らかの作用や影響を及ぼすことが出来るなどという期待は一切しない方が、日本としては道を過たないのではないかと考える次第です。



人気ブログランキング FC2ランキング

本日もクリックありがとうございます<(_"_)>
スポンサーサイト




月見櫓 韓国 日韓