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日本人が日本人であるためには

桜前線は今どの辺りまで北上しているのでしょうか。この辺りでは桜も満開を過ぎましたが、花冷えのおかげで桜吹雪が降りしきるということもなく、比較的穏やかに花の季節を終えようとしております。

さて国際的に見ても、日本人という人々はかなり評判が良い方です。もちろん、良いも悪いも解釈次第ではありますから、悪く解釈しようと思えばどんな美点も欠点や短所にすることが出来ます(その逆も然りなのは、就職活動で志望動機や自己アピール文を書いたことがある人には、自明のことでしょう)。

それでも、日本人という人々の性質を好ましいと感じる人は少なくありません。

それは実は韓国人も同様だったりします。日本人のイメージを韓国人に聞くと、国際社会で言われているような「勤勉」とか「正直」「親切」といったイメージも、かなりの韓国人が持っております。ただ韓国人の場合、そこへ韓国独自ともいうべき悪く汚いイメージをかぶせていることが多いのです。

そのイメージは多くの場合、韓国人自身の姿を投影したものです。日本人に対して韓国人がそういう複合的な意識を持つ所以は、つまるところ「日本人と韓国人の相性が悪い」ということなのは、これまでに幾度も述べてきました。

どれほど日本人側が譲歩しようとも、どれほど努力して彼らを理解し受け容れようとしても、韓国人側がそれに増長することはあっても、呼応しようとするということはあり得ません。

彼らは日本人側が譲歩すれば譲歩した分だけ押し込んできますし、日本人側の努力は当たり前のことと思っています。日本側が与えれば与えるほど、与えたものを吸い取って肥え太り、与えるものだけでは飽き足らず、私たちの領域を侵食しようとします。

このことは、韓国を知れば知るほど明白になります。日本人が、韓国と韓国人を知れば知るほど嫌いになると言われる理由のひとつと言えるでしょう。

弊ブログではしばしば述べていることですが、そんな韓国と韓国人であっても、地球の裏側にあればさほどの問題ではありません。

世界中に、韓国人に比肩し得る素っ頓狂民族や国家は存在し得ます。しかし、韓国人についてあげつらったり観察したりするように、そういう民族や国家を、いちいち取り上げてあげつらったり観察したりはしません。

それは何故かというと、そういう人々は私たち日本人と関係や接点がないか、極めて希薄だからです。逆に言えば、韓国人をあげつらったり観察したりするのは、日本と韓国が濃厚に接触しているからなのです。

日本人は、身びいきを抜きにしても美点の多い人々です。しかし韓国人が絡む場合、その美点の多くは弱点となります。

日本人が韓国人と接点を持ち続けるならば、日本人としての美点をかなぐり捨てるか、さもなければ 日本人としての美点を持ったまま韓国人に食い物にされて、日本人の存在そのものを危うくするかの二択しかありません。

そのどちらも嫌だというのであれば、残る道は韓国人との接点を限りなくゼロに近づけるしかないのです。

美味しいものを食べたい時に食べたいだけ食べて、運動もせず、健康を保ちながら太りたくないという人がいれば、誰だってそれは無理と思うでしょう。日本人が、韓国人との友好を促進しながら、且つ韓国人に侵食されることなく、しかも日本人としての美点を維持し続けるというのは、そう願うことに近いものがあります。

ひとつの望みをかなえるためには、手放さなければならない望みというものがあります。自分の抱くあらゆる望みが、万全にかなえられることを期待するのは全ての人々に共通することでしょうけれど、更にそれを当然と考えるのは韓国人の特徴です。

現実問題として、あらゆる望みが万全にかなえられるなどということはあり得ません。その結果として、韓国人は「恨」を抱え、「恨」によって韓国人は更に歪んでいくというスパイラルにはまっています。

対する日本人には、「諦」という知恵があるはずです。以前にも書いたことがありますが、「諦」とは自暴自棄になることではありません。物事を明らかに見て、正しい知恵をもって正しい判断をすることです。

出来ることはやれば良いし、やるべきです。しかし人間には、どれほど努力しても出来ないことがあります。やるべきではない努力もあります。それを悟り、無駄な努力で人生を浪費しないための知恵が「諦」なのです。物事を正しく見聞き考えた上で、無理なことは無理と悟り、無理な道に拘泥せず、別の道を模索することで、人間は前に進んでいくことが出来ます。

日本人としての美点を維持しながら、韓国人との友好を構築することは、少なくとも日本人側の努力だけでは絶対に不可能です。

では韓国人側が自ら日韓友好のために努力するかと言えば、日本人と韓国人の日韓友好観がまるで異なるために、それも絶対に望めません。日本人の日韓友好観を韓国人に持たせることは、犬に代数を解かせるよりも更に困難でしょう。

ならば選択肢はふたつしかありません。

日本人が日本人らしさを損なうことを前提として日韓関係を維持継続するか、さもなければ日本人が日本人らしさを守るために、日韓関係を可能な限り断絶するかのどちらかです。

日本人が日本人らしさを保ちつつ、韓国との善隣関係を築くなどということは、韓国人が変わらない限り夢物語でしかありません。韓国人が変わることを望むのは、チンパンジーがシェイクスピアの一節をタイピングするようになるよりも、なお薄い望みです。そのことに気付き始めた日本人が増えたことが、昨今の日本における嫌韓気運の所以でしょう。

しかしいまだに、夢を見続けようとする日本人も少なからず存在します。美しい夢の中が心地良いことは私もよく知っていますが、永遠に眠り続けるのでなければ、いつまでも夢の中に安住することは出来ません。

日本人が日本人であるためには、日韓関係を諦める必要があるということを、夢見る日本人にも周知したいと思う今日この頃です。



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