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戦い方は人それぞれ

一言で嫌韓と言っても、実に多様です。実体験として韓国人との関わりを持ったがために嫌韓になった人もいれば、報道やネット、書籍などの情報だけで嫌韓になった人もいます。

実体験に基いて嫌韓になったという人でも、子供の頃、近所の在日や朝鮮学校の生徒との抗争が原体験という人もいれば、大人になってから仕事や近所づきあいで韓国人と関わったことから嫌韓になったという人もいるでしょう。

ネットによる韓国体験にも、日韓翻訳チャットや日韓翻訳掲示板のように、日韓双方向からの直接応答が発生するものもあれば、某巨大匿名掲示板やそのまとめブログなどで見る間接的情報を鵜呑みにしているだけの人もいます。

また嫌韓のレベルも様々です。当然、考え方や感じ方も人によって違いますし、立場や対人関係も千差万別です。

最近はさほどでもないようですが、一年ほど前には盛んに在特会等の「行動する保守」団体による嫌韓デモが行なわれ、それに対する批判が噴出していました。「ヘイトスピーチ」という言葉が盛んに言われるようになったのも、その頃からです。

韓国語は、世界で一番罵倒語が豊富な言語です。韓国では、どれほど他人を酷く罵れるかの優劣を競う習慣でもあるのか、最も酷い(=優れた)悪罵を吐いた人は、周囲の人々からの共感や賞賛を集められるようです。

ですから韓国人は、知っている限りの語彙を総動員して、更にそれらをマジェマジェにして、日々凄まじい悪罵を考案し、実際に使用しています。韓国ではどんなに凄まじいヘイトスピーチも、その対象が「ウリ」でなければ、さほど問題にされません。もしその対象が日本ならば、絶大な共感と賞賛を集めるでしょう。

対する日本語は、罵倒語のバリエーションが非常に貧弱です。数少ない罵倒語も、韓国語のそれらと比較すれば実におとなしく上品です。かつての「行動する保守」による嫌韓デモで問題になった「ヘイトスピーチ」とやらでさえ、韓国の反日デモで叫ばれる悪罵と比べれば、圧倒的におとなしく上品と言えるでしょう。ただ、たいていの日本人は韓国語を解さないので、その事実を知らないだけなのです。

前述したとおり、日本では酷い罵詈雑言を吐けば、言われた者より言った者の方が非難や軽蔑の対象になりますが、韓国では酷い罵詈雑言を吐けば、言った者は共感と賞賛を得られます。ですから日本語の罵倒語が発達することは今後もないでしょうし、韓国語の罵倒語は今後もより強烈で攻撃的で卑劣なものが考案され増え続けるでしょう。

そういう相手に、おとなしく上品な日本人的非難や罵倒は通じません。韓国人に理解させるためには、韓国人にわかるやり方でやる必要があります。

「行動する保守」団体が、何をどこまで考えて「ヘイトスピーチ」と呼ばれるような罵詈雑言を使っていたのかまでは、「行動する保守」団体の中にいない私は知りません。ですが結果的に「行動する保守」団体による嫌韓デモが韓国人に通じ、一定のダメージを与えたことは事実です。

デモは「示威」であって、「自慰」ではありません。通じさせたいと思っている相手に通じさせなければ意味がないのです。そういう意味では、「行動する保守」団体が「ヘイトスピーチ」と非難されるような言葉を使った意図がどうであれ、結果は成功だったと言えるでしょう。

それによって「行動する保守」団体にもダメージがあったのではないかと言う人がいるかもしれません。「行動する保守」だけではなく、日本人全体の品格も損なったのではないかと言う人がいるでしょう。

ですが戦いとはそういうものです。自分は全くダメージを被らず、相手にだけダメージを与えるような戦いなどありません。古来より「肉を切らせて骨を断つ」という言葉があるではないですか。

もちろん、全ての人がそういう戦い方をするべきとまでは言いません。向き不向きもあります。覚悟と確信がなければ、そういう戦い方は出来ません。

中には、戦いそのものが嫌だと言う人もいるでしょう。しかし残念ながら、日本は既に韓国の仮想敵国であり、現実的に韓国人はさまざまな形で日本に工作を仕掛け、攻撃を画策しております。戦わないのであれば、日本人は自動的に敗者となるだけです。

上下や優劣でしか対人関係を理解出来ない韓国人相手に敗者となるということはどういうことなのか、想像力を働かせてください。もし想像出来ないのであれば、スポーツなどの日韓戦で日本が負けた際の韓国人の反応を、ネットで良いので調べてみてください。

もっとも日韓の現状は、表向きにはまだ交戦状態ではありません。実際の戦争になれば、戦い方にも指揮や統制が必要になるでしょうけれど、今の段階では戦い方は人それぞれで良いと思います。戦っている人を応援するのもまた、ひとつの戦い方と言えるでしょう。逆に言えば、「戦っている人の足を引っ張ること」は、相手側に立った戦い方と言えます。

日本と韓国、どちらの立場でどちらに向かって戦うつもりなのかを、少なくとも嫌韓を自認する日本人は、自覚する必要があります。今はその自覚に基いて、それぞれが自分なりの戦い方を選べば良い時期なのではないかと私は考えております。



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