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韓国旅行の楽しみ方

いよいよゴールデンウィークに入り、海外旅行に出掛けるという方も多いのではないでしょうか。中には、韓国旅行を計画しているとか、既に韓国に旅行中という方もいらっしゃるでしょう。

韓国旅行については、以前から申し上げている通り、個人的にはお勧めしません。お勧めしない理由は、私が嫌韓だからではなく、先般のセウォル号沈没事故が象徴するように、韓国は安全・危機管理面に重大な問題がある国だからです。

上っ面だけなら、韓国は先進国然としています。

近未来的な高層ビルが立ち並び、広い舗装道路には車が溢れかえっています。人々は一見瀟洒に装い、誰もが携帯電話どころかスマートフォンを手にしています。インターネットの普及率や速度を誇り、自らIT強国とさえ名乗っています。

ですが、見る人が見ればそれらは彼らの精一杯の虚勢であることがわかります。背伸びどころではありません。電信柱の上で竹馬に乗っているようなものです。ほんの少しでもバランスを崩せば、たちまち真っ逆さまです。しかもその際、彼らは他人を巻き込むことを躊躇しません。どころか積極的に、自分の身代わりにしようとさえします。

彼らが期せずして起こす事故だけが問題ではありません。彼らが期して起こす事件や、事件と言うほどではない小さな、しかし当事者になれば不快で面倒な事態に巻き込まれることも少なくないのです。その上日本人に対してならば、彼らは何をしても免罪されるべきと考えています。

旅行目的が探検や冒険であり、事前に万全の対策と準備を整えた上での旅行であるならば、韓国旅行もそれなりに意義があるものになるかも知れません。しかしそれがもし普通の観光旅行であれば、韓国はあまり価値のある旅行先とは言い難いでしょう。

旅行目的と言っても、人によって様々です。金に糸目をつけず、最先端の設備と洗練されたサービスを堪能する旅行もあれば、可能な限り予算を切り詰め、現地の人々と直接触れ合い、その地の空気にどっぷりと浸りきることを楽しむ旅行もあります。

そこまで両極端な旅行ではなく、そこそこの予算のパッケージツアーを選択するという人は、圧倒多数でしょう。そこそこのパッケージツアーを選択する人は、そこそこの宿とそこそこの食事が提供され、無理のない旅程と、その旅程をスムースに消化するための手配が確実に行なわれていることを期待すると思います。

韓国という旅行先は、この三種類の旅行スタイルのいずれにも不適当です。

まず韓国には、超の付く一流ホテルがありません。一流ホテルならばかろうじてありますが、「金に糸目をつけない」と言う人が満足するようなホテルとは言い難いのです。

更に「洗練されたサービス」の提供が、韓国では極めて難しいのです。どんなに訓練しても、「洗練されたサービス」を身に付けることが出来る韓国人は、極めて稀でしょう。

サービスは、ある意味チームプレーです。ホテルならば、支配人やフロントマンだけが洗練されたサービスを身に付け、提供出来れば良いというものではありません。ポーターやルームメイド、普段客前に出ることのないメンテナンスに至るまでが「洗練されたサービス」の意識を持っていなければ、客には「洗練されたサービス」を提供する超一流ホテルとは認識されないものです。

そのためには、表に立たない下支えの人々も、自分が超一流ホテルの洗練されたサービスを身に付け提供する一員であるという自覚と誇りを持つ必要があります。

ところが、韓国では下支えの人々がそういう自覚と誇りを持つことは出来ません。表に立つ人々は、(下手をすれば客を見下しかねないほどw)尊大なのですが、下支えの人々は表に立つ人々に蔑まれ、当人たちもその蔑みを当然と思い卑屈になっています。そういう人々が、誇りを持つことなど不可能です。

これは運輸機関でもそうです。先だってのセウォル号沈没事故を引き合いに出さずとも、韓国における交通機関の安全性や安定度は低いのは、目立つ部門の人は激しく偉ぶり、そうでない部門の人は徹底的に蔑まれ、卑屈になっているためとも言えます。

韓国でKTXが開通して間もない頃、日本の鉄道マンがKTXを見学しに韓国へ行った話を読んだことがあります。日本の鉄道マンが何より驚いたのは、韓国のKTXの運転士が極めて尊大に振る舞うことと、駅員や整備や保線といった、運行を支える人々が極めて卑屈に振る舞うことだったといいます。

列車は、運転士が運転するだけで運行出来るわけではありません。駅員や整備や保線が万全の仕事をしてくれなければ、スムーズな運行は望めません。事実、韓国では鉄道の運行は必ずしもスムーズとは言えません。

韓国が金にあかせた大名旅行を望めない国ならば、バックパックツアーのようなチープな旅行が楽しめる国かと言えば、それも無理です。何しろ韓国は物価が高いのです。

韓国は、交通費だけは安いと言われていますが、まず空港と市内を結ぶ空港バスは、ふざけるなと言いたくなるほど高いのです。

韓国のタクシーは、高校生が通学に使うほど安いと言いますが、外国人ならばボッタクリに遭う恐れがあります。路線バスは確かに安いのですが、ハングルが読めて、且つ韓国語が理解出来て、更にその地域の地名に詳しくなければ行き先表示も路線図も理解出来ません。鉄道系は、比較的安くて利用しやすいことはしやすいでしょう。ただし、安全面で疑問があるのは、前述したとおり韓国における全ての交通機関に共通することです。

旅の楽しみのひとつに、食事があります。旨い不味いはさておき、韓国の食事の価格は、店にもよるので一概には言えませんが、日本語や英語が通じる店ならば決して安くはありません。日本人向けメニューのある店ならば、日本人向け価格(二重価格)を設定していることもよくあります。

また食事に関しては、サービスの一環というよりは基本事項になりますが、日本人と比べると韓国人の衛生観念は極めて低いことも留意する点のひとつになるでしょう。腹を下す程度で済めばまだしも、韓国の国民病とも言われる肝炎に感染させられたら、一生もののダメージになります。

宿は、安ければ安いほど危険です。物や金を盗まれるだけではなく、身体的な危害を加えられる恐れも小さくありませんし、火災や崩落等の、施設の安全性の問題もあります。

そこそこの価格のパッケージツアーで、それなりの旅行を楽しむというのも、韓国の場合は果たして価格に見合った旅行になるかどうか疑問です。韓国のサービスの類がそろってイマイチなのは前述したとおりですが、名所旧跡なども、その多くは粉飾され、元の趣きを失ってしまっています。良い例が2008年に焼失し、2010年に再建された崇礼門(通称南大門)です。

金を掛けても掛けなくてもそこそこ掛けても、韓国への旅行は一般的な旅行の楽しみを満足させるものとは言い難いのです。ですから、もし韓国へ行くならば、一般的な旅行の楽しみを一切期待せず、韓国ならではの楽しみ方を期待するのが最も適切でしょう。

かつては、韓国旅行と言えばキーセンツアー、即ち買春旅行のことでした。その道徳的是非はともかくとして、韓国への旅行目的としては適切なものだったと言えます。

しかし現在の韓国では、売春は違法となっています。もちろん、違法だからと言って韓国で売買春が行なわれていないわけではありませんが、わざわざ韓国へ行って違法行為を働かなくても、東京の鶯谷を始め日本国内で買える場所がいくらでもあります。何しろ一説によると、日本における韓国人売春婦の数は五万人を数えるというぐらいですから。

となれば、残る韓国旅行の楽しみ方と言えば、後は酔狂な韓国ウォッチャーの好奇心を満たすツアーぐらいでしょう。弊ブログで言う韓国の「薄くて浅くて上っ面」と、その一皮下の彼らの素顔を垣間見るという目的であれば、韓国はそれなりに楽しめる国かもしれません。

ただしそんな目的で、わざわざ旅行代金が高いゴールデンウィークに韓国に行くというのは、あまりにももったいないという気はやはり拭えませんが。



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