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遠ざけよ、しかし忘れるな

前回記事で私の周辺の人物を引き合いに出したところ、コメント欄で何やら物議を醸しているようです。

前回記事で私が言いたかったのは、その人が朝鮮人のような真似をするということも多少はありますが、それよりは、「(他人の間違いや失敗を)注意することを楽しんでいるだろう」と言われることについて、「全くそんなことはない、むしろ激しくうんざりしている」ということだったのです。しかしながら弊ブログの性格上、引き合いに出した人物が朝鮮人のような真似をすることを特に問題視していると思われてしまったようで、これは私の不明でした。ここに改めてお詫び申し上げます。

なお前回記事で引き合いに出した人物について、アスペルガーではないかというご意見がありましたが、私はADHDではないかと思っておりました。もっとも、当人に直接聞いたところ、それは明確に否定されております(その人が「注意欠陥・多動性障害」という言葉の意味を知らなかった可能性もありますがw)。

次いで、曽祖父の世代に朝鮮人が入っているという方からコメントを頂戴いたしました。お気持ちはお察しいたしますが、弊ブログで何度も述べている通り、「朝鮮人のような真似」は実際の血統や国籍に関わらず、あらゆる国、あらゆる民族、あらゆる人種で現れることがしばしばあります。

人間の脳には「爬虫類の脳」と言われる、極めて原始的な活動を司る部位が存在するわけですが、「朝鮮人のような真似」というのは、いわばその部位に支配された結果の行動と言えるかもしれません。

加えて「純粋な日本人」をどのように定義するかという話もあります。例えば、「ゆかり発言」で有名になりましたが、桓武天皇の母である高野新笠は、百済の武寧王の10世孫と言われております。それをもって天皇陛下は純粋な日本人ではないということになるでしょうか。更に言えば、桓武帝を祖とする平氏(桓武平氏)の流れを汲む日本人は少なくありませんが、その人たちは純粋な日本人ではないのでしょうか。

そこまで有名な家柄でなくても、外国人の血統が入っている日本人は、さほど珍しくありません。そもそも日本で人類が発生していないという事実がある限り、全ての日本人の祖先は日本以外のところから渡り来た人々です。「一滴でも外国人の血が入っていれば、純粋な日本人ではない」と言うのであれば、「純粋な日本人」自体が存在しなくなります。

問われているのは本能的な欲求や衝動(爬虫類の脳)を理性(人間の脳)でコントロール出来るかどうかであって、それが出来ていれば血統や国籍に必要以上に縛られる必要は、私はないと考えております。ましてや四代前の祖先に一人朝鮮人がいたからと言って、それをもって自分は純粋な日本人ではないなどと考える必要は全くありません。それでもどうしても気になると仰るならば、「私たちの曽祖父の世代の朝鮮人は、日本人である」という事実を思い出せば良いかと存じます。

さて、昨今の日本ではとみに嫌韓気運が高まっており、書店では嫌韓専門のコーナーが出来るほど雨後の筍のように嫌韓書籍が出ております。

日本では、過去に幾度も韓国ブームと呼ばれるものがあり、その最大のものは皆様のご記憶にも新しい韓流捏風だったわけですが、その収束と入れ替わるように嫌韓気運が高まったのは、決して偶然ではないでしょう。つまりは、韓国が「知れば知るほど嫌いになる国」ということが実証されたわけです。

問題はやはり今後でしょう。私も長年ブログを書いておりますが、既に言わなければならないこと、言いたいことは言い尽くし、乾いた雑巾を絞るが如きの状態です。

それでも書き続けているのは、既に何度も述べている通り、ここに書いた韓国が過去のことではなく、今も、おそらくこれからも変わらない存在であろうことを示し続けるためです。

現在の嫌韓気運の高まりに伴う嫌韓書籍の出版ラッシュは、嫌韓としては大変に歓迎すべきことです。出来ればこれに便乗して、私にも出版オファーが来ないかななどと欲どしいことを考えなくもありませんw 

ただ、書く人は変わっても、書かれる対象は変わりません。しかも薄くて浅くて上っ面です。掘り下げてもたちまち底にぶち当たります。しかも、内容は嫌悪を催すものばかりです。

人間の心理として、嫌悪を催すものは遠ざけたいと考えるのが普通ですから、一通り韓国についての知識を得て、韓国が嫌悪を催さざるを得ないものという認識が成立すれば、韓国を遠ざけたいと考えるようになるのは自然な流れでしょう。

すると今度はどういう現象が起きるかと言うと、韓国が嫌悪を催すものであるという事実の忘却です。

嫌悪を催すものをいつまでも記憶に留めたり意識したりするということは、なかなかに難しいことです。ましてやそれを遠ざければ、尚更にその存在は記憶から失われやすいでしょう。韓国が嫌悪を催すものという認識は、韓国の薄くて浅くて上っ面をめくってみないと俄かにはわかりません。

逆に言えば、韓国の薄くて浅くて上っ面「しか」見ない人には、韓国が何故嫌悪を催すものなのかということを理解してもらえないのです。

日本人に「韓国は嫌悪を催すもの」という認識が定着したとしても、「何故韓国が嫌悪を催すものなのか」ということが忘却されれば、必ず韓国の薄くて浅くて上っ面に騙された人や、騙そうとする韓国人による韓国擁護が始まります。日本人の意識から韓国が完全に消え去ったとしても、やがて韓国を「新発見」する人々が現れ、日本に韓国ブームが仕掛けられるというのが、これまでに繰り返されたパターンです。

まことに日本のとって韓国という存在は厄介至極です。近付けば害を及ぼしますが、遠ざければ記憶に残りません。記憶に残らなければ、近付けば害を為す存在ということも忘れ去られ、再び彼らの接近を許してしまいます。

この悪循環を断つには、何故彼らを遠ざけなければならないのかを周知徹底し、且つそれを明確に記録し、たとえ人々の記憶から失われても記録を見れば思い出せるようにすることでしょう。

現在の嫌韓書籍の出版ブームは、今の日本人に韓国を知らしめると同時に、今の日本人が何故韓国を嫌ったのかを、将来の日本人への「記録」として残すことが出来ます。ブームとしては一過性であっても、記録としては長く残るでしょう。

ネットはリアルタイムの情報発信として、紙媒体はその時点の記憶の記録として活用し、「韓国を遠ざけつつ忘れないこと」を実現していくのが、今後の日本の対韓策の課題ではないかと考える次第です。



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