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出遅れ感はありますがw

今朝、家を出た時、今秋初の金木犀の香りが聞こえました。秋もたけなわです。

さて弊ブログの書籍化について、これまでに度々コメントなどでご要望を頂戴しております。私自身、長年書き続けていることもあり、書籍化を望まないわけではありませんどころか、叶うものなら是非にでもという気持ちはあります。

私がこのブログを書き始めた頃にも、今ほどではありませんが嫌韓書籍出版ブームのようなものがありました。昨今の嫌韓書籍は、割合著名な方やマスコミ業界にいらした方が書いていることが多いのですが、当時は無名のブロガーによるものが多かったように思います。

ですから当時は、もしかしたら私のような駆け出し素人ブロガーにも、書籍化のオファーが来るかもしれないと結構ワクテカしておりました。

私がブログを始めた頃、嫌韓・韓国ウォッチ系ブログは今ほど多くはありませんでした。数が少ない分、嫌韓・韓国ウォッチ系というだけで、内容の如何に関わらず良くも悪くもそれなりに目立てたのは確かです。加えてブログを始めてから一年間は、必死で毎日更新しておりました。更新頻度が高い方が、多くの人の目に付きやすいからです。

しかしながら残念なことに、その一年の間に書籍化のオファーが来ることは、全くありませんでした。それはつまり、出版のプロから見て弊ブログの内容は書籍化のレベルにないと判断されたのだろうと観念し、ブログ開設一年後からは不定期更新、要は気が向いた時だけ書き散らかそうと思っていたのですが、ありがたいことに読者の方から更新の催促をいただきまして、現在のところは三日おきの更新に落ち着いております。

それからは弊ブログの存在意義は、内容よりも継続させることだと思い、淡々と更新を続けていたわけですが、そこへ再び嫌韓書籍出版ブームの到来です。眠らせたはずの書籍化願望が疼かないと言えば嘘になります。

弊ブログの書籍化願望については、私自身の自己顕示欲も含まれていないわけではありません。文章を書く者なら誰でも多少は、自分の書いた文章が紙の上で活字になることを夢見るものです。

ただ、自己顕示欲だけが理由であれば、自費出版という選択肢もあります。自費出版にどれくらいの費用がかかるのか詳しくは存じませんが、仄聞するところによると数十万から数百万ほどかかるとか。それだけの費用をはたいてでも満足させたい自己顕示欲なのかと言われれば、そうでもありません。まあ仮にそうであっても、そんな金銭的余裕もないわけですがw

いずれにしても、出版に対する欲求が私の個人的な願望だけのことであれば、諦めはつきます、と言うか、割と本気で諦めています。

ただ、時々コメントで戴く書籍化のご要望にあるとおり、書籍化によるネットを見ない層に対する韓国についての理解の周知と促進については、今も諦め切れない部分があります。

いくらネットが普及したと言っても、また書籍の電子化がどんなに進んでも、やはり紙の書籍の存在感は根強いものがあります。それにモニターに映る文字よりも、紙の上に印刷された文字の方が、何故か説得力を感じるものです。

韓国や韓国人は、わかってしまえば案外単純です。それは丁度手品にも似ています。タネや仕掛けを知らない人が見れば、驚いたり騙されたりしますが、タネも仕掛けも知っている者が見れば、他愛ない茶番でしかありません。

しかし、手品であればタネ明かしをすれば一目瞭然ということが多いのですが、韓国の場合はタネや仕掛けが一言では説明出来ないのが問題です。

日本人の常識では理解出来ないことが、韓国では至って普通にあります。まずそれを理解しないことには、韓国理解の最初の第一歩は始まりません。

しかし「日本人の常識では考えられないことが、韓国では普通にあります」と言うだけで、たちまち「なるほど!」と理解出来るものではありません。大抵の人は「まさか」「それは特殊事例では?」「大袈裟に言ってるだけだろ」と思うでしょう。何しろ当の韓国人に韓国の常識を確認しても、「まさか」「一部を見て全体を判断しないでください」「大袈裟です」と言うのですから。

「日本人の常識では考えられないことが、韓国では普通にある」ということを理解してもらうためには、様々な実例をあげて見せ、更にそれが韓国では今も普遍的に頻繁に現在進行形で見られるものであることを示して見せる必要があります。

それを文章にすれば、大変な量になります。書く方も大変ですが、読む方も楽ではありません。第一、基礎知識が整っていないところに大量の情報を流し込んでも、消化不良を起こすのが関の山です。

ですから、私は韓国や韓国人を説明するには、いきなり大量の情報を一気に押しつけるのではなく、時間をかけて少しずつ理解を進めていくのが良いと考えております。

現在弊ブログには、1300を超える数の記事があります。これを今から全部読めと言われれば、書いた私でさえうんざりします。しかも、かなり気ままに書き散らかしているので、古いものから順に読めば理解が進むという仕掛けにもなっておりません。

ただ記事ごとの文章量は、読むにそれほど苦になるものではありません。また、同じようなことを言葉を変えて述べているものも結構あるので、テーマを揃えて読みやすい量にまとめれば、そこそこわかりやすい韓国理解の手引きになり得るのではないかと自負しております。

韓国について何も知らない人が読んでも良いですし、韓国をある程度知っている人が、更に理解を深める足掛かりに使っていただくことも出来るでしょうし、韓国を知らない人に韓国を説明するための参考資料としても使えるかもしれません。

というわけで、弊ブログの書籍化についてご検討いただける出版業界の方がいらっしゃいましたら、是非前向きに検討していただければと願う次第です。



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