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韓国式宇宙開発

ニュースサイトをウロチョロしてたら、「北朝鮮の風景2014=乗馬クラブや病院など、平壌の最新映像」と題する動画がありました。北朝鮮関連の映像は、概ねヤラセということは分かり切っています。わかった上でネタ動画として楽しむのが、北朝鮮のプロパガンダ映像閲覧時のお作法でしょう。

という訳で、ニラニラしながら見てたのですが、2分16秒過ぎから20秒余りの「平壌郊外の乗馬施設、ミリム乗馬クラブ」という映像に激しく吹きました。

乗馬クラブ紹介のシーン冒頭で誇らしく映し出される騎馬像は、乗馬でもなければ馬術でもありません。明らかに、競馬のそれです。乗馬及び馬術と競馬の何が違うかと言えば、何より騎座が違います。乗馬及び馬術の騎座は、鞍に騎手の座骨をはめ込み、脚を馬体に添わせるように乗ります。騎手の重心は頭の天辺から、座骨、脚にかけて一直線が基本です。しかし競馬では、騎手は鐙を短くして鞍から腰を浮かし重心を馬の首の方に預けた、いわゆる「モンキー乗り」という騎乗法になります。

これは、騎手と馬の接触部を可能な限り少なくして、高速で走る馬の邪魔をしないための騎乗法なのです。馬術でこの騎乗法を用いることは、ないと言い切っても良いぐらいありません。何故なら競馬の騎乗法は、速度を出すために騎手と馬の意思疎通をかなり犠牲にしているのですが、乗馬及び馬術においては、騎手と馬との意思疎通が速度よりずっと重要なのです。

乗馬クラブで競馬の騎馬像をモニュメントにしている例を、私は一例も知りません。はっきり言って今回が初です。この映像に出てくるのが、本当に乗馬クラブであるならば、ですがw

その後に映し出される乗馬クラブ内の風景も、およそ私が知る限り、乗馬クラブとしてはあり得ないシーンの連続でした。まず、騎乗者が騎乗時にヘルメットもプロテクターも付けていないというのは、乗馬クラブとしてはかなり珍しいと思います。

屋外での騎乗シーンは、馬場というよりは走路に見えなくもありません。歩様も、馬術ではほぼ用いない襲歩(最も速度が出る歩様)です。乗馬クラブではなく、競馬のトレーニングセンターと言われた方が違和感がありません。ですが鞍も鐙の長さも騎座も手綱の持ち方も競馬用ではないので、トレセンと考えるのも無理があります。

覆い馬場(=屋根付きの馬場)ではさすがに襲歩ではなく駈歩をしているところを映していますが、映っている全ての馬で屈撓が全く出来ていません。それは騎乗者が初心者なら致し方ないことなのですが、逆に騎乗者が初心者であるなら、最低でも騎乗時にヘルメットは絶対に着用しているはずなのです。馬に乗れば、落馬は必ず経験するものです。特に初心者のうちは落ちやすく、落馬した時、馬に頭を踏まれたり蹴られたりしたら、ヘルメット無しだと即死しても不思議はありません。ですが騎乗者が初心者にしては、自由気ままに乗り回しているのも妙です。

力では、人は馬に絶対勝てません。何しろ相手は一馬力です。馬術の上級者になれば、力ではなく技術で馬を制御出来るようになるわけですが、初心者にはその技術がありません。よって騎乗者が初心者の場合、地上で指導員が調馬索という長い手綱を騎乗者が持つ手綱とは別に付けて騎乗者をフォローするのが一般的ですし、騎乗者が初心者ならば少なくともヘルメットは絶対着用必須です。

つまり北朝鮮の乗馬クラブでは、乗馬姿勢を見る限り上級者に全く見えない人たちが、上級者でも普通はあまりしないような乗り方をしているのです。何と言うか、乗馬や馬術をよく知らない人が、乗馬や馬術をよく知らない人に向けて、乗馬や馬術を宣伝する映像を作ったら、こういう映像が出来上がるのだろうなという映像でした。

乗馬はもともとお貴族さまの嗜みですから、乗馬クラブと言えば、日本でもかなりハイソなイメージがあります。私も昔通っていたことがありますが、人にそう言うと「すごい!金持ちなんですね!」としょっちゅう言われます。「自分の持ち馬でやってる人は確かに金持ちですけど、私みたいに貸し馬でやってるのは、金持ちとはお世辞でも言えませんねえ」と何度苦笑いしたことでしょうか。実際、乗馬をやってるというよりは馬丁をやってるという方が近かったと思いますw

おそらく北朝鮮でも「乗馬=ハイソ」というイメージがあって、「ウリ共和国はこんなにハイソで優雅」ということを強調するための乗馬クラブ映像なのだろうなと思いました。

ただ北朝鮮で、使役用ではなくお遊び用の馬に食わせる穀物があるなら、人民に食わせたれよとは思わぬでもありません。それともあの馬たちには、乾草などの粗飼料類しか食わせてないのでしょうか。あと、馬がほとんど芦毛というのも気になりました、っていうか、あれホントに北朝鮮にある乗馬クラブの映像なんでしょうかね?w などと放っとくといつまでも馬談義をやりかねない筆者で申し訳ありません<(_ "_)>

馬談義と北朝鮮は置いといて韓国ですが、数日前に韓国の来年度予算に、月探査事業の予算が反映されていないという報道がありました。

韓国は、ロシアに作ってもらった羅老号の打ち上げに二度失敗し、三度目でようやく成功させました。成功させたと言っても、ロシアにおんぶに抱っこでどうにかこうにかなのですから、韓国のロケット開発はまだまだこれからのはずです。

ところが韓国は羅老号打ち上げに成功するや否や、「次は月探査機だ」と言い出しましたから、彼らの素っ頓狂には慣れてるつもりの私もずいぶん驚き呆れました。補助輪なしの自転車に昨日やっと乗れるようになった子供が、来年ツール・ド・フランスに出ると言うようなものです。

一体彼らは何を根拠にそんなことが出来ると思っているのかと不思議だったのですが、今回のゼロ予算報道を受けて、過去の関連記事を流し読みしていると、中央日報の「月に太極旗を立てなければならない理由」という記事に突き当たりました。

記事をざっくり要約すれば、月探査ロケットを開発、成功させることで世界に韓国の科学技術力を誇示し、韓国型ロケット(笑)の性能を検証し、商用ロケット市場における韓国の存在感をアピールしたいし、しなければならないし、出来る、と言っているのだと思います。

しかしそのやり方というのが、これまた彼ららしい素っ頓狂さでした。該当箇所を以下に引用します。

結果的に韓国のロケット開発戦略は、世の中にないものを新しく開発する過去の方式ではなく、先進産業国入りした韓国の技術を積極的に活用し、今後の世界宇宙産業拡大に対応した新しい成長動力の土台にしようというものだ。すなわち、費用・時間を抑えるために隣接技術を取り込まなければならず、可能なら先進国との国際協力も引き出さなければならない。

宇宙空間という未知の世界に挑むにあたり、世界の誰もが手探りであるかないかもわからない答えを求めて模索を続けているというのに、韓国人はそれを既存技術や隣接技術で間に合わせ、それで足りなければ他国の技術を引き出せば良いというのです。

これが日韓チャットの生意気な韓国バカ子供の妄想垂れ流しなら、生意気なバカ子供の夢物語と一笑に付せば良いのですが、困ったことにこの記事は韓国航空宇宙研究院長の記名記事なのです。

ホントに彼らに関しては、上の水が濁ってるから、下の水も濁っているということを、毎度毎度痛感させられます。



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