fc2ブログ
管理画面

日韓は最初から友好関係が成立しない相手同士

前回記事で、佳子様関連のネタが記事になるかと思っていたというコメントを頂戴いたしましたが、私にとってはこれも「また言ってる」ネタのひとつで、目新しさも特筆すべきポイントも見出せませんでした。

と言うのも、皇室侮辱ネタは既に2002年に百済書記という形で出ており、今回もそれと全く同じではないにせよ、類するネタとしか私には感じられなかったからです。

日本の皇室は、韓国人にとってどうしようもなく羨ましく妬ましいもののようで、彼らは色んな形で皇室を我が物にしようとします。日本国憲法第一章第一条に「天皇は日本国の象徴」とあるとおり、彼らは天皇及び皇族に触れることで、日本そのものに触れているような気になるのでしょう。

これに関してひとつだけ日本人に周知徹底しておきたいことがあるとすれば、天皇陛下の韓国への行幸は未来永劫、絶対に認めてはならないということです。出来れば、皇族も行くべきではありません。かつて2002年5月に高円宮憲仁親王殿下が日韓共催ワールドカップの開会式に出席するため訪韓されましたが、同年11月、47歳の若さで突然薨去されました。そのあまりのタイミングに、当時韓国ウォッチャーの間では、韓国の瘴気に触れたためだと盛んに噂されたものです。

他には、ユネスコの「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録勧告に対しても、韓国が激しい反発を見せている件について、何故取り上げないのかと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、これも「また言ってる」「ほらやっぱりね」の範疇を出ません。

日韓国交正常化以後、日本は日韓友好の為に打てる手は全て打ち尽くしてきました。と言えば韓国人は必ず反発するでしょう。「日本は韓国との友好を唱えたかと思えば、すぐさまそれをぶち壊すような発言や行動をしてきた」と。

ですが、それは日本側のセリフです。日本が必死で韓国との友好を模索し、そのために日本としては本来不本意なことまで言ったりやったりしても、韓国はそれを一切評価せず、どころかそれを上回る要求を日本に突き付けます。

まさに軒を貸せば母屋を要求されるわけです。たまりかねた日本が「母屋は渡せない」と言えば、韓国は「日本は全く反省していない」と大騒ぎするのです。

これまで弊ブログで何度も「日本の考える日韓友好と韓国の考える日韓友好は違う」と述べておりますが、日本も韓国もそれを失念(あるいは無視)して、同じ「友好」という単語を唱え続けることで、両国が同じものを目指しているように錯覚していたわけです。

これも日韓間ではしばしば散見される「同じ漢字熟語なのに意味やニュアンスが大きく異なる」という類例のひとつと言えるでしょう。

ですからもし本気で日韓友好を実現しようと思うなら、まずはそこからすり合わせを始めなければなりません。まず日本が考える日韓友好とは如何なるものか、韓国が考える日韓友好とはどのようなものかを双方が確認し合う必要があるでしょう。

と簡単に言いましたが、これもまたそんなに簡単な話ではありません。

日本が言う「日韓友好」とは、「日本と韓国が互いに対等に友誼と信頼関係を結び、誠実な交流を行なうこと」であるとすれば、韓国が言う「日韓友好」とは、「日本が何よりも韓国のことを第一に考え、韓国に無条件で忠実に従い、誠実に韓国の便宜を図ること」となるでしょう。

しかしそんなことを正直に言えば、いくら日本でも韓国と友好を構築したいと思うわけがありません。ですから韓国人は絶対にそんなことは言いません。実際日韓チャットでも、日韓友好をそう表現する韓国人は、日本人を怒らせて楽しもうとする極めて一部の反日韓国人だけで、ほとんどの韓国人は日本人が言う日韓友好を「韓国も同じです」と答えるのが常でした。

ですから、日本の有識者や政府要人と会談するような韓国の有識者や政府要人なども、確実にそう答えていたでしょう。

「日韓チャットなんかに出入りするどこの誰でどれくらいの年齢でどんな学識や教養の持ち主かもわからないような韓国人と、韓国の政府や大学に属する有識者を一緒にするな」というのはよく言われることでしたが、韓国に限っては必ずしもそれは当たりません。

韓国では、翻訳チャットや翻訳掲示板に出入りする韓国人の吐くセリフと同じようなものが、非常にしばしば韓国の有識者や、甚だしくは大統領から発言されるからです。

韓国では、常に「模範解答」が求められます。韓国における「模範解答」とは、教科書に書いてあることだったり、誰かすごく偉い人、例えば政府要人や有識者の発言のことです。

基本的に自分をすごく偉い人と思っている韓国人以外は、何か回答を出さなければならないときはこの「模範解答」を引用するのが普通なのです。

日韓チャットに出入りするようなどこの犬の骨かもわからない幼い韓国人学生でも、むしろそうであれば尚更に、自分自身の考えではなく、「偉い人」の発言を受け売るのです。まことに、日韓チャットは韓国を正確に映し出す鏡でした。

では何故、日本との対話において韓国の「偉い人」たちが「自分自身の考え」を述べないのかという疑問を持つ方がいらっしゃるかもしれませんが、これもまた別に韓国人の類例に漏れるわけではありません。

即ち国際社会という、韓国人的に韓国よりももっと上位の存在があるからです。「韓国との友好」を「韓国に無条件で隷従すること」と定義してしまうと、日本以外の国との関係が危うくなることぐらいは、韓国人にもわかっているのです。

日本なら何を言ってもやっても許してもらえると言うか、許すに決まってると韓国は確信していますから、日本に対しては無茶苦茶な主張も平気かつ本気で突き付けてきますが、それ以外の国、殊に中国に対しては、卑屈に媚びへつらうわけです(ただしこれも政府間の話であって、個人間であれば、韓国人は中国人を露骨に軽侮します)。

これもまた韓国の「ねじれ」や「マジェマジェ」の類例のひとつと言えるでしょう。

こういう相手に対等に誠実に対話を重ねても意味はありません。むしろ逆効果です。もし相手にするならば、主導権は全てこちらが握り、こちらの主張を相手が受け容れようが受け容れまいが断固として飲ませ、そのとおりに行動するよう指導・監視し、もし違反すれば厳しく的確に罰する必要があります。

難しく書きましたが、簡単に言えば幼児が駄々をこねたり癇癪を起こした時の対応を行なえば良いだけです。

駄々をこねたり癇癪を起こしている幼児に、理非を説いても脳みそに届くわけがありません。超音波のような不快な金切り声を発しながら、泣き喚き地面にひっくり返ってのたうちまわるばかりです。

そうなった時に、泣き喚く幼児の要求に従えば、幼児は自分の要求が認められない時は、ひっくり返って泣き喚けば良いのだと学習するでしょう。

実際、韓国はそうなりました。

たとえ泣き喚こうと地面にひっくり返ろうと、聞けない要求は断固として聞かないという態度を貫き、たとえ虐待とそしられても、尻のひとつも引っ叩いて、ダメなものはダメということを教えるべきだったのかもしれません。

しかしそれは、「友好」の相手の役目ではありません。保護者の役目です。日本は、かつて韓国の保護者でしたが、今は違いますし、これからそうなる予定もありません。

ではどうすれば良いのでしょうか。

これも、先の例えを応用すれば良いのではないかと思います。

即ち、「嫌なことや要求が叶えられないことがあったとき、超音波のような金切り声を発しながら地面にひっくり返ってのたうち回るような幼児と、【日本人が考えるような】友好関係が築けるか」という自問です。

日本が国際社会から、韓国と同じく「嫌なことや要求が叶えられないことがあったとき、超音波のような金切り声を発しながら地面にひっくり返ってのたうち回るような幼児」であると認められ、そうであることを許されているなら、韓国と対等な関係は構築出来るかもしれません。しかしどう考えても国際社会が日本をそういう風に見ているようには思えませんし、これからそうなるとも思えません。

そう考えると、日本と韓国は最初から「対等な友好関係」が築ける相手同士ではなかったということが、実感としてご理解いただけるのではないかと思う次第です。










人気ブログランキング FC2ランキング

本日もクリックありがとうございます<(_"_)>
スポンサーサイト




月見櫓 韓国 日韓